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シアノコバラミン注射液1,000μg「トーワ」

シアノコバラミン注射液

添付文書改訂 2023年11月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

  • (1)ビタミンB12欠乏症の予防及び治療

  • (2)ビタミンB12の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦など)

  • (3)巨赤芽球性貧血

  • (4)広節裂頭条虫症

  • (5)悪性貧血に伴う神経障害

  • (6)吸収不全症候群(スプルーなど)

  • (7)下記疾患のうち、ビタミンB12の欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合

  • 栄養性及び妊娠性貧血

  • 胃切除後の貧血

  • 肝障害に伴う貧血

  • 放射線による白血球減少症

  • 神経痛

  • 末梢神経炎、末梢神経麻痺

  • (7)の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法・用量

シアノコバラミンとして、通常、成人1回1,000μgまでを皮下、筋肉内または静脈内注射する。 なお、年令、症状により適宜増減する。

使用上の注意

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
そう痒感 頻度不明
発疹 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

ビタミンB12である。多くの代謝系に関与し、正常な発育、造血、神経組織のミエリン鞘形成等に重要な役割を果たしている。DNA合成過程で必要な葉酸を活性化することにより、間接的にDNA合成に関与するほか、メチルマロニルCoAからサクシニルCoAへの転換反応に関与することによって造血機能を促進する。また、還元型SH基の保護、メチオニン合成時の役割を介して蛋白合成にも影響を及ぼし、髄鞘の形成促進作用、グリア細胞での核酸・蛋白代謝を改善する。1)