下痢症、消化管内の異常発酵による生成ガスの吸着、自家中毒・薬物中毒における吸着及び解毒
効能・効果
用法・用量
薬用炭として、通常成人1日2~20gを数回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
使用上の注意
9.5 妊婦
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に、生理機能が低下していることが多い。
相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| * レフルノミド | * 本剤がレフルノミドの活性代謝物であるA771726の体内からの消失を促進し、レフルノミドの作用を減弱させることがある。 | * A771726は体内で腸肝循環しているため、本剤が腸管内でA771726を吸着し、血中濃度を低下させると考えられる。 |
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| ビタミン類及び鉱物質等の吸着による栄養障害 | 頻度不明 |
| 消化不良 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
薬用炭はその吸着性を利用して、過酸症及び消化管内発酵による生成ガスの吸収、毒物の吸着に用いる。しかし酵素、ビタミン、鉱物質なども吸着するので消化を妨げることがある。吸着する毒物としては毒性アミン、食品から分解して生成した有機酸、細菌などの産生した代謝物質があり、同様の理由で解毒薬として塩化水銀(Ⅱ)、ストリキニーネ、フェノール、アトロピン、モルヒネ、毒キノコ、フェノールフタレイン中毒などに用いられる1)。