血液凝固因子の補充
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複合性凝固障害で、出血、出血傾向のある患者又は手術を行う患者
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血液凝固因子の減少症又は欠乏症における出血時で、特定の血液凝固因子製剤がないか又は血液凝固因子が特定できない場合
1.1次の点について留意して輸血療法を行うこと。
1.1.1輸血について十分な知識・経験を持つ医師のもとで使用すること。
1.1.2輸血に際しては副作用発現時に救急処置をとれる準備をあらかじめしておくこと。
血液凝固因子の補充
複合性凝固障害で、出血、出血傾向のある患者又は手術を行う患者
血液凝固因子の減少症又は欠乏症における出血時で、特定の血液凝固因子製剤がないか又は血液凝固因子が特定できない場合
容器のまま30~37℃で融解し、ろ過装置を具備した輸血用器具を用いて、静脈内に必要量を輸注する。 通常、使用量は1日200~400mL、重篤(ショック、敗血症など)の場合は800mLまでを基準とする。ただし、年齢及び症状に応じて適宜増減する。
8.1輸血は、血液製剤の使用指針1)、輸血療法の実施に関する指針1)及び血液製剤保管管理マニュアル4)に基づき、適切に行うこと。
8.2輸血を行う場合は、その必要性とともに感染症・副作用等のリスクについて、患者又はその家族等に文書にてわかりやすく説明し、同意を得ること。
8.3本剤は、ABO血液型、RhD血液型及び赤血球不規則抗体の検査を行っている。本剤を輸血する場合は、ABO血液型は原則として患者と同型のものを使用すること。また、患者がRhD抗原陰性の場合にはRhD抗原陰性の製剤を使用することが望ましい。
8.4輸血中は患者の様子を適宜観察すること。少なくとも輸血開始後約5分間は患者の観察を十分に行い、約15分経過した時点で再度観察すること。
8.5短時間に大量輸血した場合、クエン酸による血中カルシウム濃度の低下による症状(手指のしびれ、嘔気等)、アシドーシスがあらわれることがある。輸血開始後は適宜患者の血清pH及び電解質等を測定するとともに、これらの症状があらわれた場合には輸血を中止し、適切な処置を行うこと。
8.6本剤の使用により、同種免疫による血漿蛋白、白血球、血小板、赤血球等に対する抗体が産生され、ショック、過敏症等の免疫学的副作用があらわれることがある。
8.7*本剤の使用により、輸血関連循環過負荷(TACO:transfusion-associated circulatory overload)5)があらわれることがある。輸血に際しては、患者の心機能や腎機能等を考慮の上、輸血量や輸血速度を決定すること。
8.8本剤は、問診等の健診により健康状態を確認した国内の献血者から採血し、梅毒トレポネーマ、B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV-1及びHIV-2)、ヒトTリンパ球向性ウイルス1型(HTLV-1)及びヒトパルボウイルスB19についての血清学的検査、肝機能(ALT)検査、HBV-DNA、HCV-RNA、HIV-RNA及びE型肝炎ウイルス(HEV)-RNAについての核酸増幅検査に適合した献血血液を原料としている。しかし、このような措置によっても、これら及びその他血液を介するウイルス、細菌、原虫等に感染することがある。
8.9本剤は、HBV、HCV、HIV-1・HIV-2等のウイルスについての検査には適合しているが、供血者がウインドウ期等にあることによる感染リスクを考慮し、感染が疑われる場合等には、患者の輸血前後の肝炎ウイルスマーカー検査あるいはHIV抗体検査等を実施し、患者の経過観察を行うこと1)。
8.10輸血による変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)伝播が疑われる報告6)がある。本剤の使用によるvCJD等の伝播のリスクを完全には排除できないので、使用の際には患者への説明を十分に行い、治療上の必要性を十分検討の上使用すること。
8.11血液バッグの可塑剤(フタル酸ジ-2-エチルヘキシル:DEHP)が製剤中に溶出し、保存に伴い増加することが確認されているが、溶出したDEHPにより直接的健康被害が発生したとの報告は現在までにない。
9.1.1本剤の成分に対し、ショック等の免疫学的副作用の既往歴がある患者
9.1.2IgA等の血漿蛋白の欠損症のある患者
欠損蛋白に対する抗体を保有する患者では、アナフィラキシーがあらわれることがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ輸血を実施すること。妊婦へのヒトパルボウイルスB19の感染によって、胎児への障害がまれに報告されている。
腎機能、心機能等の未発達な低出生体重児、新生児への輸血は患者の状態を観察しながら慎重に行うこと。
患者の状態を観察しながら慎重に輸血すること。一般に生理機能が低下していることが多い。
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| BUN・クレアチニンの上昇 | 頻度不明 |
| アシドーシス注1) | 頻度不明 |
| クエン酸による血中カルシウム濃度の低下による症状注1)(手指のしびれ | 頻度不明 |
| そう痒感 | 頻度不明 |
| チアノーゼ | 頻度不明 |
| ヘモグロビン尿 | 頻度不明 |
| 下痢 | 頻度不明 |
| 低下 | 頻度不明 |
| 倦怠感 | 頻度不明 |
| 嘔吐 | 頻度不明 |
| 嘔気等) | 頻度不明 |
| 徐脈 | 頻度不明 |
| 悪寒 | 頻度不明 |
| 悪心 | 頻度不明 |
| 意識レベルの低下 | 頻度不明 |
| 戦慄 | 頻度不明 |
| 痙攣 | 頻度不明 |
| 発熱 | 頻度不明 |
| 発疹 | 頻度不明 |
| 発赤 | 頻度不明 |
| 白血球数の変動 | 頻度不明 |
| 蕁麻疹 | 頻度不明 |
| 血中カリウム濃度の上昇 | 頻度不明 |
| 血中ビリルビンの上昇 | 頻度不明 |
| 血圧の上昇 | 頻度不明 |
| 血尿 | 頻度不明 |
| 頭痛・胸痛その他痛み | 頻度不明 |
| 頻脈 | 頻度不明 |
| 黄疸 | 頻度不明 |