Clinical snapshot

デルマクリンクリーム1%

グリチルレチン酸製剤

添付文書改訂 2023年05月01日

効能・効果

  • 湿疹

  • 皮膚掻痒症

  • 神経皮膚炎

用法・用量

通常、症状により適量を1日数回患部に塗布または塗擦する。

使用上の注意

記載なし

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
皮膚の刺激感 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

グリチルレチン酸は、ホスホリパーゼA2阻害作用ならびに肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用を有し、これらにより、湿疹、皮膚掻痒症、神経皮膚炎に対し抗炎症作用を示すと考えられる。

18.2 薬理作用

  1. 18.2.1抗炎症作用

  2. (1)グリチルレチン酸は、TPA誘導によるマウスの耳介浮腫を抑制する15)。

  3. (2)ハイデルマートクリーム2%は、DNFB誘導によるマウスの耳介腫脹を抑制する16)。

  4. 18.2.2肥満細胞脱顆粒抑制作用

グリチルレチン酸は、ラットの肥満細胞を用いたin vitroの実験系において、肥満細胞からのヒスタミン遊離を抑制する17)。

  1. 18.2.3ホスホリパーゼA2阻害作用

グリチルレチン酸は、in vitroの実験系において、アラキドン酸代謝系の初発酵素である炎症性ホスホリパーゼA2の酵素活性を選択的に阻害する18)。

  1. 18.2.4鎮痒作用

グリチルレチン酸は、サブスタンスP、PAR-2アゴニストによるマウス掻痒行動を抑制するとともに、サブスタンスPによるLTB4産生を抑制する19)。