Clinical snapshot

PA・ヨード点眼・洗眼液

ヨウ素・ポリビニルアルコール点眼・洗眼液

添付文書改訂 2023年03月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

本剤又はヨードに対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

角膜ヘルペス、洗眼殺菌

用法・用量

(有効ヨウ素濃度0.2%の原液)通常、生理食塩液で4~8倍に希釈して用いる。

使用上の注意

記載なし

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
刺激感 頻度不明
角膜びらん 頻度不明
過敏症状 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

本剤の抗ウイルス・殺菌作用はヨウ素のアミノ酸、ヌクレオチドなどに対する酸化作用によるものと考えられている1)。

18.2 抗ウイルス作用

本剤の滅菌蒸留水による希釈液は、AHCウイルス及びアデノウイルス8型に対して16倍希釈注1)まで、ヘルペスウイルス1型及び2型に対して64倍希釈注1)までウイルスの不活化に有効であった。また有効希釈度において、AHCウイルス及びアデノウイルス8型は1分以上、ヘルペスウイルス1型は30秒以上作用させれば完全に不活化された(in vitro)2)。

18.3 殺菌作用

本剤について、緑膿菌、ゾンネ赤痢菌、大腸菌、肺炎桿菌、モルガネラ・モルガニー、ネズミチフス菌、枯草菌、黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、化膿レンサ球菌、コリネバクテリウム・ゼローシス、肺炎双球菌、モラクセラ・ラクナータ、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)及び髄膜炎菌に対する殺菌効力試験を行ったところ、滅菌精製水での80倍希釈液注1)を1分作用させることで殺菌作用を示した3)。 また、生理食塩液での8倍希釈液による殺菌時間は次のとおりであった4),5)。

菌種 作用時間
Staphylococcus aureus(NBRC12732) 10秒
MRSA(JCM8702) 10秒
MRSA(JCM8703) 10秒
MRSA(JCM8704) 30秒
Staphylococcus epidermidis(ATCC35984) 30秒
Streptococcus pyogenes(JCM5674) 30秒
Streptococcus pneumoniae(NBRC102642) 10秒
Pseudomonas aeruginosa(NBRC13275) 10秒
Candida albicans(NBRC1594) 10秒
Aureobasidium pullulans(NBRC4466) 10秒

注1)本剤の承認された希釈方法は生理食塩液で4~8倍希釈である。