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シアノコバラミン注射液1mg「ツルハラ」

日本薬局方 シアノコバラミン注射液

添付文書改訂 2023年10月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

  • 1)ビタミンB12欠乏症の予防及び治療

  • 2)ビタミンB12の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給

(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦など)

  • 3)巨赤芽球性貧血

  • 4)広節裂頭条虫症

  • 5)悪性貧血に伴う神経障害

  • 6)吸収不全症候群

(スプルーなど)

  • 7)下記疾患のうち、ビタミンB12の欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合

  • (1)栄養性および妊娠性貧血

  • (2)胃切除後の貧血

  • (3)肝障害に伴う貧血

  • (4)放射線による白血球減少症

  • (5)神経痛

  • (6)末梢神経炎、末梢神経麻痺

  • 7)の適応(効能・効果)に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法・用量

シアノコバラミンとして、通常、成人1回1000μgまでを皮下、筋肉内または静脈内注射する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

9.7 小児等

  1. 9.7.1小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

  2. 9.7.2低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。 外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99~234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある。本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
そう痒感 頻度不明
発疹 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

ビタミンB12である。多くの代謝系に関与し、正常な発育、造血、神経組織のミエリン鞘形成等に重要な役割を果たしている。DNA合成過程で必要な葉酸を活性化することにより、間接的にDNA合成に関与するほか、メチルマロニルCoAからサクシニルCoAへの転換反応に関与することによって造血機能を促進する。また、還元型SH基の保護、メチオニン合成時の役割を介して蛋白合成にも影響を及ぼし、髄鞘の形成促進作用、グリア細胞での核酸・蛋白代謝を改善する1)。