白癬:足白癬、体部白癬、股部白癬
ゼフナートクリーム2%
リラナフタート(Liranaftate)製剤
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
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2.1本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
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2.2他の外用抗真菌剤に対して過敏症の既往歴のある患者
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2.3臨床所見上皮膚カンジダ症あるいは汗疱、掌蹠膿疱症、膿皮症、他の皮膚炎等との鑑別が困難な患者[本剤は白癬菌以外に対して効果が期待できず、状態悪化のおそれがあるため]
効能・効果
用法・用量
1日1回患部に塗布する。
使用上の注意
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
相互作用
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| そう痒症 | 1〜5%未満 |
| 刺激感 | 1〜5%未満 |
| 小水疱性皮疹 | 1〜5%未満 |
| 接触性皮膚炎 | 1〜5%未満 |
| 潮紅 | 1%未満 |
| 疼痛 | 1〜5%未満 |
| 発赤 | 1〜5%未満 |
| 皮膚炎 | 1%未満 |
| 紅斑 | 1〜5%未満 |
| 自家感作性皮膚炎 | 1%未満 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
リラナフタートは真菌細胞のスクワレン・エポキシ化反応を阻害し、細胞膜構成成分であるエルゴステロールの生合成阻害により抗真菌作用を発揮する9)。
18.2 抗真菌作用
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18.2.1リラナフタートは、皮膚糸状菌(Trichophyton属、Microsporum属、Epidermophyton属)に対して強い抗真菌作用を有し、黒色真菌、二形性真菌及びその他の糸状菌に対しても抗真菌作用を示した10),11)。
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18.2.2リラナフタートの主な皮膚糸状菌の新鮮臨床分離株に対するMIC値は下表のとおりであり、優れた抗真菌作用を示した10),11)。
| 菌種(株数) | MIC(MIC90)† (μg/mL) |
|---|---|
| Trichophyton rubrum(57) | 0.009~0.078(0.078) |
| Trichophyton mentagrophytes(23) | 0.004~0.078(0.039) |
| Trichophyton tonsurans(2) | 0.019, 0.039 |
| Microsporum canis(18) | 0.009~0.078(0.019) |
| Epidermophyton floccosum(14) | 0.009~0.156(0.039) |
†( )は使用した菌株数の90%以上を発育阻止した濃度
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18.2.3リラナフタートは、T.mentagrophytesによるモルモット実験的白癬モデルにおいて、病変を速やかに改善した10),12)。
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18.2.4T.mentagrophytesによるモルモット実験的白癬モデルにおいて、感染3日前にリラナフタートを塗布した場合、発症を認めなかった13)。
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18.2.5リラナフタートは、T.mentagrophytesに対し、1ng/mLで菌糸の発育を阻害し、1μg/mLで細胞壁の剥離、細胞膜の破壊を示した14)。
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18.2.6リラナフタートは、T.mentagrophytesに対して、耐性を発現しなかった15)。
薬物動態
16.2 吸収
健康成人の背部皮膚にゼフナートクリーム2% 5gを単回又は7日間塗布し、未変化体をガスクロマトグラフ法により経時的に測定(検出限界:1ng/mL)した結果、単回塗布では、塗布後336時間までの血漿中、尿中に検出されなかった。 7日間塗布においても同様であった1)。