Clinical snapshot

チオクト酸注25mg「日新」

チオクト酸

添付文書改訂 2023年02月01日

効能・効果

チオクト酸の需要が増大した際の補給(はげしい肉体労働時)、Leigh症候群(亜急性壊死性脳脊髄炎)、中毒性(ストレプトマイシン、カナマイシンによる)及び騒音性(職業性)の内耳性難聴 上記の適応(効能又は効果)に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法・用量

チオクト酸として、通常成人1日1回10~25mgを静脈内、筋肉内又は皮下に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

9.7 小児等

  1. 9.7.1小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

  2. 9.7.2低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある。本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
めまい 頻度不明
下痢 頻度不明
心悸亢進 頻度不明
悪心 頻度不明
発疹 頻度不明
頭痛 頻度不明
食欲不振 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

チオクト酸は生体内においてピルビン酸、α-ケトグルタール酸などのα-ケト酸の酸化分解過程の補酵素として重要な役割を果たしていることが判明している。すなわちチオクト酸は生体内のもっとも重要なエネルギー産生過程であるTCAサイクルにピルビン酸が入る過程を仲介するとともに、TCAサイクルそのものを回転させる行程にも直接関与している1) 。