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100mgペン、100mgシリンジ
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気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る)
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既存治療で効果不十分な好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
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*鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(既存治療で効果不十分な患者に限る)注)
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小児用40mgシリンジ
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気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る)
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注)最適使用推進ガイドライン対象
小児用ヌーカラ皮下注40mgシリンジ
メポリズマブ(遺伝子組換え)
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能・効果
用法・用量
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100mgペン、100mgシリンジ
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〈気管支喘息〉
通常、成人及び12歳以上の小児にはメポリズマブ(遺伝子組換え)として1回100mgを4週間ごとに皮下に注射する。
- 〈好酸球性多発血管炎性肉芽腫症〉
通常、成人にはメポリズマブ(遺伝子組換え)として1回300mgを4週間ごとに皮下に注射する。
- *〈鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎〉
通常、成人にはメポリズマブ(遺伝子組換え)として1回100mgを4週間ごとに皮下に注射する。
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小児用40mgシリンジ
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〈気管支喘息〉
通常、6歳以上12歳未満の小児にはメポリズマブ(遺伝子組換え)として1回40mgを4週間ごとに皮下に注射する。
使用上の注意
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8.1本剤の投与は、適応疾患の治療に精通している医師のもとで行うこと。
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8.2本剤はヒトインターロイキン-5(IL-5)と結合し、IL-5の機能を阻害することにより血中好酸球数を減少させる。好酸球は一部の寄生虫(蠕虫)感染に対する免疫応答に関与している可能性がある。患者が本剤投与中に蠕虫類に感染し、抗蠕虫薬による治療が無効な場合には、本剤投与の一時中止を考慮すること。
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8.3長期ステロイド療法を受けている患者において、本剤投与開始後にステロイド薬を急に中止しないこと。ステロイド薬の減量が必要な場合には、医師の管理下で徐々に行うこと。
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8.4本剤の投与期間中に喘息に関連した事象及び喘息の悪化が現れることがある。本剤の投与開始後に喘息症状がコントロール不良であったり、悪化した場合には、医師の診察を受けるよう患者に指導すること。
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8.5*本剤の投与によって合併する他の好酸球関連疾患の症状が変化する可能性があり、当該好酸球関連疾患に対する適切な治療を怠った場合、症状が急激に悪化し、喘息等では死亡に至るおそれもある。本剤の投与中止後の疾患管理も含めて、本剤投与中から、合併する好酸球関連疾患を担当する医師と適切に連携すること。患者に対して、医師の指示なく、それらの疾患に対する治療内容を変更しないよう指導すること。
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8.6本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督の下で投与を行うこと。自己投与の適用については、医師がその妥当性を慎重に検討し、十分な教育訓練を実施した後、本剤投与による危険性と対処法について患者又はその保護者が理解し、患者又はその保護者自ら確実に投与できることを確認した上で、医師の管理指導の下で実施すること。自己投与の適用後、本剤による副作用が疑われる場合や自己投与の継続が困難な状況となる可能性がある場合には、直ちに自己投与を中止し医療施設に連絡するよう患者又はその保護者に指導し、医師の管理下で慎重に観察するなど適切な処置を行うこと。また、使用済みの注射器を再使用しないように患者又はその保護者に注意を促し、安全な廃棄方法について指導すること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1蠕虫類に感染している患者
本剤投与開始前に蠕虫感染を治療すること。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。サルではメポリズマブが胎盤を通過することが報告されている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。サルではメポリズマブが乳汁中へわずかに移行することが報告されている。
9.7 小児等
- 〈気管支喘息〉
- 9.7.16歳未満の小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
- *〈好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎〉
- 9.7.2小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に、生理機能が低下している。
相互作用
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| そう痒 | 5%以上 |
| 上腹部痛 | 1%未満 |
| 下気道感染症 | 1%未満 |
| 低血圧) | 頻度不明 |
| 咽頭炎 | 1%未満 |
| 尿路感染 | 1%未満 |
| 気管支痙攣 | 頻度不明 |
| 注射部位反応(疼痛 | 5%以上 |
| 湿疹 | 1%未満 |
| 灼熱感) | 5%以上 |
| 発熱 | 1%未満 |
| 発疹 | 頻度不明 |
| 紅斑 | 5%以上 |
| 背部痛 | 1%未満 |
| 腫脹 | 5%以上 |
| 血管性浮腫 | 頻度不明 |
| 過敏症反応(蕁麻疹 | 頻度不明 |
| 頭痛 | 5%以上 |
| 鼻閉 | 1%未満 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
メポリズマブはヒトインターロイキン-5(IL-5)に対して特異的に結合し、好酸球の細胞表面に発現しているIL-5受容体α鎖へのIL-5結合を阻害することにより、IL-5の好酸球増殖作用を抑制する。
18.2 *好酸球に対する作用
メポリズマブの投与により、カニクイザルのアスカリス抗原誘発喘息モデルにおいて血中及び気管支肺胞洗浄液中の好酸球数が減少した6)。メポリズマブの投与により、重症喘息患者において血中好酸球数及び誘発喀痰中好酸球比率が減少した2),3),7),8)。また、メポリズマブの投与により、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症患者及び鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎患者において血中好酸球数が減少した4),5)。
薬物動態
16.1 血中濃度
- 16.1.1健康成人
健康成人にヌーカラ皮下注100mgシリンジ及びヌーカラ皮下注100mgペンをそれぞれ単回皮下投与した時の血漿中メポリズマブ濃度推移を図1に、薬物動態パラメータを表1に示す(外国人データ)。
図1 健康成人にメポリズマブ100mgを単回皮下投与した時の血漿中メポリズマブ濃度推移(平均値)
| 薬物動態パラメータ | ヌーカラ皮下注100mgシリンジ (80例) |
ヌーカラ皮下注100mgペン (79例) |
|---|---|---|
| AUC0-t(μg・day/mL) | 432.45(117.841) | 446.76(101.053) |
| Cmax(μg/mL) | 12.55(3.427) | 12.40(3.094) |
| tmax注1)(日) | 7.06(1.9-14.0) | 7.05(2.9-21.0) |
| t1/2(日) | 22.40(4.843) | 22.90(4.896) |
平均値(SD) 注1)中央値(範囲)
-
16.1.2重症喘息患者
-
(1)成人及び12歳以上の小児
重症喘息患者にメポリズマブ100mgを4週間ごとに皮下投与した時の定常状態における薬物動態パラメータの母集団薬物動態解析に基づく推定値を表2に示す。
| 薬物動態パラメータ | 日本人(16例) | 外国人(175例) |
|---|---|---|
| Cmax ss(ng/mL) | 20048.5(5513.72) | 17162.3(5014.53) |
| AUC ss(μg・day/mL) | 405.9(145.78) | 359.1(121.66) |
平均値(SD)
- (2)6歳以上12歳未満の小児
6~11歳の小児重症喘息患者にメポリズマブ40mg又は100mg注)を4週間ごとに皮下投与した時の薬物動態パラメータの母集団薬物動態解析に基づく推定値を表3に示す。
| 用法・用量注1) | 薬物動態 パラメータ |
日本人 | 外国人 |
|---|---|---|---|
| 40mg | Cmax注2) (μg/mL) |
16.50(2.39) (6例) |
18.20(2.25) (17例) |
| AUC ss (μg・day/mL) |
411.92(72.94) (6例) |
478.03(80.99) (20例) |
|
| 100mg | Cmax注2) (μg/mL) |
30.50 (1例) |
27.06(4.08) (9例) |
| AUC ss (μg・day/mL) |
748.87 (1例) |
675.78(140.53) (9例) |
平均値(SD) 注1)体重が40kg未満の患者に対してはメポリズマブ40mgを、40kg以上の患者に対してはメポリズマブ100mgを4週間ごとに投与した。なお、本剤の承認用量は6歳以上12歳未満の小児気管支喘息では40mgである。 注2)メポリズマブ40mg又は100mgを4週間ごとに3回皮下投与した後のCmax
- 16.1.3好酸球性多発血管炎性肉芽腫症患者
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症患者にメポリズマブ300mgを4週間ごとに皮下投与した時の定常状態における血漿中メポリズマブ濃度を表4に示す。
| 投与28週目 (トラフ値) |
投与29週目 | |
|---|---|---|
| 全体集団 | 32.2 (9.98) (66例) |
45.5 (8.81) (45例) |
| 日本人集団 | 31.1 (6.75) 26.4, 28.2, 38.9 (3例) |
52.0 (6.25) 48.0, 48.7, 59.2 (3例) |
上段:平均値(SD)、中段:各症例の血漿中メポリズマブ濃度(日本人集団のみ)、下段:(例数)
- 16.1.4*鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎患者
鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎患者にメポリズマブ100mgを4週間ごとに皮下投与した時の定常状態における薬物動態パラメータの母集団薬物動態解析に基づく推定値を表5に示す。
| 薬物動態パラメータ | 日本人(41例) | 外国人(15例) |
|---|---|---|
| Cmax ss(μg/mL) | 17.39(2.94) | 17.44(5.86) |
| AUC ss(μg・day/mL) | 371.48(71.75) | 382.37(138.57) |
平均値(SD)
- 16.1.5相対的バイオアベイラビリティ
健康成人にヌーカラ皮下注100mgシリンジ、ヌーカラ皮下注100mgペン及び凍結乾燥注射剤100mgをそれぞれ単回皮下投与した1)。その結果、ヌーカラ皮下注100mgシリンジ及びヌーカラ皮下注100mgペンの最高血漿中濃度(Cmax)及び最終測定時点までの血漿中濃度-時間曲線下面積(AUC0-t)の凍結乾燥注射剤100mgに対する比(90%信頼区間)は表6の通りであり、90%信頼区間はいずれも生物学的同等性の基準である0.8~1.25の範囲内であった(外国人データ)。
| Cmax | AUC0-t | |
|---|---|---|
| ヌーカラ皮下注100mgシリンジ | 1.06 (0.99, 1.12) |
1.04 (0.97, 1.12) |
| ヌーカラ皮下注100mgペン | 1.04 (0.98, 1.11) |
1.08 (1.01, 1.15) |
幾何平均値の比(90%信頼区間)
16.2 吸収
健康成人にメポリズマブ250mg注)を上腕部に単回皮下投与した時の絶対的バイオアベイラビリティは75%(90%信頼区間:65.6, 86.4)であった。上腕部、大腿部又は腹部に単回皮下投与した時、投与部位間の絶対的バイオアベイラビリティの差は小さかった(外国人データ)。
16.4 代謝
メポリズマブはヒト化IgG1モノクローナル抗体であり、体内に広く分布する蛋白質分解酵素で分解されると推定される。 注)本剤の承認用量は気管支喘息では成人及び12歳以上の小児で100mg、6歳以上12歳未満の小児で40mg、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎では100mg、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症では300mgである。