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下記疾患における分泌・運動亢進並びに疼痛
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胃酸過多、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、痙攣性便秘
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
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2.1閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
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2.2前立腺肥大による排尿障害のある患者[更に尿を出にくくすることがある。]
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2.3重篤な心疾患のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
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2.4麻痺性イレウスのある患者[消化管運動を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。]
効能・効果
用法・用量
総アルカロイドとして0.95~1.15%を含有するロートエキスとして、通常成人1日20~90mgを2~3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
使用上の注意
視調節障害、散瞳、羞明、めまい等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1前立腺肥大のある患者(排尿障害のある患者を除く)
尿を出にくくすることがある。
- 9.1.2うっ血性心不全のある患者
心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。
- 9.1.3不整脈のある患者
心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。
- 9.1.4潰瘍性大腸炎のある患者
中毒性巨大結腸があらわれることがある。
- 9.1.5甲状腺機能亢進症のある患者
心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。
- 9.1.6高温環境にある患者
汗腺分泌を抑制し、体温調節を障害するおそれがある。
- 9.1.7開放隅角緑内障の患者
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。胎児に頻脈等を起こすことがある。
9.6 授乳婦
授乳しないことが望ましい。新生児に頻脈等を起こすことがある。また、乳汁分泌が抑制されることがある。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
抗コリン作用による口渇、排尿困難、便秘等があらわれやすい。
相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| 三環系抗うつ剤 • アミトリプチリン • イミプラミン 等フェノチアジン系薬剤 • プロクロルペラジン • クロルプロマジン 等MAO阻害剤 抗ヒスタミン剤 • クロルフェニラミン • ジフェンヒドラミンイソニアジド |
本剤の作用が増強されることがあるので、併用する場合は減量するなど慎重に投与すること。 | 併用により抗コリン作用が増強されることがある。 |
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| めまい等 | 頻度不明 |
| 便秘等 | 頻度不明 |
| 口渇 | 頻度不明 |
| 悪心・嘔吐 | 頻度不明 |
| 排尿障害 | 頻度不明 |
| 散瞳 | 頻度不明 |
| 羞明 | 頻度不明 |
| 調節障害等 | 頻度不明 |
| 過敏症状 | 頻度不明 |
| 霧視 | 頻度不明 |
| 頭痛 | 頻度不明 |
| 頭重感 | 頻度不明 |
| 頻脈等 | 頻度不明 |
| 顔面紅潮 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
ロートエキスは、アトロピン、スコポラミン及びヒヨスチアミン等のトロパンアルカロイドを含有し、これらのアルカロイドが副交感神経節及び神経筋接合部(末端)のムスカリン受容体においてアセチルコリンと競合的に拮抗する。その結果、消化管の緊張を抑制して疼痛を抑えるほか、過剰な胃液分泌を抑制する1) 。