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[[Category:D12607 組換えRSウイルスワクチン]]

{{#set:
| 販売名 = アレックスビー筋注用
| 一般名 = 組換えRSウイルスワクチン
| 製造販売元 = グラクソ・スミスクライン株式会社
| 販売会社 = グラクソ・スミスクライン株式会社
| 薬効分類 = ウイルスワクチン
| 規制区分 = 生物由来製品、劇薬、処方箋医薬品
| 承認年月日 = 2023年9月25日
| 薬価基準収載日 = 未収載
| 販売開始日 = 2024年1月15日
| 規格・含量 = RSウイルスPreF3抗原 120μg（0.5mL中）
| 剤形 = 凍結乾燥注射剤（専用溶解用液付）
}}

== '''基本情報''' ==

'''販売名:''' アレックスビー筋注用  

'''一般名:''' 組換えRSウイルスワクチン  

'''製造販売元:''' グラクソ・スミスクライン株式会社  

'''販売会社:''' グラクソ・スミスクライン株式会社  

'''薬効分類:''' ウイルスワクチン  

'''規制区分:''' 生物由来製品、劇薬、処方箋医薬品  

== '''クリニカルエビデンス''' ==

'''主要臨床試験:'''  

- '''RSV OA＝ADJ-006試験（国際共同第III相試験）'''  
  - '''対象:''' 60歳以上の成人  
  - '''結果:''' シーズン1におけるRSウイルス感染による下気道疾患の初回発現に対する有効性は82.58%（96.95%信頼区間: 57.89–94.08%）  

- '''RSV OA＝ADJ-018試験（国際共同第III相試験）'''  
  - '''対象:''' 50歳以上のRSウイルスによる感染症が重症化するリスクが高いと考えられる者  
  - '''結果:''' RSV-AおよびRSV-Bの中和抗体価を指標とした比較で非劣性を検証  

== '''効能・用法''' ==

'''適応症:'''  

- RSウイルスによる感染症の予防  

'''用法・用量:'''  

- ''60歳以上の者'' または ''50歳以上のRSウイルスによる感染症が重症化するリスクが高いと考えられる者'' に ''1回0.5mLを筋肉内に接種''  

== '''副作用とその管理''' ==

'''重大な副作用:'''  

{| class="wikitable"
|+ 重大な副作用と発生頻度
|-
! 副作用 !! 頻度（%） !! 初期症状・対応
|-
| ショック、アナフィラキシー || 不明 || 呼吸困難、血圧低下、発疹があれば直ちに投与を中止し、医師に報告
|-
| 免疫の関与が疑われる疾患 || 不明 || 免疫関連の異常反応が出た場合は専門医に相談
|}

== '''相互作用情報''' ==

'''併用禁忌:'''  

- 該当なし  

'''併用注意:'''  

{| class="wikitable"
|+ 併用注意薬と影響
|-
! 併用薬 !! 影響 !! 機序
|-
| 他のワクチン || 相互作用不明 || 接種間隔に注意
|}

== '''緊急時対応''' ==

'''1. ショック・アナフィラキシー反応'''  

'''症状:''' 呼吸困難、血圧低下、皮膚発疹  

'''対応フロー:'''  

1. ''投与を中止し、直ちに救急対応''  

2. ''アドレナリン筋注を考慮''  

3. ''酸素投与およびステロイド静注を実施''  


'''2. 免疫関連疾患の疑い'''  

'''症状:''' 関節痛、発疹、発熱  

'''対応フロー:'''  

1. ''症状が継続する場合は専門医に相談''  

2. ''ステロイド治療の必要性を検討''  

== '''FAQ（よくある質問）''' ==

医療従事者向けのFAQ  

'''Q1: 本剤の効果はどのくらい持続しますか？'''  

A1: 効果の持続性に関するデータは現在臨床試験中です。  

'''Q2: 50歳未満の者に使用できますか？'''  

A2: 本剤の50歳未満に対する適応はありません。  

'''Q3: 他のワクチンと同時接種できますか？'''  

A3: 医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時接種が可能です。  

'''製品ページ'''  

https://gskpro.com/ja-jp/products-info/arexvy/