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ダイメジン・マルチ注

高カロリー輸液用総合ビタミン剤

添付文書改訂 2023年08月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1本剤又は本剤配合成分に対し過敏症の既往歴のある患者

  2. 2.2血友病患者[パンテノールを含有しているため、出血時間を延長するおそれがある。]

効能・効果

経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で高カロリー静脈栄養に頼らざるを得ない場合のビタミン補給

用法・用量

本剤を高カロリー経静脈栄養輸液に溶解し、点滴静注する。 用量は通常、成人1日1瓶とする。 なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1高カルシウム血症の患者

血液、尿検査を行い、異常が認められた場合には、投与を中止すること。エルゴカルシフェロールを含有している。

  1. 9.1.2本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質をもつ患者

過敏症等の副作用が強くあらわれることがある。

  1. 9.1.3薬物過敏症の既往歴のある患者

9.2 腎機能障害患者

副作用が強くあらわれることがある。

9.4 生殖能を有する者

9.5 妊婦

  1. 9.5.1妊娠3ヵ月以内又は妊娠を希望する女性

投与する場合には、用法及び用量に留意し、本剤によるビタミンAの投与は5,000IU/日未満に留めるなど必要な注意を行うこと。外国において、妊娠前3ヵ月から妊娠初期3ヵ月までにビタミンAを10,000IU/日以上摂取した女性から出生した児に、頭蓋神経堤などを中心とする奇形発現の増加が推定されたとする疫学調査結果がある。

  1. 9.5.2妊婦(妊娠3ヵ月以内の女性を除く)

治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

  1. 9.5.3妊婦又は妊娠している可能性のある女性

ビタミンD過剰にならないように、慎重に投与すること。

9.6 授乳婦

  1. 9.6.1治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

  2. 9.6.2ビタミンD過剰にならないように、慎重に投与すること。

9.7 小児等

  1. 9.7.1小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

  2. 9.7.2ビタミンD過剰にならないように、慎重に投与すること。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

相互作用

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
レボドパ レボドパの作用を減じるおそれがある。 ピリドキシン塩酸塩がレボドパの脱炭酸化を促進し、脳内作用部位への到達量を減少させる。
ワルファリン ワルファリンの作用を減弱させるおそれがある。 フィトナジオンがワルファリンの作用に拮抗するため(本剤はフィトナジオン2mgを含有する)。

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
下痢 頻度不明
悪心 頻度不明
発疹 頻度不明
腹痛 頻度不明
蕁麻疹 頻度不明
顔面潮紅 頻度不明
食欲不振 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

13種類のビタミンが総合的に作用して、中心静脈栄養法(IVH)施行患者の栄養状態を維持・改善する。

18.2 総合ビタミン剤投与効果

雄性ビーグル犬に、糖、アミノ酸、電解質を含むIVH基本液を5日間投与し、その後4週間、IVH基本液に本剤と同じ13種のビタミンを含有する製剤を加えたビタミン投与群(3頭)と、IVH基本液のみのビタミン非投与群(3頭)による血中ビタミン濃度を含む各種検査を実施した。その結果、ビタミン投与群では、なんら異常が認められなかった。一方、ビタミン非投与群では、3週目より全例嘔吐を始め、数日後2頭は死亡し、1頭も衰弱ののち腹臥した。ビタミン投与群での血中ビタミン濃度は、ビタミンB1、B6、C、D、葉酸、パントテン酸は投与前の濃度を維持又は増加傾向にあったが、ビタミンB12、A、Eは減少した。病理組織検査では、非投与群1頭に肝細胞の異常が認められた。両群間では、ビタミンB1量、TPP効果、トランスケトラーゼ活性の差が顕著で、非投与群の死因はビタミンB1の欠乏障害であると推察される4)。

薬価情報

YJコードに紐付く薬価基準収載データを年度別に表示します。

最新薬価: ¥262.00
年度 品名 規格 単位 薬価 後発品 適用日 製造販売会社
2026年度
ダイメジン・マルチ注 本剤
3179515F1030
1瓶 1瓶 ¥262.00