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パンテチン注200mg「KCC」

パンテチン

添付文書改訂 2023年12月01日

効能・効果

  • パントテン酸欠乏症の予防および治療

  • パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦など)

  • 下記疾患のうち、パントテン酸の欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合

  • 高脂血症 ・術後腸管麻痺 ・ストレプトマイシンおよびカナマイシンによる副作用の予防および治療 ・急・慢性湿疹 ・血液疾患の血小板数ならびに出血傾向の改善

なお、上記の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法・用量

通常、成人にはパンテチンとして1日20~100mg、血液疾患、術後腸管麻痺には1日200mgを1~2回に分けて、皮下、筋肉内または静脈内注射する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

記載なし

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
下痢・軟便 1%未満
悪心 1%未満
腹痛 1〜5%未満
腹部膨満 1〜5%未満

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

パンテチンは、パンテテインのdisulfide型で、CoAの前駆物質である1) 。

18.2 腸管運動促進作用

無麻酔マウスにパンテチンを経口投与すると胃腸管輸送能の亢進がみられ、さらに麻酔下ウサギ及びイヌに静脈内投与すると腸管運動の亢進がみられる2) 。

18.3 血清HDL-コレステロールの増加作用

高コレステロール食飼育ウサギにおいて減少したHDL2及びHDL3を増加させる。この作用は、LDL及びVLDLの異化排泄を促進し、組織リポ蛋白リパーゼ活性の増加及び血中LCAT活性の増加により、VLDL→HDL産生を高めることが認められている1),3) 。

18.4 血管壁コレステロール代謝促進作用

高コレステロール食飼育ラットにおける血管壁ライソゾームのコレステロールエステラーゼ活性を有意に高め、血管壁へのコレステロールエステルの沈着を抑制することが認められている4) 。

18.5 血小板数の改善作用

抗ラット血小板ウサギ血清及び乏血小板血輸血による実験的血小板減少症に対して、パンテチンは血小板減少の抑制あるいは回復促進作用を示す。この作用は血小板産生系に直接作用するものと考えられている5) 。

薬価情報

YJコードに紐付く薬価基準収載データを年度別に表示します。

最新薬価: ¥85.00
年度 品名 規格 単位 薬価 後発品 適用日 製造販売会社
2026年度
パンテチン注200mg「KCC」 本剤
3133400A3091
200mg1管 200mg1管 ¥85.00