有効成分情報
エゼチミブロスバスタチンカルシウム
配合薬剤一覧 (2剤)
| 商品名 | メーカー | 剤形 |
|---|---|---|
| エゼロス配合錠HD「サワイ」 | 沢井製薬株式会社 | 錠 |
| エゼロス配合錠LD「サワイ」 | 沢井製薬株式会社 | 錠 |
成分相互作用情報 (73件)
シクロスポリン:
禁忌
機序:シクロスポリンがOATP1B1及びBCRP等の機能を阻害する可能性がある。
対処法:シクロスポリンを投与されている心臓移植患者にロスバスタチンを併用したとき、シクロスポリンの血中濃度に影響はなかったが、ロスバスタチンのAUC
0-24hr
が健康成人に単独で反復投与したときに比べて約7倍上昇したとの報告がある。
ピブレンタスビル:
禁忌
機序:機序:グレカプレビルのOATP1B1/1B3及びBCRP阻害、ピブレンタスビルのOATP1B1及びBCRP阻害に基づく作用によるものと考えられている。
対処法:アトルバスタチンとグレカプレビル・ピブレンタスビル(400mg・120mg)の併用により、アトルバスタチンのAUCが8.28倍、C
max
が22.0倍に上昇したとの報告がある。アトルバスタチンの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。
サンディミュン
禁忌
機序:シクロスポリンがOATP1B1及びBCRP等の機能を阻害する可能性がある。
対処法:シクロスポリンを投与されている心臓移植患者に併用したとき、シクロスポリンの血中濃度に影響はなかったが、本剤のAUC
0-24h
が健康成人に単独で反復投与したときに比べて約7倍上昇したとの報告がある。
ネオーラル等
禁忌
機序:シクロスポリンがOATP1B1及びBCRP等の機能を阻害する可能性がある。
対処法:シクロスポリンを投与されている心臓移植患者に併用したとき、シクロスポリンの血中濃度に影響はなかったが、本剤のAUC
0-24h
が健康成人に単独で反復投与したときに比べて約7倍上昇したとの報告がある。
ニコチン酸製剤:
注意(重要)
機序:機序:ニコチン酸製剤とHMG-CoA還元酵素阻害剤との副作用誘発性の相加作用が示唆されている。
危険因子:腎機能障害
対処法:HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用により筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。
ニセリトロール等
注意(重要)
機序:機序:ニコチン酸製剤とHMG-CoA還元酵素阻害剤との副作用誘発性の相加作用が示唆されている。
危険因子:腎機能障害
対処法:HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用により筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。
陰イオン交換樹脂
注意(重要)
機序:本剤が陰イオン交換樹脂と結合し、吸収が遅延あるいは減少する可能性がある。
対処法:本剤の血中濃度の低下がみられた。本剤は陰イオン交換樹脂の投与前2時間あるいは投与後4時間以上の間隔をあけて投与すること。
モメロチニブ
注意(重要)
機序:**
モメロチニブのBCRP 阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
対処法:**
本剤とモメロチニブを併用したとき、本剤のAUC
inf
が2.7 倍、C
max
が3.2 倍上昇したとの報告がある
4)
。
ベルモスジル
注意(重要)
機序:**
ベルモスジルのBCRP 及びOATP1B1 阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
対処法:**
本剤とベルモスジルを併用したとき、本剤のAUC
0-last
が4.62 倍、C
max
が3.59 倍上昇したとの報告がある
3)
。
制酸剤
注意(重要)
機序:機序は不明
対処法:本剤の血中濃度が約50%に低下することが報告されている。本剤投与後2時間経過後に制酸剤を投与した場合には、本剤の血中濃度は非併用時の約80%であった。
ワルファリン
注意(重要)
機序:機序は不明
対処法:抗凝血作用が増強することがある。本剤を併用する場合は、本剤の投与開始時及び用量変更時にも頻回にプロトロンビン時間国際標準比(INR)値等を確認し、必要に応じてワルファリンの用量を調節する等、注意深く投与すること。
クマリン系抗凝固剤
注意(重要)
機序:機序不明
対処法:プロトロンビン時間国際標準比(INR)の上昇がみられた。併用する場合には適宜INR検査を行うこと。
マクロライド系抗生物質
注意(重要)
機序:危険因子:腎機能障害のある患者
対処法:一般に、HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用で、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。
アゾール系抗真菌薬
注意(重要)
機序:危険因子:腎機能障害のある患者
対処法:一般に、HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用で、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。
フィブラート系薬剤
注意(重要)
機序:両剤共に横紋筋融解症の報告がある。
危険因子:腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者
対処法:フェノフィブラートとの併用においては、いずれの薬剤の血中濃度にも影響はみられていない。しかし一般に、HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用で、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。
シクロスポリン
注意(重要)
機序:機序不明
対処法:本剤及びシクロスポリンの血中濃度の上昇がみられた。併用する場合は、シクロスポリンの血中濃度のモニターを十分に行うこと。
コレスチラミン等
注意(重要)
機序:機序:エゼチミブが陰イオン交換樹脂と結合し、吸収が遅延あるいは減少する可能性がある。
対処法:エゼチミブとの併用によりエゼチミブの血中濃度の低下がみられた。本剤は陰イオン交換樹脂の投与前2時間あるいは投与後4時間以上の間隔をあけて投与すること。
コレスチミド
注意(重要)
機序:機序:エゼチミブが陰イオン交換樹脂と結合し、吸収が遅延あるいは減少する可能性がある。
対処法:エゼチミブとの併用によりエゼチミブの血中濃度の低下がみられた。本剤は陰イオン交換樹脂の投与前2時間あるいは投与後4時間以上の間隔をあけて投与すること。
陰イオン交換樹脂:
注意(重要)
機序:機序:エゼチミブが陰イオン交換樹脂と結合し、吸収が遅延あるいは減少する可能性がある。
対処法:エゼチミブとの併用によりエゼチミブの血中濃度の低下がみられた。本剤は陰イオン交換樹脂の投与前2時間あるいは投与後4時間以上の間隔をあけて投与すること。
レテルモビル
注意(重要)
機序:機序:レテルモビルによるCYP3A、OATP1B1/1B3及びBCRPの阻害が考えられている。
対処法:アトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血漿中薬物濃度の上昇がみられた(C
max
:2.17倍、AUC
0-∞
:3.29倍)。
ノルエチンドロン-エチニルエストラジオール
注意(重要)
機序:機序:アトルバスタチンによるノルエチンドロン及びエチニルエストラジオールの初回通過効果の減少が考えられている。
対処法:アトルバスタチンとの併用によりノルエチンドロン(C
max
:+24%、AUC
0-24hr
:+28%)及びエチニルエストラジオール(C
max
:+30%、AUC
0-24hr
:+19%)の血漿中濃度の上昇が認められたとの報告がある。
経口避妊薬:
注意(重要)
機序:機序:アトルバスタチンによるノルエチンドロン及びエチニルエストラジオールの初回通過効果の減少が考えられている。
対処法:アトルバスタチンとの併用によりノルエチンドロン(C
max
:+24%、AUC
0-24hr
:+28%)及びエチニルエストラジオール(C
max
:+30%、AUC
0-24hr
:+19%)の血漿中濃度の上昇が認められたとの報告がある。
ジゴキシン
注意(重要)
機序:機序:アトルバスタチンによるジゴキシンのP-gpを介した排出の抑制が示唆されている。
対処法:アトルバスタチンとの併用により定常状態において血漿中ジゴキシン濃度が上昇する(アトルバスタチン10mg投与でC
max
:+9.9%、AUC
0-24hr
:+3.6%、CLr:129→128mL/min、アトルバスタチン80mg投与でC
max
:+20.0%、AUC
0-24hr
:+14.8%、CLr:160→149mL/min)ことが報告されている。本剤を併用する場合は、ジゴキシンの血漿中薬物濃度のモニターを十分に行うこと。
ベキサロテン
注意(重要)
機序:機序:ベキサロテンによるCYP3A4の誘導が考えられている。
対処法:アトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンのAUCが約50%低下したとの報告がある。
リファンピシン
注意(重要)
機序:機序:リファンピシンによるCYP3A4の誘導が考えられている。
対処法:リファンピシン投与17時間後にアトルバスタチンを投与したところアトルバスタチンの血漿中薬物濃度が低下した(C
max
:-40%、AUC:-80%)との報告がある。
エファビレンツ
注意(重要)
機序:機序:エファビレンツによるCYP3A4の誘導が考えられている。
対処法:アトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血漿中薬物濃度が低下した(C
max
:-12%、AUC
0-24hr
:-43%)との報告がある。
グレープフルーツジュース
注意(重要)
機序:機序:グレープフルーツジュースによるCYP3A4の阻害が考えられている。
対処法:アトルバスタチンとグレープフルーツジュース1.2L/日との併用により、アトルバスタチンのAUC
0-72hr
が約2.5倍に上昇したとの報告がある。
フチバチニブ
注意(重要)
機序:機序:フチバチニブによるBCRPの阻害が考えられている。
対処法:アトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。
ロキサデュスタット
注意(重要)
機序:ロキサデュスタットがOATP1B1及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとロキサデュスタットを併用したとき、ロスバスタチンのAUCが2.93倍、C
max
が4.47倍上昇したとの報告がある。
エンシトレルビルフマル酸
注意(重要)
機序:機序:エンシトレルビル フマル酸のCYP3Aに対する阻害作用が考えられている。
対処法:アトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。
ニルマトレルビル
注意(重要)
機序:機序:アトルバスタチンの代謝を競合的に阻害するためと考えられている。
対処法:アトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血中濃度が上昇するおそれがある。アトルバスタチンの副作用が発現しやすくなるおそれがあるため、十分な観察を行いながら慎重に投与し、必要に応じて減量や休薬等の適切な措置を講ずること。
リトナビル等
注意(重要)
機序:機序:これらの薬剤によるCYP3A4の阻害が考えられている。
対処法:アトルバスタチンとロピナビル・リトナビルとの併用によりアトルバスタチンのAUCが5.88倍に上昇するとの報告がある。
HIVプロテアーゼ阻害剤:
注意(重要)
機序:機序:これらの薬剤によるCYP3A4の阻害が考えられている。
対処法:アトルバスタチンとロピナビル・リトナビルとの併用によりアトルバスタチンのAUCが5.88倍に上昇するとの報告がある。
クラリスロマイシン
注意(重要)
機序:機序:クラリスロマイシンのCYP3A4に対する阻害作用が考えられている。
対処法:アトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血漿中薬物濃度の有意な上昇(C
max
:+55.9%、AUC
0-Tlast
:+81.8%)がみられたとの報告がある。
エリスロマイシン
注意(重要)
機序:機序:アゾール系抗真菌薬又はエリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用が考えられている。
危険因子:腎機能障害
対処法:HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用により筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。
シクロスポリン等
注意(重要)
機序:機序:1)不明
2)①シクロスポリンとHMG-CoA還元酵素阻害剤との副作用誘発性の相加作用、②シクロスポリンによるHMG-CoA還元酵素阻害剤の代謝・胆汁中排泄に対する競合阻害に基づく相互作用、③シクロスポリンによる本剤の肝への取り込み阻害に基づく相互作用が示唆されている。
危険因子:腎機能障害
対処法:1)エゼチミブとの併用によりエゼチミブ及びシクロスポリンの血中濃度の上昇がみられた。本剤と併用する場合は、シクロスポリンの血中濃度のモニターを十分に行うこと。
2)①HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用により筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。
②アトルバスタチンとシクロスポリンとの併用により、アトルバスタチンのAUC
0-24hr
が8.7倍に上昇したとの報告がある。
免疫抑制剤:
注意(重要)
機序:機序:1)不明
2)①シクロスポリンとHMG-CoA還元酵素阻害剤との副作用誘発性の相加作用、②シクロスポリンによるHMG-CoA還元酵素阻害剤の代謝・胆汁中排泄に対する競合阻害に基づく相互作用、③シクロスポリンによる本剤の肝への取り込み阻害に基づく相互作用が示唆されている。
危険因子:腎機能障害
対処法:1)エゼチミブとの併用によりエゼチミブ及びシクロスポリンの血中濃度の上昇がみられた。本剤と併用する場合は、シクロスポリンの血中濃度のモニターを十分に行うこと。
2)①HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用により筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。
②アトルバスタチンとシクロスポリンとの併用により、アトルバスタチンのAUC
0-24hr
が8.7倍に上昇したとの報告がある。
チカグレロル
注意(重要)
機序:チカグレロルがBCRP を阻害することによりロスバスタチンの排出が阻害され、ロスバスタチンの血漿中濃度が上昇する可能性がある
1)
,
2)
。
対処法:ロスバスタチンの血漿中濃度上昇により横紋筋融解症やミオパチーのリスクが増加するおそれがある。
アタザナビル
注意(重要)
機序:左記薬剤がOATP1B1及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとロピナビル・リトナビルを併用したときロスバスタチンのAUCが約2倍、C
max
が約5倍、アタザナビル及びリトナビル両剤とロスバスタチンを併用したときロスバスタチンのAUCが約3倍、C
max
が7倍、ダルナビル及びリトナビル両剤とロスバスタチンを併用したときロスバスタチンのAUCが約1.5倍、C
max
が約2.4倍上昇したとの報告がある。またロスバスタチンとグレカプレビル・ピブレンタスビル
注
1
)
を併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約2.2倍、C
max
が約5.6倍上昇したとの報告がある。
リトナビル
注意(重要)
機序:左記薬剤がOATP1B1及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとロピナビル・リトナビルを併用したときロスバスタチンのAUCが約2倍、C
max
が約5倍、アタザナビル及びリトナビル両剤とロスバスタチンを併用したときロスバスタチンのAUCが約3倍、C
max
が7倍、ダルナビル及びリトナビル両剤とロスバスタチンを併用したときロスバスタチンのAUCが約1.5倍、C
max
が約2.4倍上昇したとの報告がある。またロスバスタチンとグレカプレビル・ピブレンタスビル
注
1
)
を併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約2.2倍、C
max
が約5.6倍上昇したとの報告がある。
ロピナビル
注意(重要)
機序:左記薬剤がOATP1B1及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとロピナビル・リトナビルを併用したときロスバスタチンのAUCが約2倍、C
max
が約5倍、アタザナビル及びリトナビル両剤とロスバスタチンを併用したときロスバスタチンのAUCが約3倍、C
max
が7倍、ダルナビル及びリトナビル両剤とロスバスタチンを併用したときロスバスタチンのAUCが約1.5倍、C
max
が約2.4倍上昇したとの報告がある。またロスバスタチンとグレカプレビル・ピブレンタスビル
注
1
)
を併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約2.2倍、C
max
が約5.6倍上昇したとの報告がある。
水酸化アルミニウム
注意(重要)
機序:機序:不明
対処法:ロスバスタチンとの併用によりロスバスタチンの血中濃度が約50%に低下することが報告されている。ロスバスタチン投与後2時間経過後に制酸剤を投与した場合には、ロスバスタチンの血中濃度は非併用時の約80%であったとの報告がある。
水酸化マグネシウム
注意(重要)
機序:機序:不明
対処法:ロスバスタチンとの併用によりロスバスタチンの血中濃度が約50%に低下することが報告されている。ロスバスタチン投与後2時間経過後に制酸剤を投与した場合には、ロスバスタチンの血中濃度は非併用時の約80%であったとの報告がある。
制酸剤:
注意(重要)
機序:機序:不明
対処法:ロスバスタチンとの併用によりロスバスタチンの血中濃度が約50%に低下することが報告されている。ロスバスタチン投与後2時間経過後に制酸剤を投与した場合には、ロスバスタチンの血中濃度は非併用時の約80%であったとの報告がある。
ワルファリン等
注意(重要)
機序:機序:不明
対処法:エゼチミブとの併用によりプロトロンビン時間国際標準比(INR)の上昇がみられた。また、ロスバスタチンとの併用により抗凝血作用が増強することがあるとの報告がある。本剤を併用する場合は、本剤の投与開始時及び用量変更時にも頻回にINR値等を確認し、必要に応じてワルファリンの用量を調節する等、注意深く投与すること。
クマリン系抗凝固剤:
注意(重要)
機序:機序:不明
対処法:エゼチミブとの併用によりプロトロンビン時間国際標準比(INR)の上昇がみられた。また、ロスバスタチンとの併用により抗凝血作用が増強することがあるとの報告がある。本剤を併用する場合は、本剤の投与開始時及び用量変更時にも頻回にINR値等を確認し、必要に応じてワルファリンの用量を調節する等、注意深く投与すること。
ダルナビル
注意(重要)
機序:左記薬剤がOATP1B1及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとロピナビル・リトナビルを併用したときロスバスタチンのAUCが約2倍、C
max
が約5倍、アタザナビル及びリトナビル両剤とロスバスタチンを併用したときロスバスタチンのAUCが約3倍、C
max
が7倍、ダルナビル及びリトナビル両剤とロスバスタチンを併用したときロスバスタチンのAUCが約1.5倍、C
max
が約2.4倍上昇したとの報告がある。またロスバスタチンとグレカプレビル・ピブレンタスビル
注
1
)
を併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約2.2倍、C
max
が約5.6倍上昇したとの報告がある。
**
注意(重要)
機序:チカグレロルがBCRP を阻害することによりロスバスタチンの排出が阻害され、ロスバスタチンの血漿中濃度が上昇する可能性がある
1)
,
2)
。
対処法:ロスバスタチンの血漿中濃度上昇により横紋筋融解症やミオパチーのリスクが増加するおそれがある。
エリスロマイシン等
注意(重要)
機序:危険因子:腎機能障害のある患者
対処法:一般に、HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用で、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。
マクロライド系抗生物質:
注意(重要)
機序:危険因子:腎機能障害のある患者
対処法:一般に、HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用で、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。
イトラコナゾール等
注意(重要)
機序:危険因子:腎機能障害のある患者
対処法:一般に、HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用で、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。
アゾール系抗真菌薬:
注意(重要)
機序:危険因子:腎機能障害のある患者
対処法:一般に、HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用で、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。
ニコチン酸
注意(重要)
機序:危険因子:腎機能障害のある患者
対処法:一般に、HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用で、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。
ベザフィブラート等
注意(重要)
機序:フィブラート系薬剤、ロスバスタチン共に横紋筋融解症の報告がある。
危険因子:腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者
対処法:フェノフィブラートとロスバスタチンの併用においては、いずれの薬剤の血中濃度にも影響はみられていない。しかし一般に、HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用で、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。
フィブラート系薬剤:
注意(重要)
機序:フィブラート系薬剤、ロスバスタチン共に横紋筋融解症の報告がある。
危険因子:腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者
対処法:フェノフィブラートとロスバスタチンの併用においては、いずれの薬剤の血中濃度にも影響はみられていない。しかし一般に、HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用で、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。
ベルパタスビル
注意(重要)
機序:ベルパタスビルがOATP1B1、1B3及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとベルパタスビルを併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約2.7倍、C
max
が約2.6倍上昇したとの報告がある。
ホスタマチニブナトリウム水和物
注意(重要)
機序:ホスタマチニブナトリウム水和物がBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとホスタマチニブナトリウム水和物を併用したとき、ロスバスタチンのAUCが1.96倍、C
max
が1.88倍上昇したとの報告がある。
*
注意(重要)
機序:チカグレロルがBCRP を阻害することによりロスバスタチンの排出が阻害され、ロスバスタチンの血漿中濃度が上昇する可能性がある
1)
,
2)
。
対処法:ロスバスタチンの血漿中濃度上昇により横紋筋融解症やミオパチーのリスクが増加するおそれがある。
エルトロンボパグ
注意(重要)
機序:エルトロンボパグがOATP1B1及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとエルトロンボパグを併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約1.6倍上昇したとの報告がある。
フェブキソスタット
注意(重要)
機序:フェブキソスタットがBCRPの機能を阻害することにより、ロスバスタチンの血中濃度が増加する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとフェブキソスタットを併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約1.9倍、C
max
が約2.1倍上昇したとの報告がある。
バダデュスタット
注意(重要)
機序:バダデュスタットがBCRPの機能を阻害することにより、ロスバスタチンの血中濃度が増加する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとバダデュスタットを併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約2.5倍、C
max
が約2.7倍上昇したとの報告がある。
カプマチニブ塩酸塩水和物
注意(重要)
機序:カプマチニブ塩酸塩がBCRPの機能を阻害することにより、ロスバスタチンの血中濃度が増加する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとカプマチニブ塩酸塩水和物を併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約2.1倍、C
max
が約3.0倍上昇したとの報告がある。
レゴラフェニブ
注意(重要)
機序:レゴラフェニブがBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとレゴラフェニブを併用したとき、ロスバスタチンのAUCが3.8倍、C
max
が4.6倍上昇したとの報告がある。
ダロルタミド
注意(重要)
機序:ダロルタミドがOATP1B1、1B3及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとダロルタミドを併用したとき、ロスバスタチンのAUCが5.2倍
3)
、C
max
が5.0倍上昇したとの報告がある。
タファミジス
注意(重要)
機序:タファミジスがBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとタファミジスを併用したとき、ロスバスタチンのAUCが1.97倍、C
max
が1.86倍上昇したとの報告がある。
ソホスブビル
注意(重要)
機序:ベルパタスビルがOATP1B1、1B3及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとベルパタスビルを併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約2.7倍、C
max
が約2.6倍上昇したとの報告がある。
エルバスビル
注意(重要)
機序:左記薬剤がBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとグラゾプレビル
注
1
)
及びエルバスビルを併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約2.3倍、C
max
が約5.5倍上昇した。
グラゾプレビル
注意(重要)
機序:左記薬剤がBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとグラゾプレビル
注
1
)
及びエルバスビルを併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約2.3倍、C
max
が約5.5倍上昇した。
ベクラブビル
注意(重要)
機序:ダクラタスビル、ベクラブビルがOATP1B1、1B3及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。また、アスナプレビルがOATP1B1、1B3の機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとダクラタスビル、アスナプレビル、又はダクラタスビル・アスナプレビル・ベクラブビル
注
1
)
を併用したとき、ロスバスタチンの血中濃度が上昇したとの報告がある。
アスナプレビル
注意(重要)
機序:ダクラタスビル、ベクラブビルがOATP1B1、1B3及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。また、アスナプレビルがOATP1B1、1B3の機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとダクラタスビル、アスナプレビル、又はダクラタスビル・アスナプレビル・ベクラブビル
注
1
)
を併用したとき、ロスバスタチンの血中濃度が上昇したとの報告がある。
ダクラタスビル
注意(重要)
機序:ダクラタスビル、ベクラブビルがOATP1B1、1B3及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。また、アスナプレビルがOATP1B1、1B3の機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとダクラタスビル、アスナプレビル、又はダクラタスビル・アスナプレビル・ベクラブビル
注
1
)
を併用したとき、ロスバスタチンの血中濃度が上昇したとの報告がある。
ピブレンタスビル
注意(重要)
機序:左記薬剤がOATP1B1及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとロピナビル・リトナビルを併用したときロスバスタチンのAUCが約2倍、C
max
が約5倍、アタザナビル及びリトナビル両剤とロスバスタチンを併用したときロスバスタチンのAUCが約3倍、C
max
が7倍、ダルナビル及びリトナビル両剤とロスバスタチンを併用したときロスバスタチンのAUCが約1.5倍、C
max
が約2.4倍上昇したとの報告がある。またロスバスタチンとグレカプレビル・ピブレンタスビル
注
1
)
を併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約2.2倍、C
max
が約5.6倍上昇したとの報告がある。
グレカプレビル
注意(重要)
機序:左記薬剤がOATP1B1及びBCRPの機能を阻害する可能性がある。
対処法:ロスバスタチンとロピナビル・リトナビルを併用したときロスバスタチンのAUCが約2倍、C
max
が約5倍、アタザナビル及びリトナビル両剤とロスバスタチンを併用したときロスバスタチンのAUCが約3倍、C
max
が7倍、ダルナビル及びリトナビル両剤とロスバスタチンを併用したときロスバスタチンのAUCが約1.5倍、C
max
が約2.4倍上昇したとの報告がある。またロスバスタチンとグレカプレビル・ピブレンタスビル
注
1
)
を併用したとき、ロスバスタチンのAUCが約2.2倍、C
max
が約5.6倍上昇したとの報告がある。