咽頭炎、扁桃炎、口内炎、抜歯創を含む口腔創傷の感染予防
Clinical snapshot
SPトローチ0.25mg「明治」
デカリニウム塩化物トローチ
添付文書改訂
2026年01月01日
効能・効果
用法・用量
デカリニウム塩化物として、通常1回0.25mgを1日6回投与し、口中で徐々に溶解させる。なお、症状により適宜増減する。
使用上の注意
記載なし
相互作用
記載なし
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| 過敏症状 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
デカリニウム塩化物の作用機序を検討するため、Staphylococcus aureus CN491及びBacillus megaterium KMにデカリニウム塩化物を作用させ、電子顕微鏡で形態的観察を行った。いずれの菌も変化は主に細胞内に限定され、原形質は明らかに無秩序化されていた。また、14C標識デカリニウム塩化物を作用させたときのB. megaterium KMの細胞壁及び原形質への分布は、本剤の原形質内への浸透を示した1)。 デカリニウム塩化物の蛋白凝固作用と抗菌力を検討した実験より、デカリニウム塩化物の作用機序には蛋白に及ぼす影響が関連することが推察された2)。
18.2 in vitro抗菌作用
デカリニウム塩化物は、グラム陽性菌、真菌などに抗菌作用を示した3)。
| 被験菌 | 最小発育阻止濃度(μg/mL) |
|---|---|
| S. aureus Beta hemolyticStreptococcus Klebsiella sp. C. albicans |
3.12 6.25 >100.0 1.56 |
18.3 ヒトの唾液、血清による影響
唾液による抗菌力の低下はわずかに認められたが、血清による抗菌力の低下はほとんど認められなかった4),5)。
| 培地中の唾液濃度(%) | 最小発育阻止濃度(μg/mL) 5日目 |
|---|---|
| 0 5 10 |
0.221 0.625 0.878 |
被験菌:Staphylococcus aureus CN491 培地:ブドウ糖・ペプトン水(37℃)
| 薬 剤 | 培地中の 血清濃度(%) |
最小発育阻止濃度(μg/mL) | |
|---|---|---|---|
| 24時間 | 5日 | ||
| デカリニウム塩化物 | None human 10 human 50 |
0.31 0.31 0.63 |
0.31 0.63 0.63 |
被験菌:Staphylococcus aureus CN491 培地:ペプトン水(37℃)