- 〈適応菌種〉
本剤に感性の結核菌
- 〈適応症〉
肺結核及びその他の結核症
本剤に感性の結核菌
肺結核及びその他の結核症
通常成人は、エチオナミドとして最初1日0.3g、以後漸次増量して0.5~0.7gを1~3回に分けて経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。 なお、原則として他の抗結核薬と併用すること。
8.1劇症肝炎、急性肝炎等の重篤な肝障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うこと。
8.2*本剤を含む抗結核薬による治療で、薬剤逆説反応を認めることがある。治療開始後に、既存の結核の悪化又は結核症状の新規発現を認めた場合は、薬剤感受性試験等に基づき投与継続の可否を判断すること。
投与間隔をあけて使用すること。高い血中濃度が持続する。
肝障害を悪化させるおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。妊娠中に投与された患者の中から奇形を有する児を出産したという報告がある。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。肝障害等の副作用があらわれやすい。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| 他の抗結核薬 | 重篤な肝障害があらわれることがある。 | 機序は不明である。 |
| サイクロセリン | 神経系の副作用を増強することがある。 | 機序は不明である。 |
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| インポテンツ | 頻度不明 |
| めまい | 頻度不明 |
| メランコリー | 頻度不明 |
| 下痢 | 頻度不明 |
| 不安 | 頻度不明 |
| 不眠 | 頻度不明 |
| 嘔吐 | 頻度不明 |
| 四肢知覚異常 | 頻度不明 |
| 女性型乳房 | 頻度不明 |
| 悪心 | 頻度不明 |
| 抑うつ | 頻度不明 |
| 月経異常 | 頻度不明 |
| 甲状腺機能低下 | 頻度不明 |
| 発疹 | 頻度不明 |
| 胃痛 | 頻度不明 |
| 胃部不快感 | 頻度不明 |
| 胸やけ | 頻度不明 |
| 脱毛 | 頻度不明 |
| 興奮 | 頻度不明 |
| 頭痛 | 頻度不明 |
| 食欲不振 | 頻度不明 |
| 黄疸 | 頻度不明 |
結核菌のミコール酸合成を阻害することにより抗菌作用を示す3)。
エチオナミドのヒト型結核菌H37RVに対する最小発育阻止濃度は次のとおりであった4),5)(in vitro)。
Dubos液体培地 1~5μg/mL 1%小川培地 10~25μg/mL Youmans培地 0.6~1.2μg/mL
エチオナミドは、SM、INH、PAS等の抗結核剤との間には、交差耐性のないことが認められた6)(in vitro)。
肺結核患者21例、健常人8例に500mgを単回経口投与したとき、22例は血中濃度のピークが4~6時間後にみられ、19例で6~12.5μg/mLの値を示した2)。