Clinical snapshot

ラリキシンドライシロップ小児用20%

セファレキシン

添付文書改訂 2023年12月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

  • 〈適応菌種〉

  • 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、大腸菌、クレブシエラ属、インフルエンザ菌

  • 〈適応症〉

  • 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、涙嚢炎、麦粒腫、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、顎炎、抜歯創・口腔手術創の二次感染、猩紅熱

用法・用量

通常、幼小児に対しては、体重kgあたりセファレキシンとして1日25〜50mg(力価)を分割して6時間毎に経口投与する。 重症の場合や分離菌の感受性が比較的低い症例に対しては、体重kg当りセファレキシンとして1日50〜100mg(力価)を分割して6時間毎に経口投与する。 なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

使用上の注意

  1. 8.1ショックがあらわれるおそれがあるので、十分な問診を行うこと。

  2. 8.2本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。

  3. 8.3急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に腎機能検査を行うなど観察を十分に行うこと。

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者(ただし、本剤に対し過敏症の既往歴のある患者には投与しないこと)

治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しない。

  1. 9.1.2ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者

  2. 9.1.3本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者

  3. 9.1.4経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者

観察を十分に行うこと。ビタミンK欠乏症状があらわれることがある。

9.2 腎機能障害患者

  1. 9.2.1高度の腎障害のある患者

投与量を減らすか、投与間隔をあけて使用すること。血中濃度が持続する。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
Al-P上昇 頻度不明
ALT上昇 頻度不明
AST上昇 頻度不明
カンジダ症 頻度不明
そう痒 頻度不明
ビタミンB群欠乏症状(舌炎 頻度不明
ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症 頻度不明
めまい 頻度不明
リンパ腺腫脹 頻度不明
下痢 頻度不明
全身倦怠感 頻度不明
出血傾向等) 頻度不明
口内炎 頻度不明
口内炎 頻度不明
嘔吐 頻度不明
好酸球増多 頻度不明
悪心 頻度不明
発熱 頻度不明
発疹 頻度不明
神経炎等) 頻度不明
紅斑 頻度不明
胃不快感等 頻度不明
腹痛 頻度不明
蕁麻疹 頻度不明
血小板減少 頻度不明
軟便 頻度不明
関節痛等 頻度不明
頭痛 頻度不明
顆粒球減少 頻度不明
食欲不振 頻度不明
食欲不振 頻度不明
黄疸 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を発揮し、その作用は殺菌的である6) 。

18.2 抗菌作用

試験管内でブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、クレブシエラ属に抗菌力を示す7),8) 。

薬物動態

16.1 血中濃度

  1. 16.1.1単回投与

生後4ヵ月から14才までの小児(n=9)にセファレキシンシロップ用顆粒12.5mg(力価)/kgを空腹時単回経口投与したとき、最高血中濃度は1時間後に13.9μg/mLを示した2) 。

16.3 分布

血清蛋白結合率:限外ろ過法にて測定された血清蛋白結合率は約15%であった(外国人データ)3) 。

16.4 代謝

健康成人に経口投与後、生体内で代謝されず、未変化のまま尿中に排泄された4) 。

16.5 排泄

5〜10歳の小児患者(n=5)にセファレキシンシロップ用細粒24〜27mg(力価)/kgを空腹時単回経口投与したときの6時間までの尿中排泄率は、48.0〜71.1%であった5) 。