Clinical snapshot

ハリゾンシロップ100mg/mL

アムホテリシンB

添付文書改訂 2023年07月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

消化管におけるカンジダ異常増殖

用法・用量

通常小児に対し1回0.5~1mL〔アムホテリシンBとして50~100mg(力価)〕を1日2~4回食後経口投与する。

使用上の注意

本剤は、消化管からほとんど吸収されないため全身性の真菌感染症に対しては無効である。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒト母乳中への移行は不明である。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
Al-P上昇 頻度不明
ALT上昇 頻度不明
AST上昇 頻度不明
BUN上昇 頻度不明
ウロビリン尿 頻度不明
そう痒 1〜5%未満
下痢 1〜5%未満
口内炎 1〜5%未満
嘔吐 1〜5%未満
心窩部痛 1%未満
悪心 1〜5%未満
発熱 1〜5%未満
発疹 1〜5%未満
肝障害 頻度不明
胃痛 1〜5%未満
腎障害 頻度不明
腹痛 1〜5%未満
腹部膨満感 1〜5%未満
舌炎 頻度不明
蕁麻疹 頻度不明
蛋白尿 頻度不明
血管浮腫 頻度不明
食欲不振 1〜5%未満

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

アムホテリシンBは感受性真菌の細胞膜成分であるエルゴステロールと結合することにより膜障害を起こし、細胞質成分の漏出が生じてその真菌を死滅させる2)。

18.2 抗真菌作用

アムホテリシンBは、カンジダ属、アスペルギルス属等の病原真菌に対し抗菌力を示すが、グラム陽性菌、グラム陰性菌、リケッチア、ウイルス等には、ほとんど抗菌活性を示さない。カンジダに対する最小発育阻止濃度は、0.04~1.56μg/mLである(in vitro)3),4)。

薬物動態

16.2 吸収

アムホテリシンBを経口投与しても消化管からはほとんど吸収されない1)。