Clinical snapshot

セチロ配合錠

ダイオウ・センナ配合剤

添付文書改訂 2025年04月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1本剤又はセンノシド製剤に過敏症の既往歴のある患者

  2. 2.2急性腹症が疑われる患者、痙攣性便秘の患者[腸管蠕動運動亢進作用により腹痛等の症状を増悪するおそれがある。]

  3. 2.3重症の硬結便のある患者[下剤の経口投与では十分な効果が得られず、腹痛等の症状を増悪するおそれがある。]

  4. 2.4腎機能障害のある患者

  5. 2.5電解質失調(特に低カリウム血症)のある患者には大量投与を避けること[下痢が起こると電解質を喪失し、状態を悪化させるおそれがある。]

  6. 2.6テトラサイクリン系抗生物質を投与中の患者

効能・効果

便秘症

用法・用量

通常、成人には1回3錠、1日3回食後経口投与する。頑固な場合の頓用には1回4~5錠を経口投与する。 なお、年齢・症状により適宜増減する。

使用上の注意

連用による耐性の増大等のため効果が減弱し、薬剤に頼りがちになることがあるので長期連用は避けること。

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1腹部手術後の患者

腸管蠕動運動亢進作用により腹痛等がみられる。

9.2 腎機能障害患者

投与しないこと。体内にMg2+の蓄積を起こすことがある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 なお、妊婦、産婦又は妊娠している可能性のある女性には大量投与を避けること。投与した場合、子宮収縮を誘発して、流早産の危険性がある。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ダイオウ、センナ中のアントラキノン誘導体が、母乳中に移行し、乳児の下痢を起こすことがある。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

相互作用

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
テトラサイクリン系抗生物質
• アクロマイシン等
Mg2+がテトラサイクリン系抗生物質の吸収を阻害し、効果を減弱するおそれがある。 テトラサイクリン系抗生物質とMg2+がキレートを生成する。

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
カルシウム製剤 milk-alkali syndromeがあらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には中止する。 高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシスなどを来し腎不全に進展する。
大量の牛乳 milk-alkali syndromeがあらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には中止する。 高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシスなどを来し腎不全に進展する。

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
腹痛 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

  1. 18.1.1センナ末・ダイオウ末

薬効成分のセンノシドは、胃及び小腸で吸収されることなく、そのままの形で大腸に達し腸内細菌により活性物質(rheinanthrone)に代謝され、結腸蠕動運動を亢進し瀉下作用を示す。

  1. 18.1.2オウレン末

薬効成分のベルベリンは、腸内有害細菌に対して殺菌作用、腸内細菌叢を正常に保持し腸管内の病原菌の増殖を抑える作用、及び腸管蠕動運動抑制作用を示す。また、オウレンは鎮痙的作用も示す。

  1. 18.1.3酸化マグネシウム

腸内では難吸収性の重炭酸塩又は炭酸塩となり、浸透圧維持のため腸壁から水分を奪い腸管内容物が軟化されることにより緩下作用を示す。

  1. 18.1.4硫酸マグネシウム水和物

腸管粘膜から吸収がされにくいことから腸管内で高張液状態となり、腸内水分及び分泌液の吸収を妨げると共に、組織から腸管腔に水分を吸収して貯留させる。そのため、腸壁が刺激され蠕動運動が亢進して瀉下作用を示す。

薬価情報

YJコードに紐付く薬価基準収載データを年度別に表示します。

最新薬価: ¥6.30
年度 品名 規格 単位 薬価 後発品 適用日 製造販売会社
2026年度
セチロ配合錠 本剤
2359103X1034
1錠 1錠 ¥6.30