- <適応菌種>
エリスロマイシン/コリスチン感性菌
- <適応症>
眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)
エリスロマイシンラクトビオン酸塩・コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム眼軟膏
エリスロマイシン/コリスチン感性菌
眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)
8.1本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
8.2使用中に感作されるおそれがあるので、観察を十分に行い、感作されたことを示す兆候があらわれた場合には、投与を中止すること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
低出生体重児、新生児、乳児又は4歳未満の幼児を対象とした臨床試験は実施していない。
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| そう痒 | 頻度不明 |
| 眼のそう痒感 | 頻度不明 |
| 眼瞼炎 | 頻度不明 |
| 結膜充血 | 頻度不明 |
主な作用機序は、エリスロマイシンが有する細菌の蛋白合成阻害作用と、コリスチンが有する細胞質膜障害作用である4) 。
エリスロマイシンは、グラム陽性菌のブドウ球菌属、肺炎球菌、レンサ球菌属及びジフテリア菌などに強い抗菌力を示し、グラム陰性菌の淋菌、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)及びモラクセラ・ラクナータ(モラー・アクセンフェルト菌)にも抗菌力を有している2) (in vitro)。また、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)にも抗菌作用を示す5) (in vitro)。一方、コリスチンはグラム陰性菌のヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)やモラクセラ・ラクナータ(モラー・アクセンフェルト菌)のほか、特に緑膿菌に対して強い抗菌作用を示す2) (in vitro)。
白色ウサギの両眼に本剤を15分毎に4回点眼したとき、最終点眼15分後の房水中濃度は、エリスロマイシンが2.0~3.0μg/mL、コリスチンは0.66~1.83μg/mLであり、それぞれ単独で投与したときに比べて有意差は認められなかった1) 。