Clinical snapshot

0.02w/v%マスキン水

クロルヘキシジン製剤

添付文書改訂 2023年11月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある者

  2. 2.2脳、脊髄、耳(内耳、中耳、外耳)には使用しないこと[聴神経及び中枢神経に対して直接使用した場合は、難聴、神経障害を来すことがある。]

  3. 2.3腟、膀胱、口腔等の粘膜面には使用しないこと[クロルヘキシジン製剤の左記部位への使用により、ショック、アナフィラキシーの症状の発現が報告されている。]

効能・効果

結膜嚢の洗浄・消毒、産婦人科・泌尿器科における外陰・外性器の皮膚消毒

用法・用量

  • 〈結膜嚢の洗浄・消毒〉

  • クロルヘキシジングルコン酸塩として0.02%以下の水溶液を用いる。

  • 〈産婦人科・泌尿器科における外陰・外性器の皮膚消毒〉

  • クロルヘキシジングルコン酸塩として0.02%水溶液を用いる。

使用上の注意

ショック、アナフィラキシー等の反応を予測するため、使用に際してはクロルヘキシジン製剤に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無について十分な問診を行うこと。

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1薬物過敏症の既往歴のある者(クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある者を除く)

  2. 9.1.2喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある者

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
じん麻疹 1%未満
発疹 1%未満

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

低濃度では細菌の細胞膜に障害を与え、細胞質成分の不可逆的漏出や酵素阻害を起こし、抗菌作用(殺菌作用)を示す。高濃度では細胞内のタンパク質や核酸の沈着を起こすことにより、抗菌作用を示す2) 。

18.2 生物学的同等性試験

0.02W/V%マスキン水とステリクロンW液0.02の殺菌効果について、in vitroの最小発育阻止濃度(MIC)測定法、最小殺菌濃度(MBC)測定法、改良Kelsey-Sykes法、及びBritish Standard 3286(1960)により比較した結果、両剤の生物学的同等性が確認された3) 。