インスリン非依存型糖尿病 (ただし、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る。)
【警告】
重篤かつ遷延性の低血糖を起こすことがある。用法及び用量、使用上の注意に特に留意すること。
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
-
2.1重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、インスリン依存型糖尿病(若年型糖尿病、ブリットル型糖尿病等)の患者[インスリンの適用である。]
-
2.2重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリンの適用である。]
-
2.3重篤な肝機能障害又は腎機能障害のある患者[低血糖を起こすおそれがある。]
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2.4下痢、嘔吐等の胃腸障害のある患者[低血糖を起こすおそれがある。]
-
2.5妊婦又は妊娠している可能性のある女性
-
2.6本剤の成分又はスルホンアミド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
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2.7ボセンタン水和物を投与中の患者
効能・効果
用法・用量
通常、1日量グリベンクラミドとして1.25~2.5mgを経口投与し、必要に応じ適宜増量して維持量を決定する。ただし、1日最高投与量は10mgとする。 投与方法は、原則として1回投与の場合は朝食前又は後、2回投与の場合は朝夕それぞれ食前又は後に経口投与する。
使用上の注意
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8.1投与する場合には、少量より開始し、血糖、尿糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、効果が不十分な場合には、速やかに他の治療法への切り替えを行うこと。
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8.2重篤かつ遷延性の低血糖を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること。
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8.3低血糖に関する注意について、患者及びその家族に十分徹底させること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1低血糖を起こすおそれのある以下の患者又は状態
-
脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
-
栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
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激しい筋肉運動
-
過度のアルコール摂取者
9.2 腎機能障害患者
- 9.2.1重篤な腎機能障害のある患者
投与しないこと。低血糖を起こすおそれがある。
- 9.2.2腎機能障害のある患者(重篤な腎機能障害のある患者を除く)
低血糖を起こすおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
- 9.3.1重篤な肝機能障害のある患者
投与しないこと。低血糖を起こすおそれがある。
- 9.3.2肝機能障害のある患者(重篤な肝機能障害のある患者を除く)
低血糖を起こすおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。スルホニルウレア系薬剤は胎盤を通過することが報告されており、新生児の低血糖、巨大児が認められている。また、動物実験(ラット)で催奇形作用が報告されている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。他のスルホニルウレア系薬剤(トルブタミド)で母乳へ移行することが報告されている。
9.8 高齢者
少量から投与を開始し定期的に検査を行うなど慎重に投与すること。生理機能が低下していることが多く、低血糖があらわれやすい。
相互作用
- 本剤は主に肝代謝酵素CYP2C9及びCYP3A4により代謝される。
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| ボセンタン水和物 • (トラクリア) |
本剤との併用により、肝酵素値上昇の発現率が増加したとの報告がある。 | 本剤及びボセンタン水和物は胆汁酸塩の排泄を阻害し、肝細胞内に胆汁酸塩の蓄積をもたらす。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
- 血糖降下作用を増強する薬剤
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| 糖尿病用薬 • インスリン製剤 ビグアナイド系薬剤 チアゾリジン系薬剤 α-グルコシダーゼ阻害剤 DPP-4阻害薬 GLP-1受容体作動薬 SGLT2阻害剤 |
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
血糖降下作用が増強される。 |
| プロベネシド | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
腎排泄抑制 |
| クマリン系薬剤 • ワルファリンカリウム |
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
肝代謝抑制 |
| サリチル酸剤 • アスピリン サザピリン 等 |
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
血中蛋白との結合抑制、サリチル酸剤の血糖降下作用 |
| プロピオン酸系消炎剤 • ナプロキセン ロキソプロフェンナトリウム水和物 等アリール酢酸系消炎剤 • アンフェナクナトリウム水和物 ナブメトン 等オキシカム系消炎剤 • ロルノキシカム 等 |
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
血中蛋白との結合抑制 これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。 |
| フィブラート系薬剤 • ベザフィブラート クロフィブラート 等 |
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制 |
| β-遮断剤 • プロプラノロール メトプロロール 等 |
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
糖新生抑制、アドレナリンによる低血糖からの回復抑制、低血糖に対する交感神経症状抑制 |
| シベンゾリンコハク酸塩 ジソピラミド ピルメノール塩酸塩水和物 |
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
インスリン分泌促進が考えられている。 |
| モノアミン酸化酵素阻害剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
インスリン分泌促進、糖新生抑制 |
| クラリスロマイシン | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
機序不明 左記薬剤が本剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。 |
| サルファ剤 • スルファメトキサゾール スルファジメトキシン 等 |
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制 |
| クロラムフェニコール | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
肝代謝抑制 |
| テトラサイクリン系抗生物質 • テトラサイクリン塩酸塩 ミノサイクリン塩酸塩 等 |
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
インスリン感受性促進 |
| シプロフロキサシン レボフロキサシン水和物 |
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
機序不明 |
| アゾール系抗真菌剤 • ミコナゾール フルコナゾール 等 |
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。 |
肝代謝抑制、血中蛋白との結合抑制 |
- 血糖降下作用を減弱する薬剤
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| アドレナリン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 | 末梢でのブドウ糖の取り込み抑制、肝臓での糖新生促進 |
| 副腎皮質ホルモン製剤 • コルチゾン酢酸エステル ヒドロコルチゾン 等 |
血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 | 肝臓での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下 |
| 甲状腺ホルモン製剤 • レボチロキシンナトリウム水和物 乾燥甲状腺 等 |
血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 | 腸管でのブドウ糖吸収促進、グルカゴンの分泌促進、カテコラミンの作用増強、肝臓での糖新生促進 |
| 卵胞ホルモン製剤 • エストラジオール安息香酸エステル エストリオール 等 |
血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 | 機序不明 コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等が考えられている。 |
| 利尿剤 • トリクロルメチアジド フロセミド 等 |
血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 | インスリン分泌の抑制、末梢組織でのインスリン感受性の低下 |
| ピラジナミド | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 | 機序不明 血糖値のコントロールが難しいとの報告がある。 |
| イソニアジド | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 | 糖質代謝の障害による、血中ブドウ糖濃度上昇及び糖耐性障害 |
| リファンピシン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 | 肝代謝促進 |
| ニコチン酸 | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 | 肝臓でのブドウ糖の同化抑制 |
| フェノチアジン系薬剤 • クロルプロマジン フルフェナジンマレイン酸塩 等 |
血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 | インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離 |
| フェニトイン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 | インスリンの分泌阻害 |
| ブセレリン酢酸塩 | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 | 機序不明 ブセレリン酢酸塩投与により、インスリン非依存型糖尿病患者が依存型になったとの報告が海外である。 |
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| AST・ALTの上昇 | 頻度不明 |
| アルコール耐性低下 | 頻度不明 |
| けん怠感 | 頻度不明 |
| そう痒感 | 1〜5%未満 |
| めまい | 頻度不明 |
| 下痢 | 頻度不明 |
| 便秘 | 頻度不明 |
| 光線過敏症 | 頻度不明 |
| 心窩部痛 | 頻度不明 |
| 悪心 | 頻度不明 |
| 流涙 | 頻度不明 |
| 浮腫 | 頻度不明 |
| 発疹 | 頻度不明 |
| 白血球減少 | 頻度不明 |
| 眠気 | 頻度不明 |
| 胃部膨満感 | 頻度不明 |
| 脱毛 | 1〜5%未満 |
| 血小板減少 | 頻度不明 |
| 視力低下 | 頻度不明 |
| 食欲不振 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
グリベンクラミドは主として膵β細胞を刺激して、内因性インスリンの分泌を促進し、血糖降下作用を発揮する。主にATP依存性K+チャネルの遮断による7)。
18.2 脂質代謝に及ぼす影響
正常ラット及びアロキサン糖尿ラットによる実験で、抗脂肪分解作用及び血中NEFA、トリグリセライドの低下が認められている8)。
薬物動態
16.1 血中濃度
- 16.1.1単回投与
腎・肝障害のない糖尿病患者12例にグリベンクラミド錠2.5mgを朝食10分前に単回経口投与したときのグリベンクラミドの薬物動態パラメータを示す1)。
| Tmax(h) | Cmax(ng/mL) | t1/2(h) |
|---|---|---|
| 1.5 | 82±27(Mean±SD) | 2.7 |
- 16.1.2生物学的同等性試験
(参考)動物
- 〈グリベンクラミド錠1.25mg「三和」〉
グリベンクラミド錠1.25mg「三和」とオイグルコン錠1.25mgそれぞれ2錠(グリベンクラミド2.5mg)を12匹の健康な雄性ビーグル犬にクロスオーバー法により空腹時単回経口投与し、血漿中グリベンクラミド濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された2)。
| 判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
|---|---|---|---|---|
| AUC (ng・h/mL) |
Cmax (ng/mL) |
Tmax (h) |
t1/2 (h) |
|
| グリベンクラミド錠1.25mg「三和」 2錠 | 1503.08±122.16 | 246.66±23.54 | 3.92±0.51 | 2.83±0.41 |
| オイグルコン錠1.25mg 2錠 | 1564.96±148.54 | 248.92±15.36 | 4.00±0.60 | 2.95±0.31 |
(Mean±S.D., n=12)
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験動物の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
- 〈グリベンクラミド錠2.5mg「三和」〉
グリベンクラミド錠2.5mg「三和」とオイグルコン錠2.5mgそれぞれ1錠(グリベンクラミド2.5mg)を12匹の健康な雄性ビーグル犬にクロスオーバー法により空腹時単回経口投与し、血漿中グリベンクラミド濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された3)。
| 判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
|---|---|---|---|---|
| AUC (ng・h/mL) |
Cmax (ng/mL) |
Tmax (h) |
t1/2 (h) |
|
| グリベンクラミド錠2.5mg「三和」 | 1606.90±209.89 | 236.61±28.96 | 4.33±0.65 | 2.76±0.43 |
| オイグルコン錠2.5mg | 1654.63±254.26 | 243.61±33.03 | 4.00±0.43 | 3.06±0.43 |
(Mean±S.D., n=12)
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験動物の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
16.2 吸収
健康成人男性6例にグリベンクラミド5mgを経口投与すると約45%が腸管から吸収された4)(外国人データ)。
16.4 代謝
健康成人男性6例にグリベンクラミド5mgを経口投与すると吸収されたグリベンクラミドは全量が肝臓で代謝された4)(外国人データ)。またin vivo及びin vitro試験において、グリベンクラミドは主に肝代謝酵素CYP2C9及びCYP3A4により代謝されることが示唆された5),6)。
16.5 排泄
健康成人男性6例にグリベンクラミド5mgを経口投与すると投与後48時間以内に投与量の68%が糞便中に、また23%が尿中に排泄された。代謝物は主に糞便中に排泄された4)(外国人データ)。