Clinical snapshot

セルニルトン錠

セルニチンポーレンエキス

添付文書改訂 2023年08月01日

効能・効果

  • 慢性前立腺炎

  • 初期前立腺肥大症による次の諸症状

排尿困難、頻尿、残尿及び残尿感、排尿痛、尿線細小、会陰部不快感

用法・用量

1回2錠、1日2~3回経口投与する。 症状に応じて適宜増減する。

使用上の注意

記載なし

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
便秘等 1〜5%未満
嘔気 1〜5%未満
発疹 頻度不明
胃部不快感 1〜5%未満
蕁麻疹等の過敏症状 頻度不明
食欲不振 1〜5%未満

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

作用機序は明確になっていない。

18.2 抗炎症作用

  1. 18.2.1前立腺炎に対する作用

去勢ラットに17β-エストラジオールを投与し誘発した非細菌性前立腺炎モデルにおいて、腺上皮細胞の低下した分泌機能を回復させ、腺腔内・間質への炎症性細胞の浸潤を抑制した24)。

  1. 18.2.2炎症に対する作用

ラットにおける卵白アルブミンによる急性足蹠浮腫並びにろ紙ペレット法による肉芽増殖を抑制した。 In vitroの試験において、ウシ血清アルブミンの熱変性、ラット赤血球の熱溶血をそれぞれ抑制した25)。

18.3 排尿促進作用

  1. 18.3.1膀胱機能に対する作用

無麻酔ラットを用いて測定した膀胱内圧曲線(シストメトログラム)において、排尿時の膀胱最大内圧を増大させた。なお、排尿回数、排尿直前の排尿閾値圧にはほとんど影響しなかった26)。

  1. 18.3.2下部尿路平滑筋に対する作用

In vitroの試験において、マウスの摘出膀胱筋を収縮させ、この作用はセルニチンT60に基づくものであった。一方、マウスの尿道筋ではノルエピネフリン収縮を抑制し、また、セルニチンGBXはブタの摘出尿道筋を直接弛緩させた27)。

18.4 抗前立腺肥大作用

正常ラット及びテストステロンを投与した去勢ラットで前立腺の重量増加をそれぞれ抑制した。一方、精嚢、睾丸、副腎等の他臓器の重量及び病理組織学的所見に著変はなかった28)。