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〈適応菌種〉
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ホスホマイシンに感性のブドウ球菌属、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、緑膿菌、カンピロバクター属
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〈適応症〉
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深在性皮膚感染症、膀胱炎、腎盂腎炎、感染性腸炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、中耳炎、副鼻腔炎
ホスホマイシンカルシウムドライシロップ40%「日医工」
シロップ用ホスホマイシンカルシウム
効能・効果
用法・用量
通常、小児はホスホマイシンとして1日量40~120mg(力価)/kgを3~4回に分け経口投与する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
使用上の注意
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
9.3 肝機能障害患者
肝障害が悪化するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、投与しないことが望ましい。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では、一般に腎機能が低下している。
相互作用
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| Al-P | 1%未満 |
| ALT | 1%未満 |
| AST | 1%未満 |
| BUN上昇 | 1%未満 |
| LDHの上昇等の肝機能異常 | 1%未満 |
| ほてり | 1%未満 |
| 下痢・軟便 | 1〜5%未満 |
| 倦怠感 | 1%未満 |
| 口内炎 | 1%未満 |
| 嘔吐 | 1%未満 |
| 嘔気 | 1%未満 |
| 好酸球増多 | 1%未満 |
| 心悸亢進 | 1%未満 |
| 浮腫 | 1%未満 |
| 瘙痒感 | 1%未満 |
| 発熱 | 1%未満 |
| 発疹 | 1〜5%未満 |
| 発赤 | 1%未満 |
| 眩暈 | 1%未満 |
| 耳鳴 | 1%未満 |
| 腹痛 | 1%未満 |
| 菌交代により非感受性のクレブシエラ・オキシトカがあらわれることがある。 | 頻度不明 |
| 蕁麻疹 | 1%未満 |
| 血小板減少 | 1%未満 |
| 頭痛 | 1%未満 |
| 食欲不振 | 1%未満 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
ホスホマイシンは、UDP-GlcNAcエノールピルビン酸エーテル生成を触媒するUDP-GlcNAcエノールピルビルトランスフェラーゼを不可逆的に失活させ、細胞壁ペプチドグリカン生合成の初期反応を阻害することにより抗菌活性を示す5)。
18.2 in vitro抗菌作用
ホスホマイシンは、グラム陽性菌、グラム陰性菌に対して殺菌的に作用した6)。
薬物動態
16.1 血中濃度
- 16.1.1単回投与
小児(n=5)にクロスオーバー法でホスホマイシンカルシウムドライシロップ200mg(力価)/g製剤又は400mg(力価)/g製剤を40mg(力価)/kg1回経口投与したときの血中濃度及び薬物動態パラメータは、表1に示すとおりであった2)。
表1 血中濃度及び薬物動態パラメータの製剤間比較
(40mg(力価)/kg投与)
| 製 剤 | 血中濃度(μg/mL) | Tmax (時間) |
Cmax (μg/mL) |
||
|---|---|---|---|---|---|
| 1時間 | 3時間 | 6時間 | |||
| 200mg(力価)/g | 3.39 | 5.34 | 2.55 | 3 | 5.34 |
| 400mg(力価)/g | 2.95 | 6.40 | 2.06 | 3 | 6.40 |
- 16.1.2生物学的同等性試験
ホスホマイシンカルシウムドライシロップ40%「日医工」とホスミシンドライシロップ400を、クロスオーバー法によりそれぞれ1g(ホスホマイシンカルシウムとして400㎎(力価))健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された3)。
| 判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
|---|---|---|---|---|
| AUC0-10 (μg・hr/mL) |
Cmax (μg/mL) |
Tmax (hr) |
t1/2 (hr) |
|
| ホスホマイシンカルシウム ドライシロップ40 %「日医工」 |
29.64±5.71 | 6.45±1.17 | 1.83±0.58 | 3.03±0.74 |
| ホスミシンドライシロップ400 | 29.78±5.03 | 6.43±1.25 | 2.00±0.43 | 3.55±2.29 |
(1g投与、Mean±S.D.、n=12)
図 血漿中薬物濃度推移
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
16.3 分布
- 16.3.1蛋白結合
平衡透析法により測定したヒト血清蛋白との結合率は2.16%であった4)。
16.5 排泄
小児(n=5)にクロスオーバー法でホスホマイシンカルシウムドライシロップ200mg(力価)/g製剤又は400mg(力価)/g製剤を40mg(力価)/kg1回経口投与したときの投与後6時間までの尿中排泄率は、表3に示すとおりであった2)。
表3 尿中排泄率の製剤間比較
(40mg(力価)/kg投与)
| 製 剤 | 尿中排泄率(0~6時間) |
|---|---|
| 200mg(力価)/g | 9.60% |
| 400mg(力価)/g | 9.53% |