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プレアミン⁻P注射液

高カロリー輸液用総合アミノ酸製剤

添付文書改訂 2026年04月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1アミノ酸代謝異常のある患者[投与されたアミノ酸が代謝されず、アミノ酸インバランスが助長されるおそれがある。]

  2. 2.2重篤な腎障害のある患者又は高窒素血症の患者(いずれも透析又は血液ろ過を実施している患者を除く)

  3. 2.3肝性昏睡又は肝性昏睡のおそれのある患者

効能・効果

新生児、乳児及び1~3歳の幼児における下記状態時のアミノ酸補給に用いる。ただし、原則として新生児は出生時体重2kg以上とする。  低蛋白血症、低栄養状態、手術前後

用法・用量

通常、新生児(出生時体重2kg以上)及び乳児にはアミノ酸の量として1.75~2.75g(本品23~36mL)/kg体重/日、1~3歳の幼児には1.50~2.50g(本品20~33mL)/kg体重/日を高カロリー輸液法により静脈内に持続点滴注入する。 なお、臨床症状、臨床検査値により適宜増減する。

使用上の注意

  1. 8.1透析又は血液ろ過を実施している重篤な腎障害のある患者又は高窒素血症の患者における、尿素等の除去量、蓄積量は透析の方法及び病態によって異なる。血液生化学検査、酸塩基平衡、体液バランス等の評価により患者の状態を確認した上で投与開始及び継続の可否を判断すること。

  2. 8.2高カロリー輸液時(特に開始時)AST、ALTが一時的に軽度上昇することがある。この場合は臨床症状、臨床検査値の推移を慎重に観察し、馴化が得られるまで投与量(又は熱量)の減量を考慮することが望ましい。

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1高度のアシドーシスのある患者

アシドーシスが悪化するおそれがある。

  1. 9.1.2うっ血性心不全の患者

循環血液量の増加により、症状が悪化するおそれがある。

  1. 9.1.3低ナトリウム血症の患者

低ナトリウム血症が悪化するおそれがある。

  1. 9.1.4本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者**

9.2 腎機能障害患者

  1. 9.2.1重篤な腎障害のある患者又は高窒素血症の患者(いずれも透析又は血液ろ過を実施している患者を除く)

投与しないこと。アミノ酸の代謝産物である尿素等が滞留し、症状が悪化するおそれがある。

  1. 9.2.2透析又は血液ろ過を実施している重篤な腎障害のある患者又は高窒素血症の患者

アミノ酸の代謝産物である尿素等の滞留がおこるおそれがある。

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1肝性昏睡又は肝性昏睡のおそれのある患者

投与しないこと。アミノ酸の代謝が十分に行われないため、症状が悪化する又は誘発されるおそれがある。

9.7 小児等

出生時体重2kg未満の低出生体重児には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ、臨床症状、臨床検査値により投与量を適宜増減し、慎重に投与すること。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
Al-P上昇 1〜5%未満
ALT上昇 1〜5%未満
AST上昇 1〜5%未満
アシドーシス 頻度不明
動悸 頻度不明
嘔吐 頻度不明
悪寒 頻度不明
悪心 頻度不明
発熱 頻度不明
発疹 頻度不明
胸部不快感 頻度不明
頭痛 頻度不明
黄疸(ビリルビン上昇) 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

本剤はアミノ酸の補給効果を示す。

18.2 血漿中遊離アミノ酸濃度

乳児期、離乳期、成長期のラットに本剤を用いて高カロリー輸液投与を行ったところ、血漿遊離アミノ酸濃度は幼若になるほど正常範囲あるいはその近辺の値を示した4)。

18.3 栄養効果

本剤を用いて高カロリー輸液投与を行ったところ、アミノ酸投与量の増加に伴い、乳児期及び離乳期のラットにおいて体重増加がみられ、離乳期において正の窒素出納が得られた4)。

薬物動態

16.3 分布

3週齢のSD系雄性ラットに14C-アミノ酸19種を含む本剤を静脈内に90分間持続注入した結果、臓器への分布率は、投与終了直後から5時間の間で肝臓が特に大きく、膵臓、腎臓、脳の順であった1)。

16.5 排泄

3週齢のSD系雄性ラットに14C-アミノ酸19種を含む本剤を静脈内に90分間持続注入した結果、投与された放射能は7日目までに呼気中約46%、尿中約5%、糞中約6%が排泄された1)。