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D−ソルビトール内用液65%「マルイシ」

D-ソルビトール液

添付文書改訂 2024年02月01日

効能・効果

  • 経口的栄養補給

  • 消化管のX線造影時の便秘の防止

  • 消化管のX線造影の迅速化

用法・用量

  • 〈経口的栄養補給〉

  • 必要量を経口投与する。

  • 〈消化管のX線造影時の便秘の防止、消化管のX線造影の迅速化〉

  • X線造影剤に添加して経口投与する。添加量はX線造影剤中の硫酸バリウム100gに対してD-ソルビトールとして10~20gとする。

使用上の注意

記載なし

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
下痢 頻度不明
放屁 頻度不明
腹痛 頻度不明
腹部膨満 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

吸収されると速やかに肝グリコーゲンへ変換され体内のエネルギー源として用いられる6) 。また、脂肪酸の代謝によるケトン体の生成を抑制する7),8) 。さらに、腸から吸収されにくく浸透圧活性を有するため、便塊の中に水分を引き込んで膨張させ、便意を催させる9) 。

18.2 グリコーゲン生成

40時間絶食させたラットにソルビトール溶液を経口投与すると、速やかに肝グリコーゲンに変換された6) 。

18.3 抗ケトン作用

48時間絶食させたラットの肝切片を用いたin vitroの実験にて、ソルビトールを投与した群は無添加の対照群に対して有意にケトン体の生成を抑制し、その抑制は果糖より有意であった7) 。また、24時間絶食させたラットの肝切片においても、ブドウ糖より大きなケトン体の抑制率を示した8) 。

18.4 緩下作用

健康人12名に、シロップ状のソルビトールあるいは結晶状のソルビトールをそれぞれ経口投与したときの軟便あるいは水様便を起こす最小投与量は、シロップ状のソルビトールでは20~30g、結晶状のソルビトールでは約50gであった10) 。

薬物動態

16.1 血中濃度

健康成人6名、糖尿病軽症患者8名に一夜絶食後それぞれソルビトール35gを投与したとき、ソルビトールの血中濃度はわずかで、2~3mg/dL以下で測定困難であった4) (外国人データ)。