有効成分情報
セルトラリン塩酸塩
配合薬剤一覧 (41剤)
成分相互作用情報 (45件)
MAO阻害剤
禁忌
機序:セロトニンの分解が阻害され、脳内セロトニン濃度が高まると考えられる。
対処法:発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等の症状があらわれることがある。なお、MAO阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合、また本剤投与後にMAO阻害剤を投与する場合には、14日間以上の間隔をおくこと。
セレギリン塩酸塩
禁忌
機序:セロトニン再取り込み阻害作用があるため脳内セロトニン濃度が高まると考えられている。
対処法:両薬剤の作用が増強される可能性があるので、本剤の投与を中止してから選択的セロトニン再取り込み阻害剤、セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節剤、ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤、選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害剤、マジンドール、メタンフェタミン塩酸塩及びリスデキサンフェタミンメシル酸塩の投与を開始するには少なくとも14日間の間隔を置くこと。
また本剤に切り換える場合にはミルナシプラン塩酸塩は2~3日間、デュロキセチン塩酸塩は5日間、フルボキサミンマレイン酸塩及びベンラファキシン塩酸塩は7日間、パロキセチン塩酸塩水和物、セルトラリン塩酸塩、ボルチオキセチン臭化水素酸塩、アトモキセチン塩酸塩、ミルタザピン及びエスシタロプラムシュウ酸塩は14日間の間隔を置くこと。
ラサギリンメシル酸塩
禁忌
機序:セロトニン再取り込み阻害作用により、脳内のセロトニン濃度が高まるおそれがある。
対処法:セロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、フルボキサミンマレイン酸塩は少なくとも7日間、パロキセチン塩酸塩水和物、セルトラリン塩酸塩及びエスシタロプラムシュウ酸塩は少なくとも14日間の間隔を置くこと。
サフィナミドメシル酸塩
禁忌
機序:セロトニン再取り込み阻害作用により、脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。
対処法:セロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、フルボキサミンマレイン酸塩は少なくとも7日間、パロキセチン塩酸塩水和物、セルトラリン塩酸塩及びエスシタロプラムシュウ酸塩は少なくとも14日間の間隔を置くこと。
ピモジド
禁忌
機序:機序不明
対処法:ピモジドとの併用により、ピモジドのAUC及びC
max
がそれぞれ1.4倍増加したとの報告がある
7)
。
ピモジドはQT延長を引き起こすことがあるので本剤と併用しないこと。
血糖降下薬
注意(重要)
機序:本剤がこの薬剤の代謝を阻害するためと考えられる。
対処法:トルブタミドのクリアランスが減少(16%)したとの報告がある
9)
。
セイヨウオトギリソウ含有食品
注意(重要)
機序:セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)はセロトニン作用を有する。
対処法:セロトニン作用が増強されるおそれがある。
炭酸リチウム
注意(重要)
機序:相互に作用を増強させるおそれがある。
対処法:セロトニンに関連した副作用(振戦等)が増大するおそれがある。
三環系抗うつ剤
注意(重要)
機序:SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増大することがある。
対処法:異常出血(鼻出血、胃腸出血、血尿等)が報告されているので、注意して投与すること。
クロミプラミン塩酸塩
注意(重要)
機序:本剤がこれらの薬剤の代謝を阻害することがある。
対処法:薬剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されるおそれがある。
イミプラミン塩酸塩
注意(重要)
機序:本剤がこれらの薬剤の代謝を阻害することがある。
対処法:薬剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されるおそれがある。
アミトリプチリン塩酸塩
注意(重要)
機序:本剤がこれらの薬剤の代謝を阻害することがある。
対処法:薬剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されるおそれがある。
ワルファリン
注意(重要)
機序:機序不明
対処法:ワルファリンのプロトロンビン反応時間曲線下面積が軽度増加(8%)したとの報告がある
8)
。
本剤の投与を開始もしくは中止する場合は、プロトロンビン時間を慎重にモニターすること。
出血傾向が増強する薬剤
注意(重要)
機序:SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増大することがある。
対処法:異常出血(鼻出血、胃腸出血、血尿等)が報告されているので、注意して投与すること。
非定型抗精神病剤
注意(重要)
機序:SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増大することがある。
対処法:異常出血(鼻出血、胃腸出血、血尿等)が報告されているので、注意して投与すること。
フェノチアジン系薬剤
注意(重要)
機序:SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増大することがある。
対処法:異常出血(鼻出血、胃腸出血、血尿等)が報告されているので、注意して投与すること。
アスピリン等の非ステロイド系抗炎症剤
注意(重要)
機序:SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増大することがある。
対処法:異常出血(鼻出血、胃腸出血、血尿等)が報告されているので、注意して投与すること。
ワルファリン等
注意(重要)
機序:SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増大することがある。
対処法:異常出血(鼻出血、胃腸出血、血尿等)が報告されているので、注意して投与すること。
フェンタニル含有製剤
注意(重要)
機序:これらの薬剤はセロトニン作用を有する。
対処法:セロトニン作用が増強されるおそれがある。
トルブタミド
注意(重要)
機序:本剤がこの薬剤の代謝を阻害するためと考えられる。
対処法:トルブタミドのクリアランスが減少(16%)したとの報告がある
9)
。
シメチジン
注意(重要)
機序:本剤の代謝が阻害されたためと考えられる。
対処法:本剤のAUC及びC
max
の増大(50%、24%)及びt
1/2
の延長(26%)がみられたとの報告がある
10)
。
アルコール
注意(重要)
機序:本剤との相互作用は認められていないが、他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている。
対処法:本剤投与中は、飲酒を避けることが望ましい。
QT延長を起こすことが知られている薬剤
注意(重要)
機序:併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。
対処法:QT延長を起こすおそれがある。
スルピリン水和物
注意(重要)
機序:併用によりCYP2B6及びCYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進されるためと考えられる。
対処法:本剤の血漿中濃度が低下し、有効性が減弱するおそれがある。
*
注意(重要)
機序:併用によりCYP2B6及びCYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進されるためと考えられる。
対処法:本剤の血漿中濃度が低下し、有効性が減弱するおそれがある。
ゾルミトリプタン
注意(重要)
機序:相互に作用を増強させるおそれがある。
対処法:脱力、反射亢進、協調運動障害、錯乱、不安、焦燥、興奮があらわれることがある。
ナラトリプタン塩酸塩
注意(重要)
機序:セロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン濃度を上昇させる。よって本剤との併用により、セロトニン作用が増強する可能性が考えられる。
対処法:セロトニン症候群(不安、焦燥、興奮、頻脈、発熱、反射亢進、協調運動障害、下痢等)があらわれることがある。
メサドン塩酸塩
注意(重要)
機序:これらの薬剤はセロトニン作用を有する。
対処法:セロトニン作用が増強されるおそれがある。
メチルチオニニウム塩化物水和物
注意(重要)
機序:左記薬剤のMAO阻害作用によりセロトニン作用が増強されると考えられる。
対処法:セロトニン症候群があらわれるおそれがある。
リネゾリド
注意(重要)
機序:リネゾリドは非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する。
対処法:セロトニン症候群の症状(錯乱、協調運動障害、血圧上昇等)があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には、本剤と併用薬の両方あるいはいずれか一方の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
5-HT
注意(重要)
機序:相互に作用を増強させるおそれがある。
対処法:脱力、反射亢進、協調運動障害、錯乱、不安、焦燥、興奮があらわれることがある。
1B
注意(重要)
機序:相互に作用を増強させるおそれがある。
対処法:脱力、反射亢進、協調運動障害、錯乱、不安、焦燥、興奮があらわれることがある。
1D
注意(重要)
機序:相互に作用を増強させるおそれがある。
対処法:脱力、反射亢進、協調運動障害、錯乱、不安、焦燥、興奮があらわれることがある。
受容体作動薬
注意(重要)
機序:相互に作用を増強させるおそれがある。
対処法:脱力、反射亢進、協調運動障害、錯乱、不安、焦燥、興奮があらわれることがある。
スマトリプタンコハク酸塩
注意(重要)
機序:セロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン濃度を上昇させる。よって本剤との併用により、セロトニン作用が増強する可能性が考えられる。
対処法:セロトニン症候群(不安、焦燥、興奮、頻脈、発熱、反射亢進、協調運動障害、下痢等)があらわれることがある。
経腸成分栄養剤
注意(重要)
機序:L-トリプトファンはセロトニンの前駆物質であるため、脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。
対処法:セロトニン作用が増強されるおそれがある。
エレトリプタン臭化水素酸塩
注意(重要)
機序:セロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン濃度を上昇させる。よって本剤との併用により、セロトニン作用が増強する可能性が考えられる。
対処法:セロトニン症候群(不安、焦燥、興奮、頻脈、発熱、反射亢進、協調運動障害、下痢等)があらわれることがある。
トラマドール塩酸塩含有製剤
注意(重要)
機序:これらの薬剤はセロトニン作用を有する。
対処法:セロトニン作用が増強されるおそれがある。
ペンタゾシン含有製剤
注意(重要)
機序:これらの薬剤はセロトニン作用を有する。
対処法:セロトニン作用が増強されるおそれがある。
ペチジン塩酸塩含有製剤
注意(重要)
機序:これらの薬剤はセロトニン作用を有する。
対処法:セロトニン作用が増強されるおそれがある。
タペンタドール塩酸塩
注意(重要)
機序:これらの薬剤はセロトニン作用を有する。
対処法:セロトニン作用が増強されるおそれがある。
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物含有製剤
注意(重要)
機序:これらの薬剤はセロトニン作用を有する。
対処法:セロトニン作用が増強されるおそれがある。
スチリペントール
注意(重要)
機序:本剤は肝臓で代謝されるこれらの薬剤の代謝酵素(CYP2D6)を阻害する。
対処法:これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。併用する場合には、これらの薬剤を減量するなど、注意して投与すること。
L-トリプトファンを含有する製剤
注意(重要)
機序:L-トリプトファンはセロトニンの前駆物質であるため、脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。
対処法:セロトニン作用が増強されるおそれがある。
アミノ酸製剤
注意(重要)
機序:L-トリプトファンはセロトニンの前駆物質であるため、脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。
対処法:セロトニン作用が増強されるおそれがある。