診断または治療を目的とする散瞳と調節麻痺
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
緑内障及び狭隅角や前房が浅いなどの眼圧上昇の素因のある患者[急性閉塞隅角緑内障の発作を起こすことがある。]
効能・効果
用法・用量
通常、1日1~3回、1回1~2滴宛点眼する。
使用上の注意
散瞳又は調節麻痺が起こるので、その症状が回復するまで機械類の操作や自動車等の運転には従事させないよう注意すること。また、サングラスを着用する等太陽光や強い光を直接見ないよう指導すること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1*本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には診断又は治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
診断又は治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
幼児・小児には0.25%液を使用することが望ましい。全身の副作用が起こりやすい。
9.8 高齢者
一般に生理機能が低下している。
相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| 抗コリン作用を有する薬剤 • 三環系及び四環系抗うつ剤 フェノチアジン系薬剤 抗ヒスタミン剤等 |
循環器系、精神神経系等の全身性の副作用があらわれるおそれがある。 | 相加的に作用(抗コリン作用)を増強させる。 |
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| アレルギー性結膜炎 | 頻度不明 |
| 便秘 | 頻度不明 |
| 口渇 | 頻度不明 |
| 幻覚 | 頻度不明 |
| 心悸亢進 | 頻度不明 |
| 悪心・嘔吐 | 頻度不明 |
| 痙攣 | 頻度不明 |
| 発熱 | 頻度不明 |
| 眼圧上昇 | 頻度不明 |
| 眼瞼結膜炎 | 頻度不明 |
| 続発性緑内障 | 頻度不明 |
| 興奮 | 頻度不明 |
| 血圧上昇 | 頻度不明 |
| 頭痛 | 頻度不明 |
| 顔面潮紅 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
アトロピンはコリン作動性刺激に対する虹彩括約筋及び毛様体筋の反応を遮断する1) 。
18.2 散瞳作用
散瞳は点眼後数分から始まり、約40分で最大となる。作用は7~10日間持続する2),3) 。
18.3 調節麻痺作用
調節麻痺は散瞳にやや遅れて発現し、作用の持続は3~5日である。調節と瞳孔反射は、7~12日間は完全には回復しない1),3) 。
薬価情報
YJコードに紐付く薬価基準収載データを年度別に表示します。
最新薬価: ¥296.60
| 年度 | 品名 | 規格 | 単位 | 薬価 | 後発品 | 適用日 | 製造販売会社 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度 |
日点アトロピン点眼液1%
本剤
1311706Q2022
|
1%5mL1瓶 | 1%5mL1瓶 | ¥296.60 | — | — | — |