Clinical snapshot

ハイチオール錠80

L-システイン製剤

添付文書改訂 2023年11月01日

効能・効果

  • 湿疹、中毒疹、薬疹、じん麻疹、尋常性ざ瘡、多形滲出性紅斑

  • 放射線障害による白血球減少症

用法・用量

  • 〈湿疹、中毒疹、薬疹、じん麻疹、尋常性ざ瘡、多形滲出性紅斑〉

通常成人下記1回量を1日2~3回経口投与する。 なお、年齢・症状により適宜増減する。

  • L-システインとして1回80mg

  • ハイチオール錠40……………………………2錠

  • ハイチオール錠80……………………………1錠

  • ハイチオール散32% ………………………250mg

  • 〈放射線障害による白血球減少症〉

通常成人下記1回量を1日3回経口投与する。 なお、年齢・症状により適宜増減する。

  • L-システインとして1回160mg

  • ハイチオール錠40……………………………4錠

  • ハイチオール錠80……………………………2錠

  • ハイチオール散32% ………………………500mg

使用上の注意

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に、生理機能が低下している。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
下痢 1%未満
口渇 1%未満
悪心 1〜5%未満
軽度の腹痛 1%未満

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

L-システインは、生体内代謝系において、SH供与体としての役割を果たし、SH酵素のactivator(賦活剤)として作用する。

18.2 皮膚科関連

皮膚代謝の正常化、抗アレルギー、解毒などの作用により各種皮膚疾患に応用される。動物実験において、実験的皮膚びらんの治癒時間短縮(モルモット)5) 、浮腫抑制・透過性抑制・キニン様物質の遊離活性の抑制(モルモット)6) 、各種化学薬品・重金属・農薬に対する解毒効果(マウス・ラット)7) などが報告されている。

18.3 放射線科関連

放射線を照射した動物の延命(マウス)8) 、白血球減少抑制(ラット)9) 、脾障害の防護(マウス)10) などが報告されており、臨床的には放射線療法にともなう白血球減少症に応用される。