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ハイジール消毒用液10%

アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩製剤

添付文書改訂 2024年03月01日

効能・効果

医療機器の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒、手指・皮膚の消毒、手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒

用法・用量

アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩として下記の濃度になるように水で希釈して、次のように使用する。

効能又は効果 用法及び用量
医療機器の消毒 0.05~0.2%溶液に10~15分間浸漬する。なお、結核領域において使用する場合は、0.2~0.5%溶液を用いる。
手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒 0.05~0.2%溶液を布片で塗布・清拭するか、または噴霧する。なお、結核領域において使用する場合は、0.2~0.5%溶液を用いる。
手指・皮膚の消毒 0.05~0.2%溶液で約5分間洗った後、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。
手術部位(手術野)の皮膚の消毒 0.1%溶液で約5分間洗った後、0.2%溶液を塗布する。
手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒 0.01~0.05%溶液を用いる。

使用上の注意

記載なし

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
そう痒感等 頻度不明
発疹 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩は、陽イオン界面活性剤としての殺菌作用と、陰イオン界面活性剤としての洗浄作用を併せもつ両性界面活性剤である。陽電荷をもつ分子団が陰電荷を帯びる菌体表面に吸着、蓄積し菌体蛋白を変性し、細胞膜破壊ひいては細胞内の酵素蛋白を変性し死滅させる1)。

18.2 殺菌作用

アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩は、使用濃度において、栄養型細菌(グラム陽性菌、グラム陰性菌)、結核菌、一部の真菌等には有効であるが、大部分のウイルスに対する効果は期待できない2)。

18.3 殺菌効力試験(in vitro

ハイジール消毒用液10%の細菌および真菌に対する殺菌時間は次の通りであった3)。

菌種 殺菌時間
0.05w/v%*) 0.1w/v%*) 0.2w/v%*)
グラム
陽性菌
Staphylococcus aureusFDA 209P 1分以内 30秒以内 15秒以内
Staphylococcus aureusIFO 13276 1分以内 1分以内 15秒以内
Staphylococcus aureusNCTC 4163 1分以内 1分以内 15秒以内
Staphylococcus epidermidisIFO 12993 2分以内 15秒以内 15秒以内
Streptococcus faecalisIFO 3971 1分以内 30秒以内 15秒以内
グラム
陰性菌
Acinetobacter calcoaceticusIFO 12552 5分以内 2分以内 1分以内
Alcaligenes faecalisIFO 13111 1分以内 1分以内 15秒以内
Burkholderia cepaciaIID 1340 2分以内 1分以内 1分以内
Citrobacter freundiiIFO 12681 30秒以内 15秒以内 15秒以内
Enterobacter aerogenesIFO 13534 2分以内 1分以内 30秒以内
Escherichia coliIFO 3806 2分以内 2分以内 30秒以内
Flavobacterium meningosepticumRIMD 0614002 2分以内 1分以内 1分以内
Klebsiella pneumoniaeIID 865 30秒以内 30秒以内 15秒以内
Proteus vulgarisIFO 3045 30秒以内 30秒以内 15秒以内
Pseudomonas aeruginosaIFO 13736 10分以内 2分以内 1分以内
Salmonella typhimuriumIFO 13245 3分以内 1分以内 1分以内
Serratia marcescensIFO 12648 5分以内 1分以内 30秒以内
真菌 Candida albicansIFO 1061 1分以内 15秒以内 15秒以内

*) アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩としての濃度を示す。

18.4 結核菌に対する殺菌効力(in vitro)

ハイジール消毒用液10%の2%液および5%液(アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩として0.2%液および0.5%液)を室温で結核菌と接触させたところ、それぞれ120分で殺菌した4)。

18.5 生物学的同等性試験(in vitro)

ハイジール消毒用液10%とテゴー51消毒液10%の殺菌効果について、in vitroの最小発育阻止濃度(MIC)法、フェノール係数法及び改良Kelsey-Sykes法により比較した結果、両剤の生物学的同等性が確認された5)。

薬価情報

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同成分参考薬価: ¥7.00
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年度 品名 規格 単位 薬価 後発品 適用日 製造販売会社
2026年度
アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩10%液
2619716Q1010
10%10mL 10%10mL ¥7.00