アフタ性口内炎
トリアムシノロンアセトニド口腔用貼付剤25μg「大正」
トリアムシノロンアセトニド貼付剤
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
効能・効果
用法・用量
通常、1患部に1回1枚ずつを、1日1~2回、白色面を患部粘膜に付着させて用いる。 なお、症状により適宜増量する。
使用上の注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1口腔内に感染を伴う患者
やむを得ず使用する必要のある場合は、あらかじめ適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮すること。感染症の増悪を招くおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
相互作用
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| カンジダ症 | 1〜5%未満 |
| 気管支喘息発作 | 頻度不明 |
| 発疹等 | 頻度不明 |
| 顔面浮腫 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
本剤は、口腔粘膜局所に付着滞留し、主薬トリアムシノロンアセトニドの抗炎症作用・抗アレルギー作用により効果を発揮する。
18.2 主薬トリアムシノロンアセトニドの薬効
トリアムシノロンアセトニドは糖質コルチコイド作用を主とする作用持続性のトリアムシノロン誘導体であり、抗炎症作用、抗アレルギー作用を有する5) 。
18.3 生物学的同等性試験
健康成人男子20名を対象として、本剤及び標準製剤を2時間及び4時間、前腕部皮膚に貼付したときの貼付部位の皮膚蒼白化程度を検討した結果、両剤の生物学的同等性が確認された6) 。
薬物動態
16.2 吸収
ラットの舌粘膜に標識化した主薬3H-トリアムシノロンアセトニドを含むアフタッチ口腔用貼付剤25μgを付着させ、舌組織への吸収性を検討した結果、組織中に存在する3H-トリアムシノロンアセトニドの量は15分でピークに達し、以後極めてゆるやかに減少した1) 。
16.3 分布
- 16.3.1口腔内分布・付着滞留性
ラットの舌粘膜に標識化した主薬3H-トリアムシノロンアセトニドを含むアフタッチ口腔用貼付剤25μgを付着させ、組織内の分布をミクロオートラジオグラフィーで経時的に測定した結果、3H-トリアムシノロンアセトニドが持続的に浸透することによって、結合組織及び筋層における3H-トリアムシノロンアセトニドの濃度の上昇と持続が認められた2) 。