Clinical snapshot

ソルアセトF輸液 (500mL)

酢酸リンゲル液

添付文書改訂 2023年04月01日

効能・効果

循環血液量及び組織間液の減少時における細胞外液の補給・補正、代謝性アシドーシスの補正

用法・用量

通常、成人1回500mL~1000mLを点滴静注する。

投与速度は1時間当たり10mL/kg体重以下とする。

なお、年齢、症状、体重に応じて適宜増減する。

使用上の注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1心不全の患者

循環血液量の増加により、症状が悪化するおそれがある。

  1. 9.1.2高張性脱水症の患者

水分補給が必要であり、電解質を含む本剤の投与により症状が悪化するおそれがある。

  1. 9.1.3閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者

水分、電解質等の排泄が障害されているため、症状が悪化するおそれがある。

9.2 腎機能障害患者

水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

低出生体重児、新生児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
末梢の浮腫 頻度不明
肺水腫 頻度不明
脳浮腫 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

本剤は細胞外液の補給・補正効果を示す。本剤に含まれる酢酸ナトリウムは、体内で代謝されてHCO3-となり、アシドーシスを補正する。