下記疾患における痙攣ならびに運動機能亢進
胃炎、胃・十二指腸潰瘍、腸炎、過敏性大腸症候群、胆のう・胆道疾患、尿路結石症
チキジウム臭化物カプセル
2.1閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
2.2前立腺肥大による排尿障害のある患者[膀胱平滑筋の弛緩、膀胱括約筋の緊張により排尿困難を悪化させるおそれがある。]
2.3重篤な心疾患のある患者[心拍数を増加させ、心臓に過負荷をかけるおそれがある。]
2.4麻痺性イレウスの患者[消化管運動を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。]
2.5本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
下記疾患における痙攣ならびに運動機能亢進
胃炎、胃・十二指腸潰瘍、腸炎、過敏性大腸症候群、胆のう・胆道疾患、尿路結石症
チキジウム臭化物として、通常成人1回5~10mgを1日3回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。
羞明等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に注意させること。
膀胱平滑筋の弛緩、膀胱括約筋の緊張により排尿困難を悪化させるおそれがある。
心悸亢進等の症状を悪化させるおそれがある。
心拍数を増加させ、心臓に過負荷をかけるおそれがある。
心拍数を増加させ、心臓に過負荷をかけるおそれがある。
中毒性巨大結腸があらわれることがある。
汗腺分泌を抑制し、体温調節を障害するおそれがある。
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続及び中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
一般に前立腺肥大を伴っている場合が多い。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| 三環系抗うつ剤 • アミトリプチリン イミプラミン等フェノチアジン系薬剤 • プロクロルペラジン クロルプロマジン等抗ヒスタミン剤 • クロルフェニラミン ジフェンヒドラミン等 |
本剤の作用が増強されることがある。 | 本剤及びこれらの薬剤はともに抗コリン作用を持つ。 |
| モノアミン酸化酵素阻害剤 | 本剤の作用が増強されるおそれがある。 | MAO阻害剤は抗コリン作用を増強させるおそれがある。 |
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| 下痢 | 1〜5%未満 |
| 便秘 | 1〜5%未満 |
| 口渇 | 1〜5%未満 |
| 心悸亢進 | 1〜5%未満 |
| 悪心・嘔吐 | 1〜5%未満 |
| 排尿障害 | 1〜5%未満 |
| 発疹 | 1%未満 |
| 羞明 | 1〜5%未満 |
| 耳鳴 | 1%未満 |
| 胃不快感 | 1%未満 |
| 胸やけ | 1%未満 |
| 腹部膨満感 | 頻度不明 |
| 頭痛 | 頻度不明 |
| 頭重感 | 1%未満 |
| 頻尿 | 1%未満 |
| 食欲不振 | 1%未満 |
チキジウム臭化物カプセル10mg「トーワ」とチアトンカプセル10mgを、クロスオーバー法によりそれぞれ1カプセル(チキジウム臭化物として10mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。1)
| 判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
|---|---|---|---|---|
| AUC0~10 (ng・hr/mL) |
Cmax (ng/mL) |
Tmax (hr) |
T1/2 (hr) |
|
| チキジウム臭化物カプセル 10mg「トーワ」 |
26.33±24.47 | 7.00±5.66 | 1.69±0.73 | 1.76±0.68 |
| チアトンカプセル10mg | 26.48±24.10 | 7.40±6.26 | 1.84±0.68 | 1.92±0.89 |
mean±S.D.,n=16
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
チキジウム臭化物カプセル5mg「トーワ」は、チキジウム臭化物カプセル10mg「トーワ」を標準製剤としたとき、溶出挙動が同等と判断され、生物学的に同等とみなされた。2)