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塩化ナトリウム「ヤマゼン」M

塩化ナトリウム

添付文書改訂 2023年06月01日

効能・効果

〈経口〉

○ 食塩喪失時の補給

〈外用〉

○ 皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布

○ 含そう・噴霧吸入剤として気管支粘膜洗浄・喀痰排出促進

〈その他〉

○ 医療用具の洗浄

用法・用量

〈食塩喪失時の補給〉

塩化ナトリウムとして、通常、成人1回1~2gをそのまま、又は水に溶かして経口投与する。   なお、年齢、症状により適宜増減する。

〈皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布〉

通常、等張液として皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布に用いる。

〈含そう・噴霧吸入剤として気管支粘膜洗浄・喀痰排出促進〉

通常、等張液として含そう、噴霧吸入に用いる。

〈医療用器具の洗浄〉

生理食塩水として医療用器具の洗浄に用いる。

使用上の注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1心臓、循環器系機能障害のある患者

〈経口〉

塩化ナトリウムを負荷することから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。

9.2 腎機能障害患者

  • 〈経口〉 塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。

9.8 高齢者

  • 〈経口〉 減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
うっ血性心不全 頻度不明
悪心・嘔吐等の消化器症状 頻度不明
浮腫 頻度不明
高ナトリウム血症 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 測定法

生体内に最も普遍的に存在する無機物質で、血清の無機成分の90%以上を占め、主として細胞外液にあって体液浸透圧の維持の主体をなすと共に、生体水分分布に係わる主要な要因となっている。塩化ナトリウムは塩類作用を呈し、その吸収によって体液の浸透圧は上昇し、組織水分は体液中に吸収され組織代謝が亢進し、利尿作用を現す。塩化ナトリウムの欠乏はアルカローシス、痙攣、ときに筋肉の興奮を伴う嘔吐、異常発汗に基づく熱痙攣などの原因となり、またアジソン病に似た脱力症状を起こすことがある1) 。