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潰瘍性大腸炎
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限局性腸炎
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非特異性大腸炎
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
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2.1サルファ剤又はサリチル酸製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
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2.2低出生体重児又は新生児
効能・効果
用法・用量
通常1日4~8錠(2~4g)を4~6回に分服する。 症状により初回毎日16錠(8g)を用いても差しつかえない。 この場合3週間を過ぎれば次第に減量し、1日3~4錠(1.5~2g)を用いる。 ステロイド療法を長期間継続した症例については、サラゾピリン4錠(2g)を併用しながら、徐々にステロイドを減量することが必要である。
使用上の注意
- 8.1本剤投与開始前には、必ず血液学的検査(白血球分画を含む血液像)、肝機能検査及び腎機能検査を実施すること。投与中は、AST、ALTの著しい上昇等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸があらわれることがあり、肝不全、劇症肝炎に至るおそれがあるので、臨床症状を十分観察するとともに、定期的に(原則として、投与開始後最初の3ヵ月間は2週間に1回、次の3ヵ月間は4週間に1回、その後は3ヵ月ごとに1回)、血液学的検査及び肝機能検査を行うこと。また、急性腎障害、ネフローゼ症候群、間質性腎炎があらわれることがあるので、腎機能検査についても定期的に行うこと。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
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9.1.1血液障害のある患者
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9.1.2気管支喘息のある患者
急性発作が起こるおそれがある。
- 9.1.3急性間歇性ポルフィリン症の患者
急性発作が起こるおそれがある。
- 9.1.4グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G-6-PD)欠乏患者
溶血が起こるおそれがある。
- 9.1.5他の薬物に対し過敏症の既往歴のある患者
9.2 腎機能障害患者
9.3 肝機能障害患者
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。本剤の動物実験では催奇形作用は認められていないが、他のサルファ剤(スルファメトピラジン等)では催奇形作用が認められている。また、本剤の代謝物の胎盤通過により新生児に高ビリルビン血症を起こすことがある。
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。母乳中に移行し、乳児に血便又は血性下痢があらわれたとの報告がある。
9.7 小児等
- 9.7.1低出生体重児又は新生児
投与しないこと。高ビリルビン血症を起こすことがある。
- 9.7.2乳児、幼児又は小児
臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| スルホンアミド系経口糖尿病用剤 • グリベンクラミド等スルホニルウレア系経口糖尿病用剤 • グリクラジド グリメピリド |
低血糖を発症するおそれがあるので、これらの薬剤の用量を調節するなど注意すること。 | 代謝抑制又は蛋白結合の置換により、作用が増強される。 |
| クマリン系抗凝血剤 • ワルファリンカリウム |
併用薬の血中濃度が上昇し、プロトロンビン時間が延長するおそれがあるので、これらの薬剤の用量を調節するなど注意すること。 | 併用薬の代謝が抑制される。 |
| 葉酸 | 葉酸の吸収が低下し、大赤血球症、汎血球減少を来す葉酸欠乏症を起こすおそれがあるので、葉酸欠乏症が疑われる場合は、葉酸を補給すること。 | 機序不明 |
| ジゴキシン | ジゴキシンの吸収が低下するおそれがある。 | 機序不明 |
| アザチオプリン メルカプトプリン |
白血球減少等の骨髄抑制があらわれるおそれがある。 | 本剤はこれらの薬剤の代謝酵素であるチオプリンメチルトランスフェラーゼを阻害するとの報告がある。 |
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| AST・ALTの上昇 | 頻度不明 |
| BUN上昇 | 頻度不明 |
| うとうと状態 | 頻度不明 |
| そう痒感 | 頻度不明 |
| めまい | 頻度不明 |
| 下痢 | 頻度不明 |
| 便秘 | 頻度不明 |
| 倦怠感 | 頻度不明 |
| 光線過敏症 | 頻度不明 |
| 免疫グロブリン減少 | 頻度不明 |
| 口内炎 | 頻度不明 |
| 口唇炎 | 頻度不明 |
| 口渇 | 頻度不明 |
| 口腔咽頭痛 | 頻度不明 |
| 味覚異常 | 頻度不明 |
| 嗅覚異常 | 頻度不明 |
| 好酸球増多 | 頻度不明 |
| 尿路結石 | 頻度不明 |
| 心悸亢進 | 頻度不明 |
| 悪心・嘔吐 | 頻度不明 |
| 抑うつ | 頻度不明 |
| 末梢神経炎 | 頻度不明 |
| 浮腫 | 頻度不明 |
| 異型リンパ球出現 | 頻度不明 |
| 発熱 | 頻度不明 |
| 発疹 | 頻度不明 |
| 白血球減少 | 頻度不明 |
| 筋肉痛 | 頻度不明 |
| 精子数及び精子運動性の可逆的な減少a) | 頻度不明 |
| 糖尿 | 頻度不明 |
| 紅斑 | 頻度不明 |
| 耳鳴 | 頻度不明 |
| 胃不快感 | 頻度不明 |
| 胸やけ | 頻度不明 |
| 胸痛 | 頻度不明 |
| 脱毛 | 頻度不明 |
| 腫脹 | 頻度不明 |
| 腹痛 | 頻度不明 |
| 腹部膨満感 | 頻度不明 |
| 膵炎 | 頻度不明 |
| 舌炎 | 頻度不明 |
| 蕁麻疹 | 頻度不明 |
| 蛋白尿 | 頻度不明 |
| 血尿 | 頻度不明 |
| 血清病 | 頻度不明 |
| 関節痛 | 頻度不明 |
| 頭痛 | 頻度不明 |
| 顆粒球減少 | 頻度不明 |
| 顔面潮紅 | 頻度不明 |
| 食欲不振 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
潰瘍性大腸炎はその病因がいまだに不明で、サラゾピリンの作用機序についても明快な結論は得られていない。
18.2 抗炎症作用
投与されたサラゾスルファピリジンの約3分の1は小腸でそのままの形で吸収されるが、大部分は大腸に運ばれ、そこで腸内細菌の作用をうけて5-アミノサリチル酸とスルファピリジンに分解・吸収される。その治療活性部分は5-アミノサリチル酸であることが明らかにされている。5-アミノサリチル酸は組織学的に変化の認められる粘膜上皮下の結合組織に対して特異な親和力を示し、この5-アミノサリチル酸の抗炎症作用により効果をあらわすのであろうと推定されている3),4),5),6),7),8),9),10)。
薬物動態
16.1 血中濃度
ラットにカルボキシル14C-サラゾスルファピリジンを経口投与して血中濃度を調べた。 経口投与後7時間経って最高血中濃度を示し、以後漸減した1)。
16.3 分布
ラットにカルボキシル14C-サラゾスルファピリジンを経口投与して分布を調べた。 回腸、結腸、直腸に多く分布がみられ、次いで肝に比較的多い分布がみられた。腎にも少量の分布がみられたが、肺、脾、心筋、膵、脳その他の臓器にはほとんど認められなかった1)。
16.4 代謝
ラットにカルボキシル14C-サラゾスルファピリジンを経口投与して代謝を調べた1)。 薄層クロマトグラフィーによる検索の結果、サラゾスルファピリジンの主代謝産物は、サリチル酸部分に由来するアセチルアミノサリチル酸と、スルファピリジン部分に由来するアセチル・スルファピリジン・グルクロナイド及びスルファピリジン・グルクロナイドであった。
16.5 排泄
ラットにカルボキシル14C-サラゾスルファピリジンを経口投与して排泄を調べた。 尿中へは全投与量の10%前後が排泄され、残余は糞中に排泄された。胆汁排泄量はわずかであった。なお尿での主代謝産物は5-アセチルアミノサリチル酸が90%を占めた1)。