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D−ソルビトール経口液75%「コーワ」

D-ソルビトール

添付文書改訂 2023年11月01日

効能・効果

  • 消化管のX線造影の迅速化

  • 消化管のX線造影時の便秘の防止

  • 経口的栄養補給

用法・用量

  • 〈消化管のX線造影の迅速化、消化管のX線造影時の便秘の防止〉

X線造影剤に添加して経口投与する。添加量はX線造影剤中の硫酸バリウム100gに対してD-ソルビトールとして10~20g(13~27mL)とする。

  • 〈経口的栄養補給〉

必要量を経口投与する。

使用上の注意

記載なし

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
下痢 頻度不明
放屁 頻度不明
腹痛 頻度不明
腹部膨満 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

ソルビトールの小腸からの吸収は緩徐なため、大量に投与すると吸収されずに浸透圧による緩下作用を示す。吸収されたソルビトールは肝臓でフルクトースを経てエネルギー源として利用されると考えられる。

18.2 緩下作用

軟便あるいは水様便を起こす最小投与量を緩下作用の閾値とし、ソルビトール・シロップ、ソルビトール(結晶)について、健康人12例を対象として、閾値を求めた。その結果、ソルビトール・シロップは20~30g、結晶ソルビトールは約50gの経口投与で対象の大多数に緩下作用がみられた6)(外国人データ)。

薬物動態

16.1 血中濃度

  1. 16.1.1単回投与

健康成人6例、糖尿病軽症患者8例に一夜絶食後(健康成人2例は食後3時間後)それぞれソルビトール35gを単回経口投与したとき、ソルビトールの血中濃度は2~3mg/dL以下で測定困難であった4)(外国人データ)。

16.5 排泄

健康成人6例、糖尿病軽症患者8例に一夜絶食後(健康成人2例は食後3時間後)それぞれソルビトール35gを単回経口投与したとき、投与後24時間の尿中排泄率は投与量の3%以下であり、投与後72時間の糞中排泄率は抗生物質で消化器内を殺菌した群で10%以下、抗生物質非投与群では全く検出されなかった4)(外国人データ)。