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チアミンジスルフィド錠10mg「ツルハラ」

チアミンジスルフィド

添付文書改訂 2022年08月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

本剤に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

  • ビタミンB1欠乏症の予防及び治療

  • ビタミンB1の需要が増大し食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、激しい肉体労働時など)

  • ウェルニッケ脳炎

  • 脚気衝心

  • 下記疾患のうちビタミンB1の欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合

  • 神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺、便秘などの胃腸運動機能障害、術後腸管麻痺

神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺、便秘などの胃腸運動機能障害、術後腸管麻痺については効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない

用法・用量

チアミンジスルフィドとして、通常成人1回1~10mg、1日1~3回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
口内不快感 等 頻度不明
嘔吐 等 頻度不明
悪心 頻度不明
軽度のかゆみ 頻度不明
過敏症状 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

チアミンジスルフィドが還元されたチアミンは、ATP存在下でthiamine diphosphate に変換し、生理作用を現す。糖質、タンパク質、脂質代謝で、また、TCAサイクルの関門として重要な位置を占めるピルビン酸の脱炭酸反応やTCAサイクル内のα-ケトグルタル酸の脱炭酸反応に関与している1)。

18.2 鎮痛作用

ウサギを用いてEichholtz-Slyzis法により行った鎮痛作用の比較実験においてTDSはチアミンの4~5倍の効果を示す2)。

18.3 抗炎症作用増強作用

ラットを用いた実験で抗炎症剤の作用を増強したとの報告がある3)。