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下記の皮膚真菌症の治療
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白癬:体部白癬(斑状小水疱性白癬、頑癬)、股部白癬(頑癬)、足部白癬(汗疱状白癬)
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カンジダ症:指間びらん症、間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、爪囲炎、外陰カンジダ症、皮膚カンジダ症
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癜風
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能・効果
用法・用量
1日2~3回患部に塗布する。
使用上の注意
9.5 妊婦
妊婦(3ヵ月以内)又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| ワルファリンカリウム | ワルファリンの作用を増強することがある(皮膚からの吸収はほとんど認められていないが、外国において、ワルファリンとの併用により出血を来した症例が報告されている)。 | ミコナゾール硝酸塩がCYP3A及びCYP2C9を阻害することによると考えられる。 |
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| そう痒感 | 1〜5%未満 |
| びらん | 頻度不明 |
| 丘疹 | 1〜5%未満 |
| 乾燥・亀裂 | 1〜5%未満 |
| 刺激感 | 頻度不明 |
| 小水疱 | 頻度不明 |
| 接触性皮膚炎 | 頻度不明 |
| 発赤・紅斑 | 1〜5%未満 |
| 腫脹等 | 頻度不明 |
| 落屑 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
ミコナゾール硝酸塩の抗菌作用13),14),15)、生化学的作用16),17)及び超微形態学的作用18)を検討した結果、ミコナゾール硝酸塩は低濃度では主として膜系(細胞膜並びに細胞壁)に作用して、細胞の膜透過性を変化させることにより抗菌作用を示す。また、高濃度では細胞の壊死性変化をもたらし、殺菌的に作用する16),17),18),19),20)。
18.2 抗菌作用
- 18.2.1真菌に対する作用
ミコナゾール硝酸塩は白癬の起因菌である白癬菌属、小胞子菌属、表皮菌属やカンジダ症の起因菌であるカンジダ属をはじめ、アスペルギルス属、クリプトコックス・ネオフォルマンス等の諸菌種に対しても強い抗真菌作用を有する13),14),15)。 各種真菌に対する最小発育阻止濃度(MIC)は下表のとおりであった13)(in vitro)。
| 菌種 | MIC(µg/mL) |
|---|---|
| Trichophyton mentagrophytes | 0.16~0.63 |
| Trichophyton rubrum | 0.32 |
| Trichophyton violaceum | 0.08 |
| Microsporum audouinii | 1.25 |
| Microsporum gypseum | 0.63 |
| Candida albicans | 0.08~5 |
| Aspergillus fumigatus | 0.63~1.25 |
| Cryptococcus neoformans | 0.16~0.63 |
培地:Bacto-Yeast Morphology agar
- 18.2.2細菌に対する作用
Heart infusion agar及びBrain-heart infusion agarを用いた実験では、グラム陽性菌に対するミコナゾール硝酸塩のMICは球菌、桿菌とも2.5~10µg/mLであり、特に嫌気性菌に対しては0.32~0.63µg/mLであるが、グラム陰性菌に対しては感受性は認められない13)(in vitro)。
18.3 感染治療実験
モルモットのT.mentagrophytes感染に対しミコナゾール硝酸塩の1%クリームを1日1回連日塗布すると、投与6日目から症状の消退が認められ、2週間後には組織内の菌は陰性化した21)。
薬物動態
16.2 吸収
健康人3例の正常皮膚に本剤1回0.5gを1日2回14日間連日塗布した結果並びに足部白癬患者4例の障害皮膚に本剤1回0.5gを1日2回14~21日間連日塗布したときの投与7日目の結果より、皮膚からの吸収はほとんど認められていない。