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下記疾患における心悸亢進、発汗、頭痛・頭重、倦怠感等の自律神経症状
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更年期障害・卵巣欠落症状、自律神経失調症、頭部・頸部損傷
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
ロミタピドメシル酸塩を投与中の患者
効能・効果
用法・用量
通常、成人には1回1錠、1日3回経口投与する。 なお、年令・症状により適宜増減する。
使用上の注意
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1急性閉塞隅角緑内障の患者
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
- 9.1.2重症筋無力症の患者
筋弛緩作用を若干有する。
- 9.1.3脳に器質的障害のある患者
作用が強くあらわれることがある。
- 9.1.4中等度又は重篤な呼吸不全のある患者
呼吸機能が低下することがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
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9.5.1妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム、クロルジアゼポキシド等)の投与を受けた患者の中に奇形を有する児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある。
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9.5.2ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されている。なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある。また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている。
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9.5.3分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状があらわれることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)において、乳汁中に移行することが認められている。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| • ロミタピドメシル酸塩• ジャクスタピッド | ロミタピドメシル酸塩の血中濃度が著しく上昇するおそれがある。 | 本剤がCYP3Aを阻害することにより、ロミタピドメシル酸塩の代謝が阻害される。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| • 中枢神経抑制剤• フェノチアジン誘導体 • バルビツール酸誘導体 等 |
中枢神経抑制作用が増強することがある。 | 両薬剤の中枢神経抑制作用が相加的に増強する可能性がある。 |
| • アルコール | 中枢神経抑制作用が増強することがある。 | 両者の中枢神経抑制作用が相加的に増強する可能性がある。 |
| • タクロリムス水和物 | タクロリムスの血中濃度が上昇することがあるので、本剤を減量又は休薬する等適切な処置を行うこと。 | 本剤がCYP3A4によるタクロリムスの代謝を抑制することによると考えられる。 |
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| AST・ALTの上昇等 | 頻度不明 |
| しびれ等 | 頻度不明 |
| そう痒感 | 頻度不明 |
| ほてり | 頻度不明 |
| めまい・ふらつき | 1〜5%未満 |
| 下痢等 | 頻度不明 |
| 不安 | 頻度不明 |
| 不眠 | 1〜5%未満 |
| 乳房痛 | 頻度不明 |
| 乳汁分泌 | 頻度不明 |
| 便秘 | 1〜5%未満 |
| 倦怠感 | 頻度不明 |
| 動悸 | 1〜5%未満 |
| 口渇 | 1〜5%未満 |
| 悪心・嘔吐 | 1〜5%未満 |
| 手足のふるえ | 頻度不明 |
| 抑うつ症状 | 頻度不明 |
| 月経異常 | 頻度不明 |
| 焦躁 | 頻度不明 |
| 発熱 | 頻度不明 |
| 発疹 | 1〜5%未満 |
| 眠気 | 1〜5%未満 |
| 脱力感 | 1〜5%未満 |
| 腹痛 | 1〜5%未満 |
| 薬物依存 | 頻度不明 |
| 血圧上昇 | 頻度不明 |
| 頭痛 | 1〜5%未満 |
| 顔面浮腫等 | 頻度不明 |
| 食欲不振 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
トフィソパムは、主として自律神経系の高位中枢を介して交感及び副交感神経間の緊張不均衡を改善するが、末梢性にも自律神経系の過度の興奮を抑制することが認められている。
18.2 自律神経系の緊張不均衡改善作用
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18.2.1視床下部の電気刺激によって生ずる血管収縮、耳朶温の低下、瞳孔径の増大など、交感神経中枢の興奮による異常反応の改善が認められた21)(ウサギ)。
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18.2.2ストレス負荷時にみられる交感及び副交感神経間の緊張不均衡の改善が認められた22)(ラット)。
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18.2.3アドレナリン又はノルアドレナリンによる平滑筋収縮を軽度抑制し23),24),25)(in vitro)、交感神経の節前・節後刺激及び副交感神経刺激による興奮を軽度抑制する25)(イヌ)。
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18.2.4ヒトの自律神経機能検査において、メコリール試験では交感神経過反応型及び低反応型のいずれをも正常化し、寒冷昇圧試験では血管運動神経緊張亢進状態の改善が認められた3)。また、polyplethysmographを用いた試験においても、局所血流量増加作用を有すると共に全身末梢の血流配分バランスの改善が認められた4)。
18.3 循環系及び不安に対する作用
末梢血流量の増加作用23),24)(イヌ、ウサギ)、馴化作用・抗コンフリクト作用26)(マウス、ラット)が認められた。また、筋弛緩作用及び睡眠増強作用はほとんど有さないか、もしくは極めて弱い25),26),27)(マウス)。
薬物動態
16.1 血中濃度
健康成人男性3例に本剤3錠を単回経口投与したところ、投与1時間後には最高血中濃度に達し、以後漸減して12時間後には血中からほぼ消失した1)。
16.4 代謝
ヒト肝ミクロソームを用いたin vitro代謝試験において、本剤は主としてCYP3A4で代謝されること、また、CYP3A4での代謝を阻害することが示唆された2)。従って、CYP3A4で代謝される薬物の血中濃度を上昇させる可能性がある。
16.5 排泄
健康成人男性3例に本剤3錠を単回経口投与後、尿中には主に代謝産物が検出され、投与24時間後までに投与量の約14%が尿中に排泄された1)。