Clinical snapshot

ワイキャンス外用液0.71%

カンタリジン

添付文書改訂 2026年06月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

伝染性軟属腫

用法・用量

通常、成人及び2歳以上の小児に、3週間に1回、患部に適量を塗布する。塗布16~24時間後に、石鹸を用いて水で洗い流す。

使用上の注意

塗布部位において激しい痛み等が発現した場合、塗布16~24時間後より前でも、石鹸を用いて水で洗い流して本剤を除去し、直ちに医師等に相談するよう患者等に指導すること。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。生殖発生毒性試験は実施していない。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤塗布後のヒト母乳中への移行は不明である。

9.7 小児等

低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児を対象とした臨床試験は実施していない。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
化膿 1%未満
性器水疱 1%未満
接触皮膚炎 頻度不明
水疱性皮膚炎 1%未満
痂皮 1%未満
発熱 1%未満
皮膚感染 1%未満
皮膚色素過剰 1%未満
紅斑 1%未満
細菌感染 1%未満
膿痂疹 1%未満
膿痂疹性湿疹 1%未満
適用部位そう痒感(70.3%) 頻度不明
適用部位びらん(62.5%) 頻度不明
適用部位丘疹 1%未満
適用部位乾燥 頻度不明
適用部位変色(55.9%) 頻度不明
適用部位小水疱(95.7%) 頻度不明
適用部位浮腫(22.7%) 頻度不明
適用部位湿疹 頻度不明
適用部位潰瘍 頻度不明
適用部位疼痛(79.7%) 頻度不明
適用部位痂皮(90.2%) 頻度不明
適用部位瘢痕 頻度不明
適用部位皮膚剥脱(35.5%) 頻度不明
適用部位紅斑(87.9%) 頻度不明
適用部位腫脹 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

本剤の作用機序は明確でない。塗布された部位において、中性セリンプロテアーゼの活性化を介して、表皮のデスモソームを脆弱化し、表皮構造を破壊することで、塗布部位に水疱を形成する3) 。水疱の形成により病巣皮膚が剥がれ落ち、その結果、ウイルス感染組織が除去されると考えられている。さらに、水疱形成による局所での炎症反応、免疫応答の促進が、病変の消失に寄与すると推察される。

薬物動態

16.1 血中濃度

2~15歳の日本人小児伝染性軟属腫患者を対象に、本剤の初回塗布前、塗布2時間後及び24時間後における血漿中薬物濃度を測定した。初回塗布2時間後に16例のうち2例で定量下限(2.5ng/mL)を上回る血漿中カンタリジン濃度が検出されたが、24時間後では定量下限未満であった。その他の14例では定量下限未満であった1) 。

薬価情報

YJコードに紐付く薬価基準収載データを年度別に表示します。

最新薬価: ¥14995.60
年度 品名 規格 単位 薬価 後発品 適用日 製造販売会社
2026年度
ワイキャンス外用液0.71% 本剤
2649736Q1025
0.71%0.45mL1管 0.71%0.45mL1管 ¥14995.60