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○狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患、うっ血性心不全
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○ワーファリンとの併用による心臓弁置換術後の血栓・塞栓の抑制
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○つぎの疾患における尿蛋白減少:
ステロイドに抵抗性を示すネフローゼ症候群
2.1本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2アデノシン(アデノスキャン)を投与中の患者
○狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患、うっ血性心不全
○ワーファリンとの併用による心臓弁置換術後の血栓・塞栓の抑制
○つぎの疾患における尿蛋白減少:
ステロイドに抵抗性を示すネフローゼ症候群
ジピリダモールとして、通常成人1回25mgを1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ジピリダモールとして、通常成人1日300~400mgを3~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ジピリダモールとして、通常成人1日300mgを3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。投薬開始後、4週間を目標として投薬し、尿蛋白量の測定を行い、以後の投薬継続の可否を検討する。 尿蛋白量の減少が認められない場合は、投薬を中止するなど適切な処置をとること。 尿蛋白量の減少が認められ投薬継続が必要な場合は、以後定期的に尿蛋白量を測定しながら投薬すること。
8.2病態の急速な進展がみられる場合には、中止又は他の療法を考慮するなど適切な処置を行うこと。
8.3尿蛋白が減少した場合でも、腎機能が低下することがあるので、定期的に腎機能を検査するなど注意すること。
更に血圧を低下させることがある。
症状を悪化させることがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(マウス)でわずかに胎児への移行が報告されている。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ウサギ)で母乳中へ移行することが報告されている。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| アデノシン (アデノスキャン) |
完全房室ブロック、心停止等が発現することがある。本剤の投与を受けた患者にアデノシン(アデノスキャン)を投与する場合には少なくとも12時間の間隔をおく。もし完全房室ブロック、心停止等の症状があらわれた場合はアデノシン(アデノスキャン)の投与を中止する。 | 本剤は体内でのアデノシンの血球、血管内皮や各臓器での取り込みを抑制し、血中アデノシン濃度を増大させることによりアデノシンの作用を増強する。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| キサンチン系製剤 • テオフィリン アミノフィリン |
本剤の作用が減弱されるので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意すること。 | テオフィリン等のキサンチン系製剤は、本剤のアデノシンを介した作用を阻害する。 |
| アデノシン三リン酸二ナトリウム | 本剤はアデノシンの血漿中濃度を上昇させ、心臓血管に対する作用を増強するので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意すること。 | 本剤は体内でのアデノシンの血球、血管内皮や各臓器での取り込みを抑制し、血中アデノシン濃度を増大させることによりアデノシンの作用を増強する。 |
| 降圧剤 | 本剤は降圧剤の作用を増強することがあるので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意すること。 | 本剤の血管拡張作用により、降圧剤の作用が増強されることがある。 |
| 抗凝固剤 • ダビガトランエテキシラート、ヘパリン等 |
出血傾向が増強するおそれがあるので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意すること。 | これら薬剤は抗凝固作用を有するためと考えられる。 |
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| ALT上昇等) | 頻度不明 |
| しびれ感 | 1%未満 |
| のぼせ感 | 1〜5%未満 |
| ほてり | 1〜5%未満 |
| めまい | 1〜5%未満 |
| 下痢 | 1〜5%未満 |
| 便秘 | 1〜5%未満 |
| 倦怠感 | 1〜5%未満 |
| 口渇 | 1〜5%未満 |
| 嘔吐 | 1〜5%未満 |
| 嘔気 | 1〜5%未満 |
| 心悸亢進 | 1〜5%未満 |
| 悪心 | 1〜5%未満 |
| 潮紅 | 1%未満 |
| 熱感 | 1〜5%未満 |
| 発汗 | 1%未満 |
| 発疹 | 1〜5%未満 |
| 皮下出血 | 1%未満 |
| 筋肉痛 | 1%未満 |
| 耳鳴 | 1%未満 |
| 肝機能検査値異常(AST上昇 | 頻度不明 |
| 肩こり | 1%未満 |
| 胸痛 | 1〜5%未満 |
| 脱力感 | 1〜5%未満 |
| 腹痛 | 1〜5%未満 |
| 腹部膨満感 | 1%未満 |
| 蕁麻疹 | 頻度不明 |
| 血圧低下 | 1%未満 |
| 違和感 | 1〜5%未満 |
| 頭痛 | 1〜5%未満 |
| 頻脈 | 1%未満 |
| 食欲不振 | 1〜5%未満 |
| 鼻出血 | 1%未満 |
18.1.1冠血管拡張作用血液中アデノシンの赤血球、血管壁への再取り込みを抑制し、血液中アデノシン濃度を上昇させることにより冠血管を拡張する(ヒト、モルモット)。5),6)
18.1.2抗血小板作用健康成人において血管壁からのプロスタサイクリン(PGI2)の放出促進、作用増強及び血小板のトロンボキサンA2(TXA2)の合成抑制により、PGI2とTXA2のバランスを改善する。また、血液中アデノシンの赤血球、血管壁への再取り込み抑制作用により、血液中アデノシン濃度を上昇させ、血小板のアデニールサイクラーゼ活性を増強し、血小板内c-AMPの合成を促進する。また、血小板内c-AMPホスホジエステラーゼの活性を抑制し、血小板内のc-AMP濃度を高める(ヒト血小板、in vitro)。また、c-GMPホスホジエステラーゼ活性を抑制し、c-GMP濃度を高める。これらの作用により、血小板の活性化を抑制する。5),6),7),8),9)
18.1.3尿蛋白減少作用抗血小板作用(ウサギ)、糸球体係蹄壁の陰荷電減少抑制作用(ラット)等により、尿蛋白を減少する。10),11),12)
18.2.1抗血小板作用心臓弁置換患者において短縮した血小板生存日数を延長し、血小板の放出反応を抑制し、また異常に亢進した血小板凝集能・粘着能を抑制する。13),14) 血小板凝集能・粘着能及び放出反応等の血小板機能を抑制する(ウサギ)。10),15)
18.2.2血栓・塞栓抑制作用右心房への鋼材移植(イヌ)、プロナーゼ灌流(イヌ)、大脳皮質動脈の損傷(ウサギ)、腸間膜動脈への電気刺激(ラット)による血栓・塞栓形成を抑制する。16),17),18),19)
18.2.3尿蛋白減少作用アミノヌクレオシド腎症(ラット)、プロタミン腎症(ラット)、抗GBM型腎炎(ラット)において、尿蛋白を減少させる。11),12),20),21)
18.2.4心筋保護作用ヒポキシアによる心筋内ATP濃度の低下及び心筋ミトコンドリアの形態学的変化を抑制する(イヌ)。22),23)
18.2.5虚血心筋への酸素供給作用冠血流量を増加し(イヌ)、冠動脈の副血行路系の発達を促進し(ミニチュアピッグ)、十分な酸素を虚血心筋へ供給する。24),25)
18.2.6腎機能改善作用ネフローゼ症候群患者において、内因性クレアチニンクリアランス値を増加させる。26)
16.1.1単回投与健康成人12例にジピリダモール100mgを経口投与した場合、速やかに吸収され、0.5~2時間後に最高血漿中濃度約1.2μg/mLに達した。1)
16.1.2反復投与健康成人9例にジピリダモール300mg/日を3日間経口投与した場合、最高血漿中濃度は約1.7μg/mLであり、蓄積性は認められなかった。2)
16.1.3生物学的同等性試験ジピリダモール錠25mg「トーワ」とペルサンチン錠25mgをクロスオーバー法によりそれぞれ3錠(ジピリダモールとして75mg)家兎(n=10)に絶食単回経口投与し、血漿中未変化体濃度について比較検討した結果、両製剤間の生物学的利用率には有意差は認められなかった。3)
*健康成人7例にジピリダモール50mgを経口投与した場合の主代謝産物は、ジピリダモールのモノグルクロン酸抱合体であった(外国人のデータ)。4)
*健康成人10例にジピリダモール200mgを経口投与した場合、24時間尿中には未変化体は認められず、1%以下のモノグルクロン酸抱合体が認められた(外国人のデータ)。4)