アフタ性口内炎、孤立性アフタ、褥瘡性潰瘍、辺縁性歯周炎
デスパコーワ口腔用クリーム
クロルヘキシジン塩酸塩ヒドロコルチゾン酢酸エステルジフェンヒドラミンサリチル酸塩濃ベンザルコニウム塩化物液50
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
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2.1口腔に結核性、ウイルス性、その他化膿性の感染症がある場合[感染症を悪化させるおそれがある。]
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2.2本剤の成分又はクロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
効能・効果
用法・用量
本剤の適量を1日3~4回炎症部位に塗布する。
使用上の注意
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8.1重篤な感染を伴う場合には使用しないこと。やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)等による治療を行うか又はこれらとの併用を行うこと。
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8.2連用に際しては、副作用の発現に注意し、必要最小限の使用にとどめること。
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8.3ショック、アナフィラキシー等の反応を予測するため、使用に際してはクロルヘキシジン製剤に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無について十分な問診を行うこと。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。また、長期使用を避けること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
長期連用により発育障害を来すおそれがある。小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
相互作用
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| 下垂体・副腎皮質系機能の抑制(長期連用による) | 頻度不明 |
| 下痢等 | 1〜5%未満 |
| 口内炎 | 1〜5%未満 |
| 味覚異常 | 1〜5%未満 |
| 嘔吐 | 1〜5%未満 |
| 真菌性感染症注2) | 頻度不明 |
| 細菌性感染症注2) | 頻度不明 |
| 胃部不快感 | 1〜5%未満 |
| 胃部膨満感 | 1〜5%未満 |
| 舌のしびれ | 1〜5%未満 |
| 過敏症状 | 頻度不明 |
| 黒舌症等 | 1〜5%未満 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
- 18.1.1クロルヘキシジン塩酸塩
口腔内感染予防・治療薬である。抗菌薬中、広範囲微生物作用部類に属し、特にブドウ球菌等のグラム陽性球菌に低濃度で迅速な殺菌作用を示す。大腸菌等のグラム陰性菌にも比較的低濃度で作用するが、グラム陽性菌に比べ感性に幅がある。真菌類の多くも感性を示すが、細菌類より抵抗性がある。
- 18.1.2ヒドロコルチゾン酢酸エステル
起炎物質の生合成抑制と炎症細胞の遊走抑制により抗炎症作用をあらわすと考えられる。
- 18.1.3ジフェンヒドラミンサリチル酸塩
ヒスタミンH1受容体を遮断することにより、H1受容体を介するヒスタミンによるアレルギー性反応(毛細血管の拡張と透過性亢進、知覚神経終末刺激によるそう痒等)を抑制する。
- 18.1.4濃ベンザルコニウム塩化物液50
タンパク変性及び酵素の切断、糖の分解と乳酸の酸化等代謝への作用、膜透過性障害による溶菌、リン及びカリウムの漏出、解糖の促進、原形質膜の活動を支える酵素に対する作用により、殺菌作用をあらわすと考えられる。
18.2 ジフェンヒドラミンサリチル酸塩の血管透過性抑制作用
ラットの背の片側に本剤を、もう一方に本剤からジフェンヒドラミンサリチル酸塩を除いたものを塗布した比較試験で本剤の方がより強力な抗炎症作用を示した7)。