磁気共鳴コンピューター断層撮影における下記造影
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脳・脊髄造影
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躯幹部・四肢造影
1.1本剤を髄腔内に投与すると重篤な副作用を発現するおそれがあるので、髄腔内には投与しないこと。
1.2重篤な腎障害のある患者では、ガドリニウム造影剤による腎性全身性線維症の発現のリスクが上昇することが報告されているので、腎障害のある患者又は腎機能が低下しているおそれのある患者では、十分留意すること。
本剤の成分又はガドリニウム造影剤に対し過敏症の既往歴のある患者
磁気共鳴コンピューター断層撮影における下記造影
脳・脊髄造影
躯幹部・四肢造影
通常、本剤0.1mL/kgを静脈内投与する。
8.1本剤の投与にあたっては、気管支喘息等のアレルギー体質等について十分な問診を行うこと。
8.2ショック、アナフィラキシー等の重篤な副作用が発現することがあるので、本剤の投与にあたっては、救急処置の準備を行うこと。また、投与開始より1時間~数日後にも遅発性副作用(発熱、発疹、悪心、血圧低下、呼吸困難等)があらわれることがあるので、投与後も患者の状態を十分に観察すること。患者に対して、上記の症状があらわれた場合には速やかに主治医等に連絡するよう指導するなど適切な対応をとること。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。ショック、アナフィラキシーがあらわれることがある。また、喘息発作を誘発することがある。
9.1.3アレルギー性鼻炎、発疹、じん麻疹等を起こしやすいアレルギー体質を有する患者
9.1.4両親、兄弟に気管支喘息、アレルギー性鼻炎、発疹、じん麻疹等を起こしやすいアレルギー体質を有する患者
9.1.5薬物過敏症の既往歴のある患者
9.1.6既往歴を含めて、痙攣、てんかん及びその素質のある患者
痙攣があらわれることがある。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。本剤の主要排泄経路であり、排泄遅延と腎機能を悪化させるおそれがある。
本剤の投与を避け、他の検査法で代替することが望ましい。ガドリニウム造影剤による腎性全身性線維症の発現のリスクが上昇することが報告されている。
患者の腎機能を十分に評価した上で慎重に投与すること。排泄が遅延するおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。ラット1)及びウサギ2)の胚・胎児発生に関する試験において、母動物に重度の全身毒性を発現する用量(10mmol/kg)を反復静脈内投与した場合に、ラットでは胎児に軽度な骨変異の増加が、ウサギでは流産及び早産の軽度増加、胎児に軽度な骨変異の増加が観察された。健康成人での曝露量(Cmax及びAUC)と比較した安全域は、ラットで5.3及び2.6、ウサギで7.1及び7.5であった3)。また、サルの胚・胎児発生に関する試験4)において、2.5mmol/kg(通常臨床用量の25倍)を投与した場合に流産の増加傾向が観察された。
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている。
2~17歳の患者を対象とした臨床試験では、138例中8例(5.8%)に副作用が認められた。発現した主な副作用は、味覚異常2例(1.4%)、熱感2例(1.4%)であった5)。また、0~2歳未満の患者を対象とした臨床試験では、44例中1例(2.3%)に嘔吐が認められた6)(外国人データ)。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| くしゃみ | 頻度不明 |
| じん麻疹 | 1%未満 |
| そう痒感 | 頻度不明 |
| チアノーゼ | 頻度不明 |
| めまい | 頻度不明 |
| 倦怠感 | 頻度不明 |
| 冷感 | 頻度不明 |
| 動悸 | 頻度不明 |
| 口内乾燥 | 1%未満 |
| 味覚異常 | 頻度不明 |
| 呼吸困難 | 頻度不明 |
| 咳嗽 | 頻度不明 |
| 嗅覚錯誤 | 頻度不明 |
| 嘔吐 | 1%未満 |
| 嘔気 | 1%未満 |
| 多汗症 | 頻度不明 |
| 気管支痙攣 | 頻度不明 |
| 注射部位反応 | 1%未満 |
| 潮紅 | 1%未満 |
| 熱感 | 1%未満 |
| 発疹 | 1%未満 |
| 紅斑 | 頻度不明 |
| 結膜炎 | 頻度不明 |
| 胸痛 | 頻度不明 |
| 蒼白 | 頻度不明 |
| 血圧上昇 | 1%未満 |
| 血管浮腫 | 頻度不明 |
| 錯感覚 | 頻度不明 |
| 頭痛 | 1%未満 |
| 頻脈 | 1%未満 |
本剤中のガドリニウムイオン(Gd3+)は常磁性を示すため、磁気共鳴現象において水素原子核(プロトン)の緩和を促進し、緩和時間を短縮する。このため特にT1強調MR画像上でコントラストが増強する16),17)。
健康成人男子に本剤0.1、0.2注1)及び0.3注1)mmol/kgを単回静脈内投与したところ、血漿中ガドリニウム濃度は2相性の消失を示し、最終相半減期は約1.8時間であった7)。
健康成人男子に本剤0.1、0.2注1)及び0.3注1)mmol/kgを単回静脈内投与したところ、ガドブトロールの定常状態における分布容積は体重の約20%であり、細胞外液量とおおむね一致していることから、ガドブトロールは主に細胞外液中に分布するものと考えられた7)。In vitroにおいて、ガドブトロールのヒト血漿タンパクとの明らかな結合は認められなかった(タンパク結合率の実測値は3~5%)8)。
ガドブトロールは代謝を受けない9)。
健康成人男子に本剤0.1、0.2注1)及び0.3注1)mmol/kgを単回静脈内投与したところ、ガドブトロールの尿中排泄は投与後12時間までにほぼ完了し、投与量の90%以上が尿中に排泄された。ガドブトロールの全身クリアランスは1.63~1.78mL/min/kgであり、腎クリアランス(1.49~1.79mL/min/kg)及びクレアチニンクリアランスと同程度であったことから、ガドブトロールの主排泄経路は尿中排泄であり、主に糸球体ろ過により未変化体として尿中に排泄されるものと考えられた7)。
腎障害を有する患者に本剤0.1mmol/kgを単回静脈内投与したところ、腎障害の程度が重いほど血清中からのガドブトロールの消失は遅延した。平均最終相半減期は、軽度から中等度(クレアチニンクリアランス:30~80mL/min/1.73m2)の腎障害患者では5.8時間、重度(クレアチニンクリアランス:30mL/min/1.73m2未満、透析不要)の腎障害患者では17.6時間であった。全身クリアランスは、軽度から中等度の腎障害患者では0.49mL/min/kg、重度の腎障害患者では0.16mL/min/kgに低下した。軽度から中等度の腎障害患者では、投与後72時間までにガドブトロールの尿中排泄は完了した。重度の腎障害患者では、投与後5日までの尿中排泄は投与量の約80%であった。透析患者では、3回の透析により約98%のガドブトロールが血清中より除去された10)(外国人データ)。
0~17歳の新生児、乳幼児及び小児患者に本剤0.1mmol/kgを単回静脈内投与したところ、健康成人男子と同様の薬物動態を示した5),6)。2~17歳の患者において、本剤投与後6時間までに投与量の94%以上が尿中にガドブトロールとして排泄された5)(外国人データ)。
65歳以上の健康高齢者に本剤0.1mmol/kgを単回静脈内投与したところ、健康非高齢者に比べて平均最終相半減期は、男性では約33%、女性では約58%延長した。全身クリアランスは、男性では約25%、女性では約35%低下した。ガドブトロールの尿中排泄は投与後24時間までに完了した11)(外国人データ)。
注1)本剤の承認用量は、0.1mL/kg(0.1mmol/kg)である。