次の場合の止血に用いる。 ○歯肉縁下の支台歯形成・窩洞形成時又は印象採得時の歯肉圧排における出血。 ○歯肉整形。
Clinical snapshot
歯科用TDゼット液
塩化アルミニウム・セチルピリジニウム塩化物水和物・リドカイン
添付文書改訂
2023年05月01日
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
リドカイン又はアミド型局所麻酔薬に対し、過敏症の既往歴のある患者
効能・効果
用法・用量
本剤の適量をとり、出血部に塗布する。
使用上の注意
-
8.1過量の液を塗布しないこと。
-
8.2出血部以外の粘膜に塗布しないこと。
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8.3のみこまぬようにすること。
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8.4本剤にはリドカインが配合されているので、次のことに注意すること。
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8.4.1まれにショックを起こすことがあるので、使用に際しては、常時、ただちに応急処置のとれる準備が望ましい。
-
8.4.2ショック様症状をできるだけ避けるために、患者の全身状態の観察を十分に行うこと。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
相互作用
記載なし
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| 不安 | 頻度不明 |
| 刺激感 | 1%未満 |
| 嘔吐等 | 頻度不明 |
| 悪心 | 1%未満 |
| 歯肉退縮 | 1%未満 |
| 歯肉部疼痛 | 1%未満 |
| 浮腫等 | 頻度不明 |
| 発赤 | 1%未満 |
| 眠気 | 頻度不明 |
| 眩暈等 | 頻度不明 |
| 興奮 | 頻度不明 |
| 蕁麻疹等の皮膚症状 | 頻度不明 |
| 霧視 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
収れん作用による血液の凝固及び組織の収縮により血管の流出口を塞ぎ止血作用を示す6) 。
18.2 止血作用
- 18.2.1血液凝固試験
モルモットの血液を用いた実験で、本剤の血液凝固時間は60秒で25%塩化アルミニウム水溶液に比較し凝固時間は1/15に短縮された1) 。
- 18.2.2実験口腔創傷に対する止血作用
ラットを用いた実験で、本剤の止血時間は10秒と25%塩化アルミニウム水溶液の30~60分に比してすぐれた速効性を示した2) 。
18.3 局所麻酔作用
家兎眼粘膜による瞬膜反射試験で本剤は6%塩酸リドカイン水溶液と同程度の麻酔作用を示した1) 。
18.4 抗菌作用
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18.4.1本剤のStaphylococcus aureusを使用して測定した石炭酸係数は13であった1) 。
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18.4.2口腔内常在菌(嫌気・好気)に対する抗菌性試験で本剤は希ヨードチンキのほぼ80%の抗菌性を示した1) 。