Clinical snapshot

テラマイシン軟膏(ポリミキシンB含有)

オキシテトラサイクリン塩酸塩・ポリミキシンB硫酸塩軟膏

添付文書改訂 2026年04月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

テトラサイクリン系抗生物質、ポリミキシンB又はコリスチンに対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

〈適応菌種〉

オキシテトラサイクリン/ポリミキシンB感性菌

〈適応症〉

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染

用法・用量

通常、1日1~数回直接患部に塗布又は塗擦するか、あるいは無菌ガーゼ等にのばして貼付する。なお、症状により適宜増減する。

使用上の注意

  1. 8.1本剤の投与にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。

  2. 8.2感作されるおそれがあるので、観察を十分に行い感作されたことを示す兆候(瘙痒、発赤、腫脹、丘疹、小水疱等)があらわれた場合には投与を中止すること。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
オキシテトラサイクリン塩酸塩及びポリミキシンB硫酸塩非感性菌による感染症 頻度不明
接触性皮膚炎 頻度不明
発疹 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

本剤はオキシテトラサイクリンとポリミキシンBの2種類の抗生物質を配合することにより、その抗菌スペクトルを広げ、これらの感性菌に起因する皮膚感染症の局所的治療に奏効する。

18.2 抗菌作用

オキシテトラサイクリンは、in vitroにおいてグラム陽性菌、グラム陰性菌、スピロヘータ、リケッチア、クラミジアなどの微生物に対し広い抗菌作用を示し1),2)、その作用は細菌の蛋白合成阻害による。

ポリミキシンBは、in vitroにおいてグラム陰性桿菌(特に緑膿菌)に優れた抗菌力を示し、殺菌的に作用する3)。