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メベンダゾール錠100

メベンダゾール

添付文書改訂 2023年07月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性

効能・効果

鞭虫症

用法・用量

通常、成人及び小児に対してはメベンダゾールとして1回100mgを1日2回(朝・夕)3日間経口投与する。ただし、体重20kg以下の小児には半量にするなど、適宜減量する。

使用上の注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者

治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験(ラット)で催奇形性が報告されている。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物(ウシ)で乳汁中へ移行することが報告されている。また、メベンダゾールがヒトで乳汁中へ移行(5ng/mL)することが報告されている。1)

9.7 小児等

小児への投与で痙攣発作等が認められたとの報告がある2)。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

相互作用

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
シメチジン3) 長期併用投与により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。 肝臓における本剤の代謝が阻害される可能性がある。
メトロニダゾール4) 併用により中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)があらわれたとの報告がある。 機序不明

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
めまい 頻度不明
下痢 頻度不明
嘔吐 頻度不明
好中球数減少 頻度不明
悪心 頻度不明
痙攣 頻度不明
発疹 頻度不明
皮膚発赤 頻度不明
紅斑性発疹 頻度不明
肝機能異常 頻度不明
脱毛症 頻度不明
腹痛 頻度不明
腹部不快感 頻度不明
蕁麻疹 頻度不明
血管浮腫 頻度不明
頭痛 頻度不明
鼓腸 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

蠕虫チューブリンに特異的に強い親和性を持ち、微小管の形成を阻害し、次いでグルコースの取り込みを阻害する。その結果、内部グリコーゲンの枯渇、ATP生成阻害がおこり、分泌・吸収機能阻害により蠕虫は死滅あるいは駆虫される。8),9),10),11),12)

薬物動態

16.1 血中濃度

健常成人に本剤200mgを経口投与※した結果、最高血中濃度は投与後約2時間にみられ、平均40ng/mL、血中濃度の半減期の平均は4.43±0.9時間であった6)。

16.2 吸収

健常成人に経口投与後、投与量の0.1~0.3%が吸収された6)。

16.4 代謝

健常成人に経口投与後、90%以上がカルバメート加水分解物として排泄された6)。

16.5 排泄

健常成人に本剤200mgを経口投与※した結果、投与3日後までにカルバメート加水分解物が0.258%(メベンダゾール換算)が尿中に排泄された6)。 ※本剤の承認された用法及び用量は、「1回100mgを1日2回(朝・夕)3日間経口投与する。」である。