有効成分情報
シプロフロキサシン
配合薬剤一覧 (6剤)
| 商品名 | メーカー | 剤形 |
|---|---|---|
| シプロキサン注200mg | バイエル薬品株式会社 | 注射 |
| シプロキサン注400mg | バイエル薬品株式会社 | 注射 |
| シプロフロキサシン点滴静注200mg/100mL「明治」 | Meiji Seikaファルマ株式会社 | 注射 |
| シプロフロキサシン点滴静注400mg/200mL「明治」 | Meiji Seikaファルマ株式会社 | 注射 |
| シプロフロキサシン点滴静注液200mg「NP」 | ニプロ株式会社 | 液剤 |
| シプロフロキサシン点滴静注液400mg「ニプロ」 | ニプロ株式会社 | 液剤 |
成分相互作用情報 (100件)
ケトプロフェン
禁忌
機序:併用により、ニューキノロン系抗菌剤のGABA
A
受容体への阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられている。
てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者では特に注意すること。
対処法:痙攣を起こすことがあるので、併用しないこと。
チザニジン塩酸塩
禁忌
機序:これらの薬剤がCYP1A2を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させると考えられる。
対処法:フルボキサミン又はシプロフロキサシンとの併用により、本剤の血中濃度が上昇し、AUCがそれぞれ33倍、10倍に上昇したとの報告がある。
臨床症状として、著しい血圧低下、傾眠、めまい及び精神運動能力の低下等があらわれることがあるので併用しないこと。
ロミタピドメシル酸塩
禁忌
機序:これらの薬剤がCYP3Aを阻害することにより、本剤の代謝が阻害される。
対処法:本剤の血中濃度が著しく上昇するおそれがある。
クラスⅠA抗不整脈薬
注意(重要)
機序:併用により、QT延長作用が相加的に増加するおそれがある。
対処法:本剤を併用した場合、QT延長がみられるおそれがある。
副腎皮質ホルモン剤
注意(重要)
機序:機序不明
対処法:腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。
フェニトイン
注意(重要)
機序:機序は不明である。
対処法:フェニトインの血中濃度が低下することがある
注
3
)
。
シルデナフィルクエン酸塩
注意(重要)
機序:CYP3A4阻害によりクリアランスが減少するとの報告もあるが、発現機序の詳細は不明である。
対処法:シルデナフィルのCmax及びAUCがそれぞれ約2倍上昇したとの報告がある。
炭酸ランタン水和物
注意(重要)
機序:左記薬剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。
ソタロール等
注意(重要)
機序:併用により、QT延長作用が相加的に増加するおそれがある。
対処法:本剤を併用した場合、QT延長がみられるおそれがある。
アミオダロン
注意(重要)
機序:併用により、QT延長作用が相加的に増加するおそれがある。
対処法:本剤を併用した場合、QT延長がみられるおそれがある。
クラスⅢ抗不整脈薬
注意(重要)
機序:併用により、QT延長作用が相加的に増加するおそれがある。
対処法:本剤を併用した場合、QT延長がみられるおそれがある。
プロカインアミド等
注意(重要)
機序:併用により、QT延長作用が相加的に増加するおそれがある。
対処法:本剤を併用した場合、QT延長がみられるおそれがある。
キニジン
注意(重要)
機序:併用により、QT延長作用が相加的に増加するおそれがある。
対処法:本剤を併用した場合、QT延長がみられるおそれがある。
プレドニゾロン
注意(重要)
機序:機序不明
対処法:腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。
牛乳等
注意(重要)
機序:多価金属イオンと難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤を空腹時にカルシウムを多量に含有する飲料と同時に服用すると、本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがある。
カルシウムを多量に含有する飲料
注意(重要)
機序:多価金属イオンと難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤を空腹時にカルシウムを多量に含有する飲料と同時に服用すると、本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがある。
マグネシウム含有製剤
注意(重要)
機序:多価金属イオン含有製剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。
*
注意(重要)
機序:多価金属イオン含有製剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。
カルシウム含有製剤
注意(重要)
機序:多価金属イオン含有製剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。
鉄剤
注意(重要)
機序:多価金属イオン含有製剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。
スクラルファート水和物等
注意(重要)
機序:多価金属イオン含有製剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。
水酸化マグネシウム
注意(重要)
機序:多価金属イオン含有製剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。
水酸化アルミニウムゲル
注意(重要)
機序:多価金属イオン含有製剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。
ケイ酸アルミニウム
注意(重要)
機序:多価金属イオン含有製剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。
アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤等
注意(重要)
機序:多価金属イオン含有製剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。
グリベンクラミド等
注意(重要)
機序:発現機序の詳細は不明であるが、グリベンクラミドの肝での代謝を阻害するとの報告
4)
がある。また、膵臓のβ細胞を用いた
in vitro
試験において、本剤がインスリン分泌作用を促進するとの報告がある。
対処法:スルホニル尿素系血糖降下剤の作用を増強し、低血糖があらわれることがある。
ブドウ糖
注意(重要)
機序:マグネシウムがこれらの薬剤と難溶性のキレートを形成し、これらの薬剤の吸収を阻害すると考えられる。
対処法:これらの薬剤の効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をできるだけあけるなど注意すること。
ビキサロマーカプセルBixalomer
注意(重要)
機序:本剤はリン酸結合性ポリマーであり、同時に服用した場合、これらの薬剤の吸収を遅延あるいは減少させる。
対処法:他のリン酸結合性ポリマーで、同時に服用した場合、シプロフロキサシンのバイオアベイラビリティが低下したとの報告がある。シプロフロキサシンの作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合にはこの薬剤の作用を観察すること。
ビキサロマー顆粒Bixalomer
注意(重要)
機序:本剤はリン酸結合性ポリマーであり、同時に服用した場合、これらの薬剤の吸収を遅延あるいは減少させる。
対処法:他のリン酸結合性ポリマーで、同時に服用した場合、シプロフロキサシンのバイオアベイラビリティが低下したとの報告がある。シプロフロキサシンの作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合にはこの薬剤の作用を観察すること。
メトホルミン塩酸塩
注意(重要)
機序:併用時には、血糖降下作用の増強により、低血糖のリスクが増加するおそれがある。
対処法:低血糖を発現するおそれがあるので、血糖値等の患者の状態を十分に観察しながら、低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること。
特にβ-遮断薬と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。
アログリプチン安息香酸塩
注意(重要)
機序:併用時には、血糖降下作用の増強により、低血糖のリスクが増加するおそれがある。
対処法:低血糖を発現するおそれがあるので、血糖値等の患者の状態を十分に観察しながら、低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること。
特にβ-遮断薬と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。
オラパリブ
注意(重要)
機序:これらの薬剤等のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する可能性がある。
対処法:副作用の発現率及び重症度が増加するおそれがあるので、CYP3A阻害作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。やむを得ず中程度又は強いCYP3A阻害剤を併用する際には本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。
ラサギリンメシル酸塩
注意(重要)
機序:シプロフロキサシンとの併用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。
対処法:本剤の血中濃度が上昇する可能性があるため、低用量での投与も考慮すること。
ピオグリタゾン塩酸塩
注意(重要)
機序:併用時には、血糖降下作用の増強により、低血糖のリスクが増加するおそれがある。
対処法:低血糖を発現するおそれがあるので、血糖値等の患者の状態を十分に観察しながら、低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること。
特にβ-遮断薬と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。
テオフィリン徐放性ドライシロップ
注意(重要)
機序:肝代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。
対処法:テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。
副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
テオフィリン徐放
注意(重要)
機序:肝代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。
対処法:テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。
副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
テオフィリン徐放性製剤
注意(重要)
機序:肝代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。
対処法:テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。
副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
フェニトインナトリウム
注意(重要)
機序:機序は不明である。
対処法:フェニトインの血中濃度が低下することがある
注
3
)
。
イトラコナゾール
注意(重要)
機序:これらの薬剤のCYP3A4に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。
対処法:本剤の血中濃度が上昇することがある。
本剤とシプロフロキサシンの併用により、イトラコナゾールのC
max
及びAUCがそれぞれ53.13%及び82.46%増加したとの報告がある。必要に応じて本剤の投与量を減量するなど用量に注意すること。
スルホニル尿素系血糖降下剤
注意(重要)
機序:発現機序の詳細は不明であるが、グリベンクラミドの肝での代謝を阻害するとの報告
4)
がある。また、膵臓のβ細胞を用いた
in vitro
試験において、本剤がインスリン分泌作用を促進するとの報告がある。
対処法:スルホニル尿素系血糖降下剤の作用を増強し、低血糖があらわれることがある。
硫酸マグネシウム水和物ブドウ糖
注意(重要)
機序:マグネシウムがこれらの薬剤と難溶性のキレートを形成し、これらの薬剤の吸収を阻害すると考えられる。
対処法:これらの薬剤の効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をできるだけあけるなど注意すること。
硫酸マグネシウム水和物
注意(重要)
機序:マグネシウムがこれらの薬剤と難溶性のキレートを形成し、これらの薬剤の吸収を阻害すると考えられる。
対処法:これらの薬剤の効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をできるだけあけるなど注意すること。
グリベンクラミド
注意(重要)
機序:機序不明
対処法:血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。
併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。
ルキソリチニブリン酸塩
注意(重要)
機序:これらの薬剤のCYP3A4阻害作用により、本剤の代謝が阻害されると考えられる。
対処法:本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、CYP3A4阻害剤と本剤を併用投与する場合には、患者の状態を慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意すること。
水酸化マグネシウム製剤
注意(重要)
機序:キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
対処法:これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
イブルチニブ
注意(重要)
機序:これらの薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。
対処法:本剤の血中濃度が上昇し、副作用が増強されるおそれがあるので、CYP3A阻害作用のない薬剤への代替を考慮すること。やむを得ず併用する際には、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。
塩化カルシウム水和物
注意(重要)
機序:カルシウムがこれらの薬剤と難溶性のキレートを形成し、これらの薬剤の吸収を阻害すると考えられる。
対処法:これらの薬剤の効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をできるだけあけるなど注意すること。
炭酸マグネシウム
注意(重要)
機序:カルシウム又はマグネシウムとこれらの薬剤が消化管内で難溶性のキレートを形成して、これらの薬剤の吸収を阻害する。
対処法:これらの薬剤の効果が減弱するおそれがあるので、両剤の服用間隔をできる限りあけること。
コレカルシフェロール
注意(重要)
機序:カルシウム又はマグネシウムとこれらの薬剤が消化管内で難溶性のキレートを形成して、これらの薬剤の吸収を阻害する。
対処法:これらの薬剤の効果が減弱するおそれがあるので、両剤の服用間隔をできる限りあけること。
沈降炭酸カルシウム
注意(重要)
機序:カルシウム又はマグネシウムとこれらの薬剤が消化管内で難溶性のキレートを形成して、これらの薬剤の吸収を阻害する。
対処法:これらの薬剤の効果が減弱するおそれがあるので、両剤の服用間隔をできる限りあけること。
ピルフェニドン
注意(重要)
機序:これらの薬剤はCYP1A2を阻害する。
対処法:本剤のAUCが約1.8倍増加したとの報告がある。
ヒドロコルチゾン等
注意(重要)
機序:機序不明
対処法:腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。
ジアゼパム
注意(重要)
機序:本剤のクリアランスがシプロフロキサシンとの併用により低下することが報告されている。
対処法:眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。
ペントバルビタールカルシウム
注意(重要)
機序:機序は不明である。
対処法:フェニトインの血中濃度が低下することがある
注
3
)
。
フェノバルビタールナトリウム
注意(重要)
機序:機序は不明である。
対処法:フェニトインの血中濃度が低下することがある
注
3
)
。
フェノバルビタールナトリウム坐剤
注意(重要)
機序:機序は不明である。
対処法:フェニトインの血中濃度が低下することがある
注
3
)
。
フェノバルビタールナトリウム凍結乾燥製剤
注意(重要)
機序:機序は不明である。
対処法:フェニトインの血中濃度が低下することがある
注
3
)
。
フェノバルビタール
注意(重要)
機序:機序は不明である。
対処法:フェニトインの血中濃度が低下することがある
注
3
)
。
フェニトインフェノバルビタール
注意(重要)
機序:機序は不明である。
対処法:フェニトインの血中濃度が低下することがある
注
3
)
。
オランザピン製剤
注意(重要)
機序:これらの薬剤は肝薬物代謝酵素(CYP1A2)阻害作用を有するため本剤のクリアランスを低下させる。
対処法:本剤の血漿中濃度を増加させる可能性がある。
オランザピン
注意(重要)
機序:併用により、左記薬剤の肝での代謝が阻害されるためと考えられている。
対処法:経口剤においてクロザピン及びその代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇したとの報告がある。左記薬剤の投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、必要に応じて左記薬剤の用量調節をすること。
クロザピン
注意(重要)
機序:併用により、左記薬剤の肝での代謝が阻害されるためと考えられている。
対処法:経口剤においてクロザピン及びその代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇したとの報告がある。左記薬剤の投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、必要に応じて左記薬剤の用量調節をすること。
セベラマー塩酸塩
注意(重要)
機序:左記薬剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている。
対処法:本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。
カルバマゼピン
注意(重要)
機序:これらの薬剤が本剤の代謝を阻害し、本剤の血中濃度が上昇する。
対処法:本剤の血中濃度が急速に上昇し、中毒症状(眠気、悪心・嘔吐、めまい等)があらわれることがある。
メペンゾラート臭化物フェノバルビタール
注意(重要)
機序:機序は不明である。
対処法:フェニトインの血中濃度が低下することがある
注
3
)
。
ボラシデニブクエン酸水和物
注意(重要)
機序:これらの薬剤がCYP1A2を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
対処法:本剤の副作用が増強されるおそれがあるため、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。
クエン酸水和物
注意(重要)
機序:これらの薬剤がCYP1A2を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
対処法:本剤の副作用が増強されるおそれがあるため、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。
日局クエン酸水和物
注意(重要)
機序:これらの薬剤がCYP1A2を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
対処法:本剤の副作用が増強されるおそれがあるため、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。
クエン酸
注意(重要)
機序:これらの薬剤がCYP1A2を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
対処法:本剤の副作用が増強されるおそれがあるため、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。
日局酸化マグネシウム
注意(重要)
機序:マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。
対処法:これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。
水酸化マグネシウム配合剤
注意(重要)
機序:キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
対処法:これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
乾燥水酸化アルミニウムゲル水酸化マグネシウム
注意(重要)
機序:キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
対処法:これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
酸化マグネシウム
注意(重要)
機序:マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。
対処法:これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。
ジサイクロミン塩酸塩
注意(重要)
機序:キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
対処法:これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
炭酸水素ナトリウム炭酸マグネシウム沈降炭酸カルシウム乾燥水酸化アルミニウムゲルジアスメンケイヒ末ニガキ末ショウキョウ末ウイキョウ末カンゾウ末オウバク末
注意(重要)
機序:キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
対処法:これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
日局乾燥水酸化アルミニウムゲル
注意(重要)
機序:キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
対処法:これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
テオフィリン
注意(重要)
機序:肝代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。
対処法:テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。
副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
乾燥水酸化アルミニウムゲル
注意(重要)
機序:キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
対処法:これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
ワルファリン
注意(重要)
機序:発現機序の詳細は不明であるが、ワルファリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少させるためと考えられている。
対処法:ワルファリンの作用を増強し、出血、プロトロンビン時間の延長等があらわれることがある。本剤を併用する場合は、プロトロンビン時間国際標準比(INR)値等を測定するなど、観察を十分に行うこと。
ザルトプロフェン等
注意(重要)
機序:併用により、ニューキノロン系抗菌剤のGABA
A
受容体への阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられている。
てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者では特に注意すること。
対処法:痙攣を起こすおそれがある。症状が認められた場合、両剤の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
プラノプロフェン
注意(重要)
機序:併用により、ニューキノロン系抗菌剤のGABA
A
受容体への阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられている。
てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者では特に注意すること。
対処法:痙攣を起こすおそれがある。症状が認められた場合、両剤の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
ロキソプロフェン
注意(重要)
機序:併用により、ニューキノロン系抗菌剤のGABA
A
受容体への阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられている。
てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者では特に注意すること。
対処法:痙攣を起こすおそれがある。症状が認められた場合、両剤の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤とは併用禁忌
注意(重要)
機序:併用により、ニューキノロン系抗菌剤のGABA
A
受容体への阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられている。
てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者では特に注意すること。
対処法:痙攣を起こすおそれがある。症状が認められた場合、両剤の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
アンフェナク等
注意(重要)
機序:併用により、ニューキノロン系抗菌剤のGABA
A
受容体への阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられている。
てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者では特に注意すること。
対処法:痙攣を起こすおそれがある。症状が認められた場合、両剤の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
ジクロフェナク
注意(重要)
機序:併用により、ニューキノロン系抗菌剤のGABA
A
受容体への阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられている。
てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者では特に注意すること。
対処法:痙攣を起こすおそれがある。症状が認められた場合、両剤の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤
注意(重要)
機序:併用により、ニューキノロン系抗菌剤のGABA
A
受容体への阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられている。
てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者では特に注意すること。
対処法:痙攣を起こすおそれがある。症状が認められた場合、両剤の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
デュロキセチン塩酸塩
注意(重要)
機序:これらの薬剤のCYP1A2阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇することがある。
本剤とフルボキサミンとの併用により、本剤の血漿クリアランスが減少したとの報告がある。
対処法:本剤の血中濃度が上昇することがあるので、本剤の用量を減量するなど注意して投与すること。
カフェイン
注意(重要)
機序:これらの薬剤の肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少させるためと考えられている。
対処法:これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
グリメピリド
注意(重要)
機序:併用時には、血糖降下作用の増強により、低血糖のリスクが増加するおそれがある。
対処法:低血糖を発現するおそれがあるので、血糖値等の患者の状態を十分に観察しながら、低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること。
特にβ-遮断薬と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。
ホスフェニトインナトリウム水和物
注意(重要)
機序:機序は不明である。
対処法:フェニトインの血中濃度が低下することがある
注
3
)
。
溶性ピロリン酸第二鉄
注意(重要)
機序:キレートを形成し、吸収を阻害すると考えられる。
対処法:これらの薬剤の吸収を阻害し、効果を減弱させるおそれがあるので、投与間隔をあけること。
シクロスポリン
注意(重要)
機序:発現機序の詳細は不明であるが、相互に肝での代謝を抑制し、一方又は両方の血中濃度が上昇するためと考えられている。肝障害のある患者、高齢者では特に注意すること。
対処法:相互に副作用(腎障害等)が増強されるおそれがあるので、頻回に腎機能検査(クレアチニン、BUN等)を行うなど患者の状態を十分に観察すること。
ワルファリンカリウム
注意(重要)
機序:機序は不明である。
対処法:本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
メトトレキサート
注意(重要)
機序:発現機序の詳細は不明であるが、メトトレキサートの腎尿細管からの排泄が阻害されるためと考えられている。
対処法:メトトレキサートの血中濃度が上昇し、作用が増強されるおそれがある。併用する場合には患者の状態を十分に観察すること。
アミノフィリン
注意(重要)
機序:肝薬物代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。
対処法:テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。
異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
アミノフィリン水和物
注意(重要)
機序:テオフィリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少させるためと考えられている。肝障害のある患者、高齢者では特に注意すること。
対処法:テオフィリンのCmaxが17%、AUCが22%それぞれ上昇したとの報告がある
3)
。テオフィリンの作用を増強させる可能性があるので、併用する場合にはテオフィリンを減量するなど適切な処置を行うこと。
ミコフェノール酸モフェチル
注意(重要)
機序:併用により、本薬のトラフ値が約50%低下したとの報告がある。併用薬により腸内細菌叢が変化することにより、本薬の腸肝循環が阻害され、本薬の血中濃度が低下すると考えられる。
対処法:本剤の作用が減弱するおそれがある。
ロピニロール塩酸塩経皮吸収型製剤
注意(重要)
機序:これらの薬剤のCYP1A2阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
対処法:ロピニロール速放錠とシプロフロキサシンとの併用によりロピニロールのC
max
及びAUCがそれぞれ約60%及び84%増加したことが報告されている。本剤使用中にこれらの薬剤を投与開始又は中止する場合は、必要に応じて本剤の用量を調整すること。
ロピニロール塩酸塩徐放
注意(重要)
機序:これらの薬剤のCYP1A2阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
対処法:ロピニロール速放錠とシプロフロキサシンとの併用によりロピニロールのC
max
及びAUCがそれぞれ約60%及び84%増加したことが報告されている。本剤使用中にこれらの薬剤を投与開始又は中止する場合は、必要に応じて本剤の用量を調整すること。
ロピニロール塩酸塩
注意(重要)
機序:併用により、ロピニロールの肝での代謝が阻害されるためと考えられている。
対処法:ロピニロールのCmaxが60%、AUCが84%それぞれ上昇したとの報告がある。ロピニロールの投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、必要に応じてロピニロールの用量を調節すること。