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メトコール

歯科用グアヤコール・パラクロロフェノール製剤

添付文書改訂 2024年03月01日

効能・効果

齲窩及び根管の消毒、歯髄炎の鎮痛鎮静、根端性歯周組織炎の鎮痛鎮静

用法・用量

齲窩・根管の拡大・清掃を十分に行い、本剤の適量を患部に貼付し、仮封する。

使用上の注意

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
過敏症状 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

グアヤコールの有する鎮静、消毒効果、特に緩和な歯髄及び根端周囲組織に対する作用と、パラクロルフェノールの有する強い殺菌、消毒力を利用し、フェノール系薬剤の有する欠点であるホルマリン系薬剤より劣る殺菌、消毒効果を是正している4) 。

18.2 消毒作用

本剤(パラクロルフェノール・グアヤコール)の細菌発育阻止作用は、次表のとおりである5) 。

試験方法 薬剤 ホルマリン
トリクレゾール
クロロフェノール
カンファー
グアヤコール パラクロルフェノール・グアヤコール
菌種
ろ 紙 法 Str.K1 +++ +++ +++ +++
Sta.H +++ +++ +++ +++
Sta.209p +++ +++ +++ +++
三 木 式
カップ法
Str.K1 +++ +++
Sta.H +++ ++
Sta.209p +++

注 +++ :30 mm以上の発育阻止円      ++ :15 mm以上の発育阻止円      + :11 mm以上の発育阻止円     - :発育阻止円ほとんどなし

18.3 鎮痛鎮静作用

本剤には腐食性の局所麻痺作用がある。カエルの座骨神経に対する本剤とグアヤコールの比較実験によると、本剤による麻痺の発現はグアヤコールに比べて迅速である6) 。