創傷・潰瘍の殺菌・消毒
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
-
2.1ヨード過敏症の患者
-
2.2腎障害のある患者
-
2.3心障害のある患者
効能・効果
用法・用量
消毒性包帯材料として用いる。
使用上の注意
-
8.1ショック等の反応を予測するため、使用に際してヨウ素製剤に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無については十分な問診を行うこと。
-
8.2ヨード中毒を起こすことがあるので、血中総ヨウ素濃度の測定を行うなど、十分な観察を行うこと。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1薬物過敏症の既往歴のある患者(ただし、ヨード過敏症の患者には投与しないこと)
-
9.1.2甲状腺機能に異常のある患者
ヨードホルムの使用により血中ヨウ素値の調節ができず、甲状腺ホルモン関連物質に影響を与える可能性がある。
9.2 腎機能障害患者
使用しないこと。本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり、腎機能低下患者では血中総ヨウ素濃度が著しく上昇することがある。
9.5 妊婦
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。ヒト母乳中へ移行し、新生児に一過性の甲状腺機能低下を起こしたとの報告がある1) 。
相互作用
記載なし
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| そう痒感 | 1%未満 |
| ヨード疹 | 1%未満 |
| 丘疹 | 1%未満 |
| 水疱等 | 1%未満 |
| 灼熱感等 | 1%未満 |
| 紅斑 | 1%未満 |
| 蕁麻疹様発疹 | 1%未満 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
ヨードホルムそのものには殺菌作用を有しないが、創傷・潰瘍からでる血液や分泌液に溶け、徐々に分解してヨウ素を遊離することにより殺菌作用をあらわす。
18.2 殺菌作用
医療ガーゼを対照にして寒天平板法によりE.coli NBRC 3806を試験菌として抗菌力を比較すると、本剤に細菌増殖阻止能力を有することを認めた。また、液体培養法においても上記寒天平板法とほぼ同時に本剤が抗菌活性を有することが認められた10) 。(in vitro)