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10%EL−3号輸液

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添付文書改訂 2026年04月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1高乳酸血症の患者[高乳酸血症が悪化するおそれがある。]

  2. 2.2高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症の患者[高カリウム血症が悪化する又は誘発されるおそれがある。]

  3. 2.3高リン血症、低カルシウム血症、副甲状腺機能低下症の患者[高リン血症、低カルシウム血症が悪化する又は誘発されるおそれがある。]

効能・効果

本剤はマグネシウムを含まない電解質・糖液であり、経口摂取不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持、エネルギーの補給に維持液として用いる。

用法・用量

通常成人、1回500~1,000mLを点滴静注する。投与速度は、通常成人ブドウ糖として1時間当たり0.5g/kg体重以下とする。 なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。

使用上の注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1糖尿病の患者

血糖値が上昇することにより、症状が悪化するおそれがある。

  1. 9.1.2心不全の患者

循環血液量の増加により、症状が悪化するおそれがある。

  1. 9.1.3閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者

水分、電解質等の排泄が障害されているため、症状が悪化するおそれがある。

9.2 腎機能障害患者

水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1重篤な肝障害のある患者

水分、電解質代謝異常、高乳酸血症が悪化する又は誘発されるおそれがある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
末梢の浮腫 頻度不明
水中毒 頻度不明
肺水腫 頻度不明
脳浮腫 頻度不明
血管痛 頻度不明
静脈炎 頻度不明
高カリウム血症 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

本剤は水分・電解質の補給・維持、エネルギーの補給効果を示す。